鶯宿温泉 「川久旅館」 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

続いている2015年4月の鶯宿温泉シリーズ。
最奥にある3つの宿、「ホテル鶯」「民宿 けむやま」の後は、「川久旅館」へ。


鶯宿温泉 「川久旅館」




玄関口で来訪を告げるが、反応がない。
鍵は閉まってないし、事前の調査では立寄りは基本的に大丈夫なはず…できないこともあるようだが(・_・;)

「ごめんください」のトーンをだんだん大きくしつつ、しばらく続けていたら、ようやく「は~い」の返答が。
高齢の女将さんが、両手に花をいっぱい抱えて現れた

「裏で花を摘んでたんだよ~、ごめんね~(的なことを方言で)



見ると玄関にはあちこちに花が活けてある。
旅館として珍しいことじゃないけど、両手に花いっぱいで迎えられるとなんだか嬉しい


立寄り希望を告げると「他の宿でも入ってきたのかい?」と問い返された。
どうやらかなり話好きな人だ。
そうだと告げると、「どこも同じだよ~」って…いやいや、そうかもしれないけど、ぼくはそう思ってないし、こちらも入りたいんですってお願い(;^_^A
もちろん断られることはなく
、「だったらどうぞ。今はだれもいないから、男湯も女湯もどちらでもいいよ」とのこと。



立寄り入浴料300円を支払い、浴場へ。

せっかくだから男女風呂どちらも入らせていただくことにした

どちらも内湯が1つずつ。

まずは女湯へ。



誰もいないとわかっていても、女湯の扉から入るのはドキドキする~



タオルがいろんなところに干してあったが、まあご愛敬(^^ゞ

そして浴場は何とも美しい




色違いの丸みを帯びた三角形タイプの小さなタイルを敷き詰めた床に、違う色合いの四角い小さなタイルを使った浴槽の縁、そして無色透明の湯が映える薄水色の浴槽内タイル。
タイル浴槽好きとしては、ほぼ完ぺきなタイル使用法である




洗い場はシンプル。
カランはやはり硫黄成分で黒っぽく変色している。



壁のはめ込みガラスも実によいアクセントになっている。

浴槽に戻る。


投じられている源泉はもうお馴染み、こちらも現状の鶯宿温泉での代表源泉「杉の根の湯」。
源泉温度57.9度pH8.7の、アルカリ性単純温泉

民宿 けむやま」での分析表は平成26年度だったが、こちらはまた平成16年度のもの。
むろん同じ源泉なので新しい分析の値の方が現状に近いだろうが、それぞれの宿に掲げてあるデータを基にするのをルールにしているので、こちらでは平成16年の値を採用。



もちろん完全かけ流し
オーバーフローがひたひたとタイルに流れる様は美しい~



湯口は何の飾りもない塩ビ管。
浴槽内に投入されている。
バルブの開閉は入浴客でもでき、加水しなくても投入量によってある程度の温度調整ができなくはない。



調整しなくても温度は41~2度と入りやすくなっていた。
細かな白い湯の花も観察できる。



明るい浴場で味わい深いタイル浴槽、そして肌に馴染みまくる「杉の根の湯」。
スベスベ感も心地よく、同じ源泉を連湯しても全く飽きないのが不思議



では男湯へ。



浴場全体がシンメトリーになっている。



やはりタオル類が見かけられるが、おや、奥の上にいるのはクレヨンしんちゃんか

浴槽はもちろん美しい


基本的に女湯とシンメトリーなだけで、同じ仕様。



湯口も塩ビ管を浴槽内へ。
ホテル鶯」などほどはっきりしてないが、微焦げ硫黄臭淡タマゴ味微塩ダシ味の、安定した心地よいインプレッション




浴槽温度は女湯と比べて熱く、43~4度といったところか。
それでも熱め適温といった感じ。


帰り際、女将さんとまた立ち話。
「湯は一緒だったろ」
いや、微妙な違いが楽しいんです。
「ハシゴするなんて、お金持ちだ~」
お金は持ってないけど、鶯宿温泉ならそんなにかからないし、それが楽しみで来てるんです。
…などなど。
最後は「また来てな~」と見送ってくれた





鶯宿温泉 「川久旅館」


岩手県岩手郡雫石町鶯宿第7地割30

019-695-2134

立寄り入浴料 300円


<源泉:鶯宿温泉(杉の根の湯)

アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)

57.9度

pH 8.7

成分総計 0.6446g/kg
湧出量 788リットル/分

無色透明
淡い焦げ硫黄臭あり
微芒硝臭あり

タマゴ味あり
微塩味、微ダシ味あり
白い細かな湯の花あり
スベスベ感あり

完全かけ流し


2015年4月入湯
※数値はH16年の分析書より