下諏訪温泉を「菅野温泉」「遊泉ハウス児湯」と並べ入ったあとは、電車に乗って上諏訪温泉へ向かう。
もちろん電車賃は18きっぷに含まれるので加算なし![]()
上諏訪温泉でのこの日のメインイベントは、一つ離れたエリアにある共同浴場「宮の湯」なのだが、営業時間の関係でその前に2湯ほど訪れることにした。
まずは諏訪方面の立寄り浴場で一般的に一番有名であろう「片倉館」へ。
1999年に入浴しているが、昔過ぎて実感としてあまり覚えてない(^^ゞ
これ↑だったっけと思ったら、諏訪市美術館だった。
噴水池(噴水は出てないが)に向かい、美術館の隣の建物が片倉館であった。
片倉財閥が昭和初期に建立。
浴場に改造したのではなく、当初から浴場だったのだ。
国の重要文化財に指定されている浴場なのである。
国の指定はともかく、建物は再訪の価値が十分ある重厚さだ。
上諏訪温泉 片倉館
ほぼ12時頃に到着。
観光地でもあるので、さすが人の出入りが多い。
入浴料は650円。
1999年当時は350円だったから、ずいぶん上がってしまった。
ただしHPから100円引きの割引券とか手に入れられるらしい。
実はこの時点ですでに塩素臭が漂っていた![]()
支払う前にやめて帰ろうかとも思ったが、以前来たときの写真は見当たらないし、まあ仕方ないと腹をくくる。
建物内はさすが趣がある。
浴場への入口もなかなか重厚。
脱衣所は広く、人もそれなりだが、どうやらそんなに混んではなさそうだ。
風呂場へはこのような入口をさらに通る。
このあたりはおもしろい。
片倉館と言えば、千人風呂。
昭和初期のロマンが残る浴場だ。
浴場はプールのように広く、そして深い。
身長177cmのぼくで、立って入ってヘソ上10㎝ぐらいまである。
天井も高く、冬場でもほとんど湯気がこもらないのがよい![]()
浴場の左右は洗い場ではなく、洗い場は写真↑の手前側にある↓(他の場所にもあり)。
浴槽からは隠れて見えないようになっている構造、良いではないか。
ご覧の様に↑、しっかり近代的な洗い場だ。
目の前の天井まで届く構造物の後ろが洗い場↓。
さて、無色透明な湯は混合泉。
三ツ釜1号・2号、あやめ源湯を混合している。
源泉温度64.5度、pH8.01の単純温泉。
溶存成分総量は0.6249g/kg。
加水し循環ろ過しているが、オーバーフローはあった。
加水循環併用かけ流しである。
それにしてもどうしても気になり続けるのが消毒の塩素臭![]()
やはりせっかくの上諏訪の源泉が台無しになるレベルと言えよう![]()
昔はこんな消毒臭、あったっけ・・・。
味もしっかり塩素味で不味い。
スベスベ感はあった。
深い浴槽は、塩素臭さえなければ循環併用でももっと楽しめたのに。
このメインの千人風呂の他に、デフォルトでジャグジーのある小浴槽がある。
文字通りグッと規模は小さいが、やはり塩素臭で入る気がしない。
ただし分析表によると、この浴槽は循環せずのかけ流しとのこと。
オーバーフローはさほど多くない。
と言うわけで、湯マニアはここでなく、やはり共同浴場系をせっせと回ろう。
例えば「湯の脇 平湯」が比較的似た構成の混合泉を使用している。
構造物としては一見の価値はあるので、そちら方面に興味のある方はどうぞ。
上諏訪温泉 片倉館
長野県諏訪市湖岸通り4-1-9
0266-52-0664
入浴料 650円
<源泉:三ッ釜1号・2号、あやめ源湯の混合泉)>
単純温泉(弱アルカリ性・低張性・高温泉)
64.5℃
pH8.01
溶存成分総計 0.6249g/kg
無色透明
消毒の塩素臭しっかり
消毒の塩素味しっかり
スベスベ感あり
加水・循環ろ過併用かけ流し(千人風呂)
2016年3月入湯
※数値はH18の分析表より


















