
今回もタライ備え付けとはいえ、もちろん入浴施設ではなく、正真正銘の現役洗濯場なのである。
無料開放しているが、地元の方が朝から洗濯物を持ってここにやってくる。
タライの向こうに見える椅子↑は、洗濯の際に使用するものだ。

洗濯中の地元の方に話を聞くことができた。
むかしある金持ちが温泉を掘削したのだが、結局自宅に引くことはなかったらしい。
現在もどこにも引かれず、ここで湧出するがままになっている。
もったいないのでタライを置いて洗濯場にしているそうだ。
地元の方同士で大体朝から洗濯する順番も決まっているらしい
よそからお嫁に来られたそうだが、自然と温泉が豊かで、こんなにいいところはないと言っておられた…ああ、羨ましい
洗濯が終わった後で源泉を観察させてもらう。

温度は35度。
確かに真冬でも快適に洗濯できる温度。
しかも湯浴みをしたくなる温度である

無色透明の源泉はやや淡いタマゴ風味とタマゴ味、そしてほろ苦さと僅かな甘みを感じた。
洗濯だけでなく足湯をしていく人も多いそうで、お言葉に甘えて湯友と足湯をさせてもらった。

しかし不埒な輩がいるもので、全身浴をしようとして備え付けのタライを破壊してしまい、しかもそのままにして帰ったらしい。
今後ここを訪れる旅行者も、絶対そういうことはしないでいただきたい。
ぼくが足を漬けているタライも底が抜けていた
適当なタライがあれば寄付して帰りたかったが、あいにく入浴用の大型しかない。
だからというわけではないが、洗濯等の邪魔にならない時間を確認して出直し、持参のタライで全身浴させていただくことにした。
もちろん浴用タライは自ら持ち込む。
何と今回、我々はタライを2つ車に積んできたのである
ちなみに2つの源泉は同じ。
それぞれの大きさは少し違うが、どちらもしっかりした投入量であっという間にザバザバとオーバーフロー。
足場の強度もしっかり確認。

しっかりとしたスベスベ感があり、ここでも泡付きはかなり多い
せっかくタライを2つ並べたし、ここは男同士だが、最後に混浴ならぬ並浴させてもらった
もちろん後片付けは完璧にやって、現状に戻しておきましたよ。
地元の方、大切な湯をありがとうございました。
無色透明
35.0度
タマゴ臭あり
タマゴ味、ほろ苦味あり
泡付きあり
しっかりしたスベスベ感あり
完全垂れ流し
2015年5月入浴

