板留温泉「民宿はせ川」の後、もう1湯ぐらい板留で入りたいと思いながら、先述通り連続してフラれる。
その内の1軒に、立寄りだったら斉川さんところがやってるわよと言われ、ならばと訪れたのが「旅の宿 斉川」。
部屋は10室ほどの小規模旅館。
よく見ると看板の下にこのような表記↓。
「立寄湯できます」とあり確かに安心して立寄れるが、できるかできないかのドキドキ感はない(^-^;
板留温泉 旅の宿 斉川
堂々と宿の中へ。
玄関上ってすぐ右に受付があると思ったら、そうでなく2Fとのこと。
館内にはシャンソンが流れていた。
奥に見える大きなこけしは張り子である。
そう言うわけで階上へ。
ちなみに女湯は中2F、男湯はその上の2Fであった。
それぞれ内湯と露天風呂がある。
また他に貸切の浴場もあるらしい。
立寄り入浴料はここにきて初めて500円。
それでも全国的な宿の立寄り入浴を思うと高くはないだろう。
ちなみに宿泊は2食付きで8000円ぐらいから。
朝食のみや湯治コースなどもあるらしい。
終始独り占めにて入浴することができた。
それでは浴場内へ。
「はせ川」と打って変わって、かなり広い浴場であり浴槽だ。
浴場はL字型。
プールのような浴槽は10人以上が楽に入れるであろう。
洗い場も充分な規模がある。
まずL字型の折れ曲がった部分に5人分。
さらに浴槽の後ろには4人分。
10室規模の宿にしてはしっかり大きな浴場。
立寄り入浴を率先してやっているのもよく分かる。
そしてカランを捻ると源泉が出た。
さらに浴槽に向かって伸びている緑のホース。
これは加水用の水ではなく、これまた源泉なのである。
すなわち加水なしの完全かけ流しである![]()
無色透明な湯は「はせ川」と同じ源泉「板留3号源泉」。
おさらいをしておく。
源泉温度60.6度、pH7.39のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。
成分総計は1.871g/kg。
源泉は動力揚湯で湧出量は438リットル/分。
オーバーフローは基本的に浴槽手前左端の溝から溢れていた。
湯口がなぜか2つ並んでいる。
浴槽の角にある堂々たる湯口の他に、張りぼての囲いがされた湯口。
どちらも源泉が出ているのだが、元の湯口だけだと投入量が足りずに付け足したのだろうか。
せっかくだから元からあると思われる湯口をアップで。
析出物や沈着が何とも素晴らしい。
淡い芒硝臭があり、淡い塩味がするのは源泉が同じだけに一緒。
ただし加水されてないのと投入量の多さ、人が入ってないと思われる新鮮さが際立っており、かなりよい印象だ。
よりしっかりとしたスベスベ感が、僅かなキシキシ感と共に感じられた。
肌に膜を張るような感覚があり、何とも心地よい![]()
通常はシブくて小さな浴槽を好むが、ここは気に入った。
湯口の横のガラス戸から外に出ると露天エリア。
露天風呂と言っても、スーパー銭湯などでよく見るツボ湯的な浴槽が2つ。
どちらも大浴場と同じ源泉を使用しており、完全かけ流しなのも同じ。
浴槽に浸かると風景は臨めないが、立ち上がるとご覧の眺め。
川とは逆の方向なので、何とも長閑な里山風景が楽しめる。
ではそれぞれの浴槽を、一応。
実はどちらも結構ぬるかった。
投入量が少なく誰も入らないまま時間が経っていたのか、下部の温度が特に低い。
これなら大浴場の方が断然よい。
それでも湯口の可愛さは必見![]()
何かの植物のような白いのがこんもりとしていた![]()
完全かけ流しではあるが源泉温度を考えるとぬる過ぎるので、やはりこの後は大浴場の湯に入りなおしたのであった。
板留温泉 旅の宿 斉川
青森県黒石市板留字宮下8-1
0172-54-8308
立寄り入浴料 500円
時間は要確認
<源泉:板留3号源泉>
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性・中性・高温泉)
60.6度
pH7.39
成分総計 1.871g/kg
483リットル/分(動力揚湯)
無色透明
淡芒硝臭あり
淡塩味あり
しっかりとしたスベスベ感と僅かなキシキシ感あり
肌に膜を張るような感覚あり
完全かけ流し
2018年5月入湯
※数値はH23年の分析書より

























