昨年8月の青森の湯より。
ようやく湯巡り初日の宿泊地へ。
選んだの湯・宿が、湯マニアの評価が高い「李沢(すもも沢)温泉郷」。
通常は立寄り200円の極上共同湯として紹介されることが多いが、最近になって宿泊できるようになったという情報を聞き、別の湯友との待合せを兼ねた。
簡易宿泊棟の話はまた別途。
ちなみに素泊まり1000円で湯も入り放題
例によって写真は夜と翌朝のが混じっているのであしからず。
すっかり日が暮れてしまったが、やはりその日の内に湯は味わいたい。

看板には「すもも沢
郷」となっているが、元々は李沢温泉。
なぜ<郷>なのかは確認し忘れたが、温泉を使ってすっぽんの養殖などもやっているからからだろうか。
李沢温泉 「すもも沢温泉郷」

実際は夜に訪れ、完全に貸切状態で入ることができた。
営業時間は朝4時から21時半まで。

建物はまだ新しい。
浴場は男女別に浴場が1つずつ。
脱衣所もキレイで整頓されていた。

このポリバス(1連分)は、川原湯の林温泉などで見たものと同じタイプだ
それでけでワクワクするのは何故なのか(^^ゞ

湯は淡い褐色透明。
浴槽全体に仄かな甘いモール臭が漂っている。

湯はドバドバとかけ流されている。
源泉温度が42.5度で、そのまま完全かけ流しだ。
洗い場は二箇所に分かれる感じ。

浴槽の長辺に沿って3つと。
短辺に沿って4つ。

2連の浴槽で十分バランスの取れた配置だろう。
それも湧出量が563リットル/分と大量にあるからできることだ。
ちなみに750m掘削の動力揚湯。

注がれる源泉は「李沢温泉」。
pH8.58のアルカリ性単純温泉。
総計は0.388g/kgと少ないながら、抜群の存在感がある。

先に挙げたように源泉温度が42.5度のため、湯口は浴槽内まで引き込まれている。
淡いモール臭のほかに仄かなタマゴ臭もあった。
淡い甘味と仄かなタマゴ味も感じられた。

写真では分かりにくいが、細かな泡で白くなっている部分がかなりある。

浴感はしっかりとしたツルスベ感が極上
そして多量の泡付きである
浴槽では源泉温度よりかはさすがに多少低く、ちょいぬるめでいくらでも入っていられる温度

成分の内訳を見ると、炭酸水素イオンは57.5mgと多くない。
炭酸イオンは12mgと、総計からみるとまあまあな量。
ツルスベの元の一つになっていると考えられる。
しかし一番特徴ある数値はメタケイ酸の163.4mgであろう。
総計388mgの内の値だから、半分近いではないか。
こんな割合の湯も珍しいのでは。
湯当たりしにくい美人の湯として特出していると思われる

床がドバドバとオーバーフローした源泉で覆われている様がお分かりだろうか。
噂に違わぬ名湯であり、上北方面ではマスト湯であろう。

誰かの家の玄関みたいな奥に源泉の湧出場所があった
そういえばすっぽんの養殖をやってる温泉と言えば平治温泉「逢友荘」もそうだが、どことなく湯の感じも似ているところがある。
湧出量が多いため、まだまだオーナーの温泉活用の野望は続きそうである
李沢温泉 「すもも沢温泉郷」
青森県上北郡七戸町李沢道ノ下22-1
立寄り入浴料 200円
簡易宿泊(素泊まり) 1000円
<源泉:李沢温泉>
アルカリ性単純温泉(アルカリ性・低張性・高温泉)
42.5度
pH8.58
成分総計0.388g/kg
750m掘削(動力揚湯)
563リットル/分
淡褐色透明
淡モール臭、微タマゴ臭あり
淡甘味、微タマゴ味あり
多量の泡付きあり
しっかりしたツルスベ感あり
完全かけ流し
2014年8月入湯
※数値はH18の分析表より


