朝の禊ぎ
を済ませた後は、少し戻る感じで三重県四日市市へ向かう。
目指すは立派な温泉病院。
ハードルが高い温泉シリーズの一つが温泉病院の温泉。
通常の温泉病院は患者さんにならないとそこにある源泉に触れることは難しい。
しかしこちらの小山田温泉病院には「小山田温泉 地域交流ホーム」という建物が敷地内で隣接しており、その中に病院で使用している源泉を使用した温泉施設がある。
そこは外来の人も自由に入ることができるのだ。
ここは温泉施設だけでなく地域の交流場、ホール、レストランなども入っており、我々が訪れた時間で
かなりの人の出入りがあった。
小山田温泉 地域交流ホーム
建物の壁にはコミュニティホール・ぴあ小山田や、支援センターなどの名前が並んでおり、かろうじて「小山田温泉 地域交流ホーム」とは出ているものの、温泉施設の名前っぽくなく、果たしてこの中で入浴できるとはあまり思えない。
しかし受付で外来の入浴料500円を支払うと、ちゃんと温泉に入れるのであった
少し場違いに思える暖簾が安心感
浴場入口前には、陶器でできた動物のジオラマ?があり、「きっかけ湯」となっているが、どういう意味なのか?
源泉が飲泉できるようになっていた。
さて、では浴場内へ。
数人がゆっくり入れる内湯と、それよりかはやや小ぶりの露天風呂がある。
まずは内湯から。
少し黄がかった緑色透明の湯は源泉名「小山田温泉」。
源泉温度56.8度のアルカリ性単純温泉である。
pHは8.6で、成分総計は0.49g/kg。
完全かけ流しにて使用されている。
長島温泉などにやや似ており、このエリアの湯らしい源泉だ。
仄かなアブラ臭、鉱物臭があり、仄かなタマゴ臭もある。
やはり僅かに揮発系のアブラ味、僅かなタマゴ味、いくぶんほろ苦さを感じた。
なお分かりにくいが、湯口にはネットがかけられている。
湯口ネットのためか、湯の花はほとんど確認できなかった。
しっかりとしたスベスベ感が心地よい
総計0.49gの内、炭酸水素イオンが289.2mg、炭酸イオンが11.1mgあり、この辺がスベスベ感を出しているのであろう。
では露天風呂へ。
内湯もそうだが、さすが病院隣接の入浴施設だけあって、手すりは大きくしっかり造られてある。
実際我々が入浴している間も、訪れる人はほとんど半分がリハビリと思われる年配の方で、ゆっくりと入ってじっとしている、あるいは身体の一部をしきりに動かしている。
湯治文化がある意味特化されて息づいていた。
さて、露天風呂と内湯は実は同じ浴槽であり、下でしっかり繋がっている。
ちなみに湧出量は830リットル/分(別表記では880リットル/分)もある。
源泉もなかなか魅力的な上、湯使いもよくて、かなり満足の1湯であった
なおこの小山田温泉、こことは別の露天風呂があり、盆(中止になったとのこと)、いや秋祭りと暮れ正月しか一般開放してない。
そんな高いハードルを聞くと、いつの日か攻めたくなるなぁ
小山田温泉 地域交流ホーム
三重県四日市市山田町5570-4
059-328-2907
入浴料(外来) 500円
<源泉:小山田温泉>
アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
56.8度
pH8.6
成分総計 0.49g/kg
830リットル/分
淡黄緑色透明
鉱物臭、微アブラ臭、微タマゴ臭あり
微アブラ味、微タマゴ味、ほろ苦味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
完全かけ流し
2014年10月入湯
※数値はH19の分析表より











