実家の事情で今年(2019年)に入ってから毎月1週間ほど大阪通いをしている。
しばらく桃谷とか鶴橋とかそのあたりのネタをいくつか。
実家の事情というのはまあ母がややこしい症状でわりと長期に渡って入院を余儀なくされたのだが、主治医からは食べられるものは何でも食べさせてよい、特に栄養・滋養に富んだものをと言われ、ぼくが顔を出すたびに何が食べたいかを本人に聞くのがまいどのお約束。
ある日突然、小籠包が食べたいと言った…それまで全く話題にしなかったのに。
思いつき、気まぐれのパターンが多いとはいえ、具体的に挙がると何とかしようと息子は思う。
テイクアウトでき、しかも病院までもっていっても大丈夫そうな距離の店を探す。
ヒットしたのが、JRなら桃谷駅、地下鉄谷町線なら四天王寺前夕陽ヶ丘駅が最寄りの、中国料理店「其蘭」。
最近移転をしてきたらしく、比較的新しい店構えだった。
中国料理 其蘭
其蘭は「きらん」と読む。
本格的な上海料理が食べられる店らしいが、小籠包の偵察に行くために訪問。
テイクアウトできるというのも条件に当てはまっている。
偵察はテイクアウトではなく、店内で。
せっかくだからある日の夕食として向かったのだった。
店内はなかなか広く、40席あるらしい。
ぼくは一人なのでカウンターへ。
蒸し小籠包、600円。
まずはこれであろう。
蒸すのに15分ほどかかるらしい。
他のページも確認。
ぼくの中華の好物の一つが、五目焼きそば![]()
この日はさっと済ますつもりだったので、あと一品は五目焼きそば、900円にしよう。
車でないのでお酒も。
紹興酒の1合ボトル、680円。
そのまま常温でいただくことにする。
小籠包が蒸しあがる前に、五目焼きそばが到着。
おお、これこれ![]()
由緒正しい?五目焼きそばの様相がある![]()
小学生の頃、近所にあった出前専門の中華料理屋を思い出した…まあ五目焼きそばを食べる度に思い出すのだが(^^;
ちょっと特別な日に出前をしてもらったそこの絶品な五目焼きそばで、ぼくの五目焼きそばロードは始まったのだった。
今は亡きそこの店のと見た目はそっくり。
具の種類はこれで十分。
すでに五目以上あるし。
面の焦がし具合もなかなか好み。
味付けはぼくジャストではなかったものの、十分楽しめる内容だった。
まずはよし!
ちびちび紹興酒を舐めてると、ようやく小籠包が到着。
まずはしっかりとした出来合い。
皮が破れてるなんてことももちろんない。
対比するものがないが、何とか一口で口に入れられるサイズ。
これも平均的な小籠包の大きさであろう。
…マニアでないので詳しいことは知らないのだ。
頭のヘソ?の部分を箸でつまみ小皿に載せる。
持ち上げた段階で中にスープがたっぷり入っていることが分かった![]()
まずは何も味付けをせずに、冷ましつつ一気に口へ。
あちちちのスープが美味しい!
豚の脂の甘味がしっかり乗っている。
なかなか気に入った。
飲みつつなので、3個めあたりでちょっと冷めてくる。
するとスープ内の豚の脂の塩梅が、ムア~と広がる感じになった。
ぼくは問題ないが、このニュアンスは母が苦手な感じであることは長年の経験で知っている。
この店からテイクアウトして病室へ走っても、これぐらいは冷めてしまうだろう。
やはり小籠包が蒸したての熱々をあふあふ呻きながら食べるぐらいがよいのだ。
よって個人的には気に入ったが、テイクアウトは断念。
そんなこんなを翌日母に説明したら、あっさり納得。
やっぱり鰻かな~だって…全然ジャンルも値段も違うやん![]()
其蘭
大阪府大阪市天王寺区真法院町7-29
06-6776-8876
11:00~22:00 (L.O.21:30)
無休
2019年2月入店












