鶯宿温泉 「ホテル鶯」 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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さて、また鶯宿温泉のお宿へ立ち寄りシリーズ、再開。

宿泊した「元湯旅館 かどや」の角を曲がり、鶯宿川にかかった鶯宿橋を渡る。
以前に使用した写真↓から。



これはその鶯宿橋から撮影したもの。
橋を手前側に渡ると右手に温泉神社があり、左手側には3軒の宿が並ぶ。

その中で一番奥、鶯宿温泉としても最奥にある宿、「ホテル鶯」から向かう。


実はこの「
ホテル鶯」は、自炊宿「うぐいす旅館」と同じ経営だったのだが、本館であった「うぐいす旅館」が廃業
立派な方の別館「ホテル鶯」が残ったのである。


今は亡き「
うぐいす旅館」にも思いを馳せながら、立寄らせていただこう。


鶯宿温泉 「ホテル鶯」




立寄り入浴料500円だが、「長栄館」でも使用した雫石温泉郷共通入浴券1枚でも入れるため、実質420円にて立寄り。



新しくはないが、小ざっぱりとして落ち着いたロビー。
15時頃という時間のせいか、チェックインのお客もまだなようで、人気は見当たらない。

それでは浴場へ。



浴場は男女別に内湯と露天が1つずつ。



畳敷きの脱衣所が気持ち良い。
やはりこちらも貸切状態で使用させていただけた。

まずはメインの大浴場より。



数人がゆったり浸かれる浴槽は美しいRを描いている。
注がれ溢れる無色透明の湯は、もうすっかりお馴染みの鶯宿温泉「杉の根の湯」

ちなみに余談だが、廃業した本館「うぐいす旅館」の方はその昔、足元湧出の自家源泉を使用していた。
廃業近くには自家源泉の湧出量が減ってしまい、配湯を混合していたのだが、いずれにしても未湯に終わってしまったのは残念だった。

さて「ホテル鶯」の浴場、洗い場もなかなか広い。


オーバーフローが静かに床をひたひたさせている景色はイイね



源泉温度57.9度pH8.7アルカリ性単純温泉
同じ源泉をハシゴしているのに、浴槽ごとの何とも微妙な違いにワクワクできるのが、鶯宿温泉の湯だ



湯使いはここも完全かけ流し
それが鶯宿の当たり前である。
一応浴槽に加水できる蛇口があったが、もちろん使用しない。



淡いが心地よい焦げ硫黄臭がする。
仄かな芒硝泉の香りも感じるのも同じ。
しっかりしたタマゴ味僅かながら塩味ダシ味がある。
風味は「石塚旅館」の湯口蓋を開けてテイスティングしたときとほぼ同じ感想だ。

ただし浴槽内の温度はそれほど熱くなく、入りやすかった。


これまたお馴染みのスベスベ感あり。
湯の花綿状で白と黒が8:2のものが、多くはないが舞っていた。


では露天風呂へ。


幟に「庭園露天風呂の宿」とあったように、なかなか風情のある露天風呂周りだ。



使用源泉は同じ「杉の根の湯」で、もちろん完全かけ流しでの使用。
オーバーフローもしっかりある。



投入は塩ビ管からしっかりって感じだったが、夏季などは温度を下げるために塩ビ管でなく岩を流して投入しているのかもしれない。


風味のインプレッションは変わらないが、なぜかスベスベ感が強く感じた。



うぐいす旅館」を偲ばせる雰囲気は無いが、これはこれで実に気持ち良い露天風呂。
鶯宿の源泉温度と湧出量があれば、この規模の露天風呂でも無理なく温度を保って完全かけ流しにできるのがよい。

総じて源泉の持つ風味が実によく出ている浴槽で、見かけ以上に満足度の高い立寄り湯となった





鶯宿温泉 「ホテル鶯」


岩手県岩手郡雫石町鶯宿第7地割28

019-695-2036

立寄り入浴料 500円のところ、雫石温泉郷共通入浴券で420円


<源泉 : 鶯宿温泉 杉の根の湯 (混合泉)

アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)

57.9度

pH 8.7

成分総計 0.6446g/kg
湧出量 788リットル/分

無色透明
焦げ硫黄臭あり
微芒硝臭あり

しっかりとしたタマゴ味あり
微塩味、微ダシ味あり
湯の花あり(白:黒=8:2)
スベスベ感あり(露天でより強く感じる)

完全かけ流し


2015年4月入湯
※数値はH16年の分析書より