熱海界隈の湯を巡った後、次は伊豆のどこの湯へ行ったかと思うでしょうが、向かったのは焼津。
これが思ったより遠かったですわ…着いたら18時過ぎ。
日が暮れてしまった。
静岡、広すぎ![]()
まず最初に向かったのは、焼津の黒潮温泉の日帰り施設。
ブログを始めるずっと前に、駅前の「焼津駅前健康センター」に夜中到着、宿泊と入浴+αってのはやったことがあるが、今回向かったのは元湯名乗る、元宿泊施設。
現在は日帰りのみの営業となった、黒潮温泉元湯「なかむら館」である。
交通量の多い道路から中に入り、住宅地の並びにある。
焼津港から離れているようで、実際は2~300mぐらいのところにあるようだ。
裏に回ると源泉のタンクがあった。
敷地内で源泉が湧出しているのだ。
この源泉は50号井。
ただしこの「なかむら館」はこの50号井を単独使用しているわけではない。
他の源泉(高草1号井、2号井も?)と混合して使用している。
焼津のこれらの源泉、写真↑の表記で分かるように、もとも天然ガスの湧出を狙って掘削されたもの。
温泉が出たため、ではその源泉も利用しようということになったようである![]()
焼津黒潮温泉元湯 「なかむら館」
地元の共同浴場、銭湯のようになっているのだろう。
仕事帰りの入浴客が結構いそうだ。
入浴料は400円。
男女別の内湯のみの浴槽へ向かう。
階上はどう使用されているかは分からない。
案の定、先客が3人ほど。
今宵の宿のチェックインがまだだったので、人がはけるのを待つために粘ることはできない。
あきらめて、ご一緒させていただく。
浴槽は3人ぐらいが入れる大きさ。
僅かに黄色がかった透明な湯は、上記のように混合泉。
焼津黒潮温泉と表記されることも多いが、分析表には「混合泉」とのみ記されていた。
50号が敷地内湧出なので単独使用して欲しかったが、混合しての一括管理が行政的な方針なのだろうから仕方あるまい。
混合しての源泉温度50.5度、成分総計15.1g/kgある高張性のカルシウム・ナトリウム-塩化物温泉。
pHは8.5とアルカリ性。
シンプルな湯口からの源泉投入量はドバドバというには遠いが、加水なしに完全かけ流しにて使用するにはこれで適当であろう。
不思議な薬臭がする。
ヨウ素と臭素からくるものであろうか。
そんな味わいも少し感じらる。
何より強烈なのが苦味と塩味。
炭酸水素イオンも硫酸イオンもほぼ無しというのも珍しい。
アルカリ性とそして炭酸イオンが17mgほどあるからだろうか、濃い塩化物泉以上のスベスベ感があった。
やはり共同湯的な性格のこちら、石鹸類は備え付けてないが、申し出れば貸してもらえるらしい。
焼津に来てまず1湯というのなら、オススメである。
焼津黒潮温泉元湯 「なかむら館」
静岡県焼津市駅北1-14-7
054-628-4697
入湯料 400円
<源泉:混合泉>
カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉(高張性・アルカリ性・高温泉)
50.5℃
成分総計 15.10g/kg
微黄色透明
薬臭?あり
強塩味、強苦味、淡ヨウ素・臭素風味あり
スベスベ感あり
完全かけ流し
2015年10月入湯
※数値はH22の分析表より












