※上諏訪温泉「精進湯」は2017年3月で閉館しました。現在は跡地に「お手湯」があります。
2015年某日、その年の12月末日で上諏訪にある衣温泉が廃止になるという情報が流れた。
どうしても入っておきたく、年末に無理矢理スケジュールを調整。
日帰りで、この際に諏訪の湯めぐりをすることにした。
ぼくとしては珍しく、在来線の特急を使っての往復である。
新宿駅7時ちょうどのスーパーあずさ1号。
在来線の特急で一番よく利用してきたのが「あずさ」であろうか。
と言っても久しぶりの乗車。
鉄ちゃんだった少年の頃の感覚に少し戻ってワクワクする・・・これが国鉄色の国鉄時代の車両だったら完全に数十年若返ったな![]()
上諏訪駅9時14分着。
まずは駅から一番近くにある共同湯、「精進湯」を目指す。
駅から徒歩数分ぐらい。
三階建ての地味なビルの1Fにある。
階上で湯上りに寛げたりできるわけではなく、1F一部のビル銭みたいな造りだ。
とは言え精進湯自体は江戸時代から続くらしく、上諏訪四湯(他は、現在は跡だけの虫湯、現在はジモ専の小和田の平湯、後程訪れる湯の脇平湯)に数えられる由緒正しい浴場である。
入口は男女別。
朝7時からの営業で、朝の営業は10時までなので、AM営業の終わり頃に来たことになる。
上諏訪温泉 精進湯
入浴料は250円。
どうやら男湯はぼく一人のようだ。
ロッカーの下に見えるのは、源泉を利用した暖房用のパイプであろうか。
浴槽はこじんまりとはしているが、洗い場面積もそれなりにあり、3人ぐらいまでならゆっくりできそうだ。
洗い場は4人分。
シャワーがあるカランは3つ。
鏡の上に蛍光灯があるのがちょっと面白いが、日が落ちると全体的に薄暗いのであろうか。
この精進湯の使用源泉は、「湯の脇混合槽」で、あやめ源泉・三ッ釜源泉、湯の脇源泉の混合泉。
次でも取り上げるが、上諏訪に湧く豊富な源泉は基本的に市の水道課が管理し、集約して配湯している。
地域によって使用・統合源泉は変わるが、水道課が管理するぐらいで、我々観光客が入れる浴場の方が圧倒的に少ないのだ。
つまり一般家庭や組合員専用浴場(ジモ専)が主流なのである。
湯気で写真が白っぽくなってしまったが、湯は無色透明。
源泉温度55.4度、pH8.4の、単純温泉。
成分総計は0.5386g/kg。
温度は43~4度とちょい熱めぐらい。
写真↑では分かりにくいが、当然かけ流し。
加水しての使用と書かれていたが、ぼくが入ったときは水の蛇口は閉じられていた。
冬季はもしかしたら完全かけ流しになっているのかもしれない。
ほぼ無味無臭。
ごくごく僅かに薬臭のようなものを感じたが、よく分からない。
成分的には塩化物泉系で、硫酸イオン87.6mg、炭酸水素イオン66.9mgとも目立つものでない。
メタケイ酸は90.6mg。
スベスベ感はあった。
冬の朝の1湯目として、キリっと熱めが心地よい。
朝の営業終了時間間際までゆっくりさせてもらった。
次は上諏訪の街を、湯の香りに誘われるように散策してみる。
上諏訪温泉 精進湯 ※上諏訪温泉「精進湯」は2017年3月で閉館しました
長野県諏訪市諏訪1-5-16
0266-58-1894
入浴料 250円
<源泉:湯の脇混合槽(あやめ源泉、三ッ釜源泉、湯の脇源泉の混合泉)>
単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
55.4℃
pH8.4
成分総計 0.5386g/kg
無色透明
ほぼ無臭
ほぼ無味
スベスベ感あり
(加水)かけ流し
2015年12月入湯
※数値はH27の分析表より














