七沢温泉 「中屋旅館」 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

あつぎ温泉パラダイスシリーズ、「七沢荘」に続いては、七沢温泉郷の奥の方にある「中屋旅館」。
創業は明治10年という、歴史のある宿である。



建物はもちろんリニューアルされているが、それでも歴史のある旅館のイメージはしっかり受け継がれている。


七沢温泉 「中屋旅館」



ガラス引き戸にペンキ文字での旅館名はやっぱりグッとくる


ロビーのようなところは見当たらず、上り框がそのまま廊下になっていた。
通常の立寄り入浴料はここも1000円
もちろん件の手形が使える。

この上り框の廊下は広いが、基本的に館内の廊下は古い建物のままのためか、なかなか狭い。



それも風情というものだ

浴場は男女別の内湯と露天風呂がある。
内湯と露天風呂は離れたところにあり、着衣状態でないと移動できない。
宿の売りは大きな露天風呂のようだが、湯ヲタ的にまず向かうは、もちろん内湯である



かなり地味な感じである内湯。
終始貸切状態で入ることができた。


棚や篭はご覧の通りの数だが、浴場の規模的にはそこまではない。



湯気が篭っていて鮮明な写真が撮れなかったが、ご覧の通りの美しいカーブと色合いを持つ魅力的なタイル浴槽と、その規模には十分見合った洗い場が確保されている。



浴槽自体は3人ぐらい入れそうな広さだが、ご覧の通り深い部分と浅い部分があって、実際は2人でいっぱいだろう。
投じられている源泉だが、昭和47年の分析表はあるものの、温泉台帳に登録されてないため、○○号源泉みたいな名前はなく、七沢温泉とだけになっていた。
よって以下に出てくる数値は昭和47年の分析値である。



湯は無色透明
地下25mから湧出する源泉温度19.6度のその源泉を加温して循環使用。
↑の湯口からはかなり勢いよく湯が出ているが、浴槽内その下の腰掛状になったところから吸い込まれていた。
消毒の塩素臭などはしないのが嬉しい。

ちなみに遊離成分のメタケイ酸と陰イオンのケイ酸の合計値が50mgを越えて、温泉法の温泉となっている。
この辺は七沢荘と同じような感じだ。
ちなみにpHは9.7となかなか高いアルカリ性である。


やはり強いツルスベ感が心地よい

炭酸イオンはこちらもしっかり、36.51mgほどある。
成分総計0.2338g/kg

さて、湯口はここだけではない。
反対側には蛇口が2つついている。



この右側を捻ると、おお非加熱の源泉そのままが出てきた
源泉状態で仄かなタマゴ臭仄かなタマゴ味、そして甘味が感じられた

どうせなら一瞬でも完全かけ流し状態にしたい…と言うわけで、浴槽内の吸込み口に桶をかぶせてみた。


おお、すると徐々にメイン湯口からの湯は出なくなり、次第にオーバーフローが


しかし循環装置は何か音を立ててるし、湯が冷めてしまうので、一瞬だけの楽しみにした。
マネはしないでくださいね




自家源泉は内湯で楽しめたので、一応露天風呂にも行ってみよう。



露天風呂への廊下はちゃんと広い。



やはり一般的な人気は露天風呂なようで、先客が少しいた。



写真に写ってないが、浴槽に立つ竹の上には大きな赤い笠が掲げられており、少しの雨ならしのげるようになっている。
源泉の湧出量は18.7リットル/分ということもあってか、内湯に比べれば広いものの、キャパは数人ぐらいであろう。



湯口はいくつかあり、すべて加温された源泉が出ていた。



それぞれしっかり投入されているが、基本的に完全循環



源泉の風味をしっかり味わうなら、やはり内湯の浴槽蛇口を目指そう



こちらでもツルスベ感は味わえた。
露天でも消毒臭は感じなかったのは評価できる点である。

七沢温泉、まだ続く。




七沢温泉 「中屋旅館」


神奈川県厚木市七沢2750
046-248-0008

立寄り入浴料1000円(あつぎ温泉パラダイスの手形使用)

<源泉:七沢温泉>
温泉法の温泉(メタケイ酸の合計値)
19.6度
pH 9.7
成分総計 0.2338g/kg
無色透明
源泉で微タマゴ臭あり
源泉で微タマゴ味と微甘味あり
強いツルスベ感あり
加温・循環
内湯は非加熱源泉セルフ投入可能


2015年1月入湯
※数値はS47年の分析書より