目指す底倉温泉は、宮ノ下温泉と言われるが底倉の源泉を引いている共同湯や、大きな立寄り施設などはブログ開設前に入っているが、その頃より行きたいのに後回しにしてきたところがあった。
この機会にゆっくり立寄れれば・・・。
向かったのは蛇骨川の渓流沿いにある、旧病院を温泉施設にした、「函嶺」。

うっそうとした緑に包まれるようにしてある、趣たっぷりの建物である。

こちらは宿泊はやっておらず、日帰り入浴のみ。
入浴だけなら、700円/人で貸切(1時間)にて入れるのだ
と言うか、現状で貸切使用のみである。
底倉温泉 「函嶺」

いきなり自動販売機が見えちゃうのはご愛敬(^_^;)
受付はこちらだが、浴場は建物内ではない。
女将さんに案内され、湯小屋へ向かう。

写真↑右の小屋も以前は浴場として使っていたらしいが、今は閉ざされている。
正面の1つのみを男女関係なく、先述通りグループごとに貸切使用となる。
湯小屋へ到着。

暖簾こそあるが、どなたかのお宅にお邪魔するようだ。
引き戸を引いて、後は独り占めタイム

何人までの同時入浴を設定しているか分からないが、脱衣所はシンプルながら狭くはない。
エアコンや扇風機もなく、浴後の引かない汗は備え付けのウチワでの対応となったが(^^ゞ
では風呂場へ。
まずは後ろに広がる緑、竹藪に感激~
緑の濃い時期も幸いしただろうけど、この風景を独り占めしながらゆっくり入れるとはなんと贅沢か
洗い場も実にシンプルで、カラン&シャワーが1組のみ。
後は加水用のホースのみ。
できるだけ濃い状態で入りたいので、とりあえずホースは外した。
無色透明な湯は源泉温度67.6度の底倉温泉。
pH7.2のナトリウム-塩化物温泉だが、成分総計は1.051g/kgとあっさり。

析出物や沈着も美しい湯口。
ほぼ無臭で、淡い塩味と仄かな昆布ダシ味が感じられた。
湯は実に新鮮で、温度はホースを外したせいもあるが、浴槽で44~5度と熱め。

それでも緑の風を感じながらの入浴は実に心地よい
さらに数値からは予想できない、しっかりしたスベスベ感も気に入った
この湯、この雰囲気で一人から貸し切れての箱根で700円は、他を凌駕する素晴らしさだ
今度はあえて真冬とかにも来てみたい。
「大和館」より始めた箱根の小シリーズはこれで終了。
別の温泉地でもう一軒立寄りを試みたが臨休でフラれたので、角煮ラーメンを食べて帰途に就いた。
底倉温泉 「函嶺」
神奈川県足柄下郡箱根町底倉558
0460-82-2017
入浴料 700円(1時間貸切)








