2016年4月の塩原の湯シリーズ、再開。
温泉に今ほど熱くないときからずっと知ってる、ホテルニュー塩原のCM
正直バカにしていた時期が長かった。
でも今だからこそ、立寄ってみたい。
塩原では門前温泉エリアにあたり、例のおもて那須手形で無料で入れる宿の一つでもある
塩原 門前温泉 ホテルニュー塩原
そのCMだが、そういえば最近見てないなと思ったら、いつの間にか岡部グループから、あの大江戸温泉物語グループと経営が変わっていたのだ。
温泉宿再生企業の一つとして躍進著しい大江戸温泉物語グループ。
大型温泉宿の経営が全国各地で厳しくなっていく昨今、その形態を維持しながら経営を軌道に乗せるという意味ではスゴいグループである。
平日の昼前だが、子供を含む家族連れが結構いる。
立寄り入浴料700円が、そう言うわけで、おもて那須手形で無料。
浴場へ行く前に、広い館内を少し散策。
様々なものが売られる売店コーナー。
婦人服コーナーなんてのもあるようだ。
滝見茶屋も広く、なかなか惹かれるものがあった。
お昼時に近かったが、もうしばらく我慢。
歌謡ショーも随時開かれており、こちらのスターは宇都ノ宮アキラさん。
これはちょっと観たかった
この他「バー貴婦人」というラウンジがあったり、カラオケコーナーやボーリング場まである。
しかし我々の目的地はこちら。
いくつかある浴場の内、日帰りで入れるのはこちら「湯仙峡」のみである。
この写真↑で岩風呂となっているのが西館の浴場。
めざす「湯仙峡」はまた別館である。
台風の水害などで一時期閉鎖をしていた湯仙峡、2015年末にリニューアルオープンしたとあって、ピカピカの施設なのだ。
この長い渡り廊下は、箒川を渡っているのである。
CMでは虹のかけ橋とされていた、あれだ。
今でも夜は天井に流れ星が流れるのだろうか。
窓から外を眺める姉弟が「ほら、ビューティ&ヘルシー館よ」って言っていたのだが、窓から見えるのは塩原の温泉街である
逆側を見ると↓、ホテルニュー塩原の大きさがうかがい知れる。
見える2つの建物は共にホテルニュー塩原だ。
もしかしたらこのどこかにまだビューティ&ヘルシー館があるのかもしれない(未確認)。
真ん中の源泉の排湯による析出具合が素晴らしい。
渡った建物の地下1Fが湯仙峡。
男女別に男湯が5つ、女湯が6つの浴槽がある。
それでは男湯、ピカピカの浴場へ。
お、館内にあれだけ人が居たのに、こちらは何と独り占めできそうな感じだ
浴場は大きく2つに分けられており、手前に洗い場と浴槽が1つ、奥に浴槽が4つとなる。
まず手前から。
また色味が黄色っぽくなっているのはご容赦を。
ちなみに使用されている源泉は、湯仙峡では全て同じ。
源泉名「七絃不動の湯・町営門前1,4号・町営門前2号混合泉」。
他の建物にある浴場(岩風呂)での使用源泉は未確認。
こちらの浴槽は循環使用であり、消毒の塩素臭も淡く漂っていたので、詳細は他の浴槽で。
循環と言ってもかけ流し併用であり、少しであるが常にオーバーフローはあった。
洗い場はかなり広く、それぞれに衝立のある立派なものだ。
シャワーも最新式。
シャンプーとリンスは別である(ぼくには関係ないが
)。
ちなみにカランからは源泉は出ない。
それでは奥にある4つの浴槽へ。
手前に先ほど見たのに似ている循環の浴槽が1つ。
一番向こうの外窓側に、露天風呂と称しているが、窓の屋根がある一番大きなメイン浴槽。
写真↑の左奥が立ったまま浸かる立ち湯。
真ん中にも小ぶりの浴槽が1つある。
右側にある岩からは源泉が出ていた。
広い浴場の中にこういうのが1つあると、グッと雰囲気が高まる
内窓側にあるこの浴槽↑は、先の浴槽と窓を挟んで対峙しており、やはり淡い塩素臭のある循環使用。
写真ではわかりにくいが、この浴槽の奥には水風呂があり、右側の細長い扉はサウナの入口である。
循環浴槽は置いておき、かけ流しとされる他の3つの浴槽へ。
まずは立ち湯。
微々白黄色にささ濁りの湯は源泉温度55.1度のナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩温泉。
pH7.3で、蒸発残留物は1.2866g/kg。
まろやかな淡い塩味がある。
消毒の塩素臭はない。
立ち湯だけに深く、十分に源泉の力を感じることができる。
加水かけ流し。
しっかりとしたスベスベ感があった
他の湯口も見ていくと、クリーム色の析出物も観察できる。
オーバーフローの跡には黒っぽい沈着も。
これ↓は真ん中の小浴槽にて。
茶色系の細かな湯の花も観察できる。
こちらも加水してのかけ流しだ。
それでは一番奥にあるメイン浴槽へ。
一枚の写真に収められないほどの広さがある。
形も複雑だ。
露天風呂と称しているが、先に述べたように天井も窓な明るい内湯といった感じ。
ただしこの広さゆえ、開放感はかなりのものだ
外側の窓が下半分閉じてあるのは常なのか不明だが、目隠しとは言えちょっと残念。
源泉も湯使いも同じはず。
この広さだから、加水せずに利用しているのかもしれないが、湯使いの細かなところは不明。
しっかりしたスベスベ感はこちらももちろんある。
炭酸水素イオンは375.1mgだが、メタケイ酸が266.6mgあるのはなかなかの値だ。
浴場の窓から外を眺めてみた。
対岸にある建物から出る、上でも指摘した排湯に伴う析出物の存在感が素晴らしい。
見上げたら渡ってきた渡り廊下(虹のかけ橋)が見えた。
緑色だったのか。
大規模な宿ならではの大規模な浴槽、しかもかけ流しであるのが値打ち高い。
宿泊客しか入れない方の浴槽は、全て循環使用という話を聞いたことがある(自分では未確認)。
何よりまだリニューアルしたての新しさがあり、万人に薦められる湯であろう。
塩原 門前温泉 ホテルニュー塩原
栃木県那須塩原市塩原705
0570-021126
立寄り入浴料700円のところ、おもて那須手形で無料
<源泉:七絃不動の湯・町営門前1,4号・町営門前2号混合泉>
ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩温泉 (中性・低張性・高温泉)
55.1℃
pH7.3
蒸発残留物 1.2866g/kg
240リットル/分(動力揚遊)
微白黄色に微々ささ濁り
ほぼ無臭
まろやかな淡塩味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
茶色系の細かな湯の花あり
加水かけ流し浴槽と、加水循環併用かけ流し浴槽あり
2016年4月入湯
※数値はH17の分析表より

































