駅前温泉の後は熱海から少し湯河原方面へ移動し、伊豆山温泉を目指す。
湯好きで伊豆山と言えば、まずは史跡の走湯温泉跡に行かねば。
奈良時代に発見された横穴式の源泉で、1日に7000石、走るがように湯が海岸まで流れて出ていたらしい。
往時の源泉(伊豆山1号源泉)は、周りでの温泉掘削の影響を受け枯渇。
現在は昭和45年に掘削した「第2走り湯」となるそうだ。
中を覗くと、湯気が雲の様になっている![]()
当然眼鏡もカメラも曇りまくりだが、やはり奥まで行ってみよう。
どうなっているのかよく分からないが、とにかく熱い湯がドバドバであった![]()
ではそのすぐ近くにある、伊豆山浜浴場へ。
伊豆山温泉の共同浴場は、10年ほど前に廃止になった般若院浴場亡き後、この浜浴場のみである。
伊豆山温泉 伊豆山浜浴場
伊豆山浜浴場というより、現在は「走り湯 浜浴場」という呼び名なのだろうか。
伊豆山浜会館という公民館の1Fに浜浴場があるのだ。
傾斜地に建っており、写真↑からも海が臨めるのがお分かりであろう。
この傾斜地を海に向かって熱い源泉がドバ~って流れている画を見てみたかった。
入浴料は350円。
現金を番台で支払う。
ちなみに14時半からの営業で、着いたのは15時過ぎ。
先客が少々。
鍵のかかるところもまだしっかり残されている(^^ゞ木製ロッカーの番号も勇ましい![]()
浴場はなかなか広々としており、浴槽は温度によって2つに区切られている。
左右に洗い場があり、向かって左の窓側にはカランが4組↓。
向かって右側は、以前は3組あったと思われるが、現在は2組のカラン↓。
2つの並んだ浴槽に注がれる源泉は同じ。
先に記した「第2走り湯」を加水してかけ流しにて使用している。
分析表が見当たらなかったので検索した結果なのだが、源泉温度71度のカルシウム・ナトリウム-塩化物温泉。
温度調整は入浴客によって自由に調整されるようだが、このときは左のぬるい方が42~3度、右の熱い方が45~6度ぐらいだっただろうか。
湯は浴槽で微黄色透明。
共に源泉はパイプで浴槽の底まで送られている。
淡い磯臭があり、かなり特徴的な強い苦味が印象的。
塩味ももちろんしっかりあるが、苦味に比べたらさほど強くはない。
成分総計は9242.1mgらしいので、等張性となる。
右の熱い浴槽はさすがに肌がビリビリする。
共同湯の熱い湯はそういうものであろう(^^ゞ
自然なスベスベ感があった。
ではぬるま湯の浴槽も。
ぬるま湯というほどには全然ぬるくないが、やはり元の温度が高い源泉は、できるだけ熱めで入りたいものだ。
それなりに古びてきているが、末永く維持されることを祈る。
伊豆山温泉 伊豆山浜浴場
静岡県熱海市伊豆山579-37
入湯料 350円
<源泉:第2走り湯>
カルシウム・ナトリウム-塩化物泉(等張性・弱アルカリ性・高温泉)
71℃
成分総計 9.2421g/kg
微黄色透明
淡磯臭あり
塩味、強苦味あり
スベスベ感あり
加水完全かけ流し
2015年10月入湯

















