2016年2月の千葉の湯、「正木温泉」の後にちょいとはさみ、最後に訪れたのは習志野市唯一の温泉。
首都圏の温泉銭湯巡りをよくしていた頃から課題の湯として残していた「鷺沼温泉」である。
最寄りの駅は京成津田沼駅。
ほぼ千葉街道(国道14号)沿いにあると言ってもよいであろう、街中の温泉銭湯だ。
ほぼというのは、道路の入口からかなり奥まったところに建物があるからである。
道路からもはっきり見える「ゆ」の字が何ともソソる![]()
鷺沼温泉
ちなみに鷺沼は地名。
1950年創業というから、還暦を越えている。
暖簾は新しく、銭湯というより温泉感があるね![]()
入口からして男女別。
すなわち昔ながらの番台形式。
やはり紛うことなき銭湯である![]()
脱衣所の棚に並ぶ常連さんのお風呂セットが壮観。
ずっと愛され続けている銭湯なんだろうなぁ。
脱衣棚はなく、床の籠に衣服を入れるスタイルもグッとくる。
浴場の奥に浴槽があるのも基本的な銭湯スタイルで、2つの浴槽がくっついて並んでいる。
源泉を加温・循環して使用しており、真湯の浴槽は無い。
源泉水風呂も残念ながら無い。
2つの浴槽は高め低めで分けているようなのだが、違いの記憶が無い。
洗い場も銭湯スタイルに忠実。
真ん中のカランの列にはシャワーもあるが、両壁にはシャワーは無い(確か)。
タイル画が色々あって飽きない。
浴槽側にあるメインのタイル画は、まず下がなかなか見事な鯉。
「大衆ノ爲風呂ニ腰ヲカケナイ様願ヒマス」という文字が何とも時代を感じるが、果たしてどういう意味なのか![]()
鯉の上の画はタイル画ではないが、王道の富士山。
タイルでない分、あっさり見える。
詳しい分析表が無いのだが、源泉名は「鷺沼温泉」。
源泉温度16.8度の重炭酸そうだ(炭酸水素ナトリウム)の値で温泉法の温泉。
pHは8.87のアルカリ性で、成分総計は0.651g/kg。
湧出量は227リットル/分もあるらしい。
このような↑効能表が浴場内に掲げてあった。
加温で循環、基本的にオーバフローも無いのだが、浴槽にある蛇口を捻ると非加熱(温まってはいるが)源泉を自由に足すことができる![]()
仄かなモール臭と淡い甘味を感じた。
麦っぽいニュアンスもある。
嫌な消毒臭などは無い。
ピンクの桶で分かりづらいが、色は淡い褐色透明。
スベスベ感がある。
何より浴場全体の雰囲気がとても味わい深く、温泉マニアでなくてもぜひ訪れて欲しい湯だ。
鷺沼温泉
千葉県習志野市鷺沼1-14-5
047-452-2523
入浴料 420円
重炭酸そうだの値で温泉法の温泉
16.8度
pH8.87
成分総計 0.651g/kg
227リットル/分
淡褐色透明
微モール臭あり
微甘味あり
麦っぽい風味あり
スベスベ感あり
加温循環
2016年2月入湯
※数値はH24の調査を含む
















