元湯温泉の後、日乃丸温泉を再訪しようかと思ったが今宵の宿の湯に食事前に入るためにはもう間に合わない。
宿の湯は夜に男女が入れ替わりとなるので、何とか日が残っている内に片方に入っておかないと、スマホのカメラだと少なくとも写真がロクな撮れなくなる(^o^;)
というわけで宿に戻った。
今宵の宿は鳥取温泉の中にある自家源泉の宿、観水庭「こぜにや」。
観水庭 「こぜにや」

鳥取駅からも近く、しかもビジネス街にある宿ながら、高級旅館の雰囲気を持つこちら。
ビジネス需要よりかは、観光旅館の体であり、地の利のよさもあってか結婚式などでもよく利用されているようだ。
以前は「小銭屋」と表記していたようだが、名前の由来はサイトを調べてもわからなかった。
明るいロビーからは中庭を一望できる。

池の向こうにあるのが湯殿。
この写真はチェックイン当時の明るい時間に撮ったが、実際は日が落ちてしまった。
とういわけで、夕方に入れたメイン浴場は暗くてよい写真が撮れず。

露天風呂の方はお客さんも多く、またさらに暗いため、なんだかよくわからない湯口写真のみ。

よって、湯の話はこの後の貸切風呂2つと翌日のもう一つの大浴場(男女入れ替え)のときに。
まずは夕食。
これがなかなかの内容でニンマリだったが、別の機会に後述。
食後の湯は貸切風呂から。

貸切風呂(家族風呂)は2つあり、石材の浴槽が「なでしこ」、樽上の風呂が「二人静」。
ちなみに使用される源泉は大浴場を含みすべて同一の「小銭屋2号泉」である。

二人ぐらいは入れる浴槽で、注がれる湯は無色透明のナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。
僅かに青みがかってみえるのは、芒硝系だからか。
源泉温度は50.1度で、貸切の2つの浴槽のみ、僅かに加水しているとのこと。
掘削100mで50度強の湯が出るとは、やはり湯どころに違いない。

淡い芒硝系の薬臭がする。
淡い塩味と淡いダシ味もあり、まろやかで美味しい。
このあたりはどの浴槽も共通。
スベ8キシ2ぐらいの浴感。
陰イオンでは硫酸イオンの値が1366mgと突出しているが、炭酸水素イオンも530mgある。
それでは続いてもう一つの貸切風呂「二人静」へ。
こちらもその名の通り、二人ぐらいまでが静かに入るのに適した大きさだ
やはり僅かな加水でかけ流されている。

こういう樽の風呂は新しいと木の強い香りがして湯の風味がわからなくなることがあるが、こちらはそんなことはなかった。

こぜにやさんの源泉を共に貸しきって堪能させていただいた夜だった。
さて翌朝は入れ替わった大浴場へ早速。

早朝狙っていっただけあって、大浴場・露天風呂とも独り占めであった

貸切風呂の「なでしこ」を大きくしたような浴槽である。
芒硝泉系とは相性がよい気がする、石材の浴槽。
こちらは面積が広い分、加水なしの完全かけ流しである。

時期が3月で外気がまだ冷たいためか、上の湯口からではなく浴槽内の湯口からの投入であった。
よい湯である。
巡ってきた温泉銭湯と泉質的には近いが、湯使いのよさもあり、味わい深さはひとしお。
露天風呂は広々としており、全体的な造作もなかなかだった。
こちらも完全かけ流しとのこと。
メインの湯口もなかなかの存在感だが、ここだけからでなく浴槽内にも湯口がある。

湯口とオーバーフローロード(?)淡い茶色っぽい沈着に風情があるね
この露天風呂の独り占めは何とも贅沢な気分。

鳥取温泉・小銭屋2号泉を十二分に満喫できた。
次でこちらの食事について簡単に紹介予定。
観水庭 「こぜにや」
鳥取県鳥取市永楽温泉町651
0857-23-3311
素泊まり 5000円ぐらい~
一泊二食付 12000円ぐらい~
<源泉:小銭屋2号泉>
ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性・中性・高温泉)
50.1度
成分総計 4.367g/kg
ほぼ無色透明
淡い薬(芒硝)臭あり
淡い塩味と淡いダシ味あり
スベキシ感あり
かけ流し(大浴場・露天風呂で完全かけ流し、貸切風呂で僅かに加水かけ流し)
2014年3月入湯
※数値はH21年の分析表より







