猪の倉温泉を後にして向かったのは、この日の最後の湯、榊原温泉。
枕草子に出てくる「湯は七栗の湯、有馬の湯、玉造の湯」の七栗の湯が榊原温泉とのことで、由緒ある温泉である。
訪れた「榊原館」は敷地内に自家源泉を持つ湯元宿で、大正8年創業。
立派な建物の大きな宿であった。
榊原温泉 「湯元 榊原館」

看板の後ろに見えるのは宿泊棟。
日帰り入浴は宿の玄関とは別にある、「湯の庄」から。
入浴料は内湯が1000円。
展望露天風呂を利用する場合は1500円となる。
今回は「まっとうな温泉」の手形で内湯のみ、無料利用
手形利用でも館内着の作務衣とタオルは貸してもらえる。
受付横のロッカーでこの館内着に着替えてから浴場へ移動。
浴場は「まろみの湯」と名づけられ、男女別で日替わり制。
「もえぎ」と「むらさき」の内、この日の男風呂は「もえぎ」であった。
夕暮れ近い浴場はほどほどに人がおり、また湯気も多い。
大浴場はこんな感じ。

…まったくわからないと思われるので、サイトから拝借(^_^;)

源泉は「七栗の湯」と「市場七栗の湯」の2本があり、メイン浴槽ではこれらのブレンド。
源泉温度は32.5度で、メイン浴槽はこれを加温してかけ流し使用している。
湧出量はそれぞれ230リットル/分、180リットル/分と十分。
pHは不明だがアルカリ性。
総計は0.31gのアルカリ性単純温泉である。
青く見えるのはタイルの色。
メイン浴槽の奥にあるのが「七栗の湯」を単独使用し、加温なしの完全かけ流しにしている源泉浴槽。
これも湯気とボケでよくわかりにくくてスミマセン(^^ゞ
サイトから拝借。
こじんまりと見えるが、数人はゆったり入れる広さがある。
源泉温度は32.5度で浴用で32.2度と表記されていたから、かなり新鮮な使用方法だ。
体感ではもう少し低く思えたが、交互入浴を考えるとちょうどよい。
淡いがコクのある硫化水素臭と僅かにアンモニア臭も感じる。
このアンモニアのニュアンスは分析表の数値を見ると、七栗の湯の源泉だけの特徴のようだ。
やはり淡いがコクのあるタマゴ味があり、存在感のあるアル単湯だ
スベスベ感もあってとても心地よい浴感。
炭酸水素イオンは69.6mgと少な目だが、炭酸イオンが21mgと総計の割には多めなのも理由の1つだろう。
露天風呂も併設されている。
こちらはメイン浴槽と同じ、2源泉のブレンドを加温してかけ流し使用。
湯口も2つあり、これがそれぞれの源泉だったか、加温と非加熱だったか、忘れてしまった。

こちらの湯口がメイン。
もう一つは打たせ湯っぽくなっている。

こちらの浴槽は独り占めタイムができた
ようやく半顔ショット。
これだけ源泉が楽しめれば展望露天風呂(加温循環併用かけ流しとのこと)に入らなくても十分満足できる。
時間があれば館内着のまま寛ぐスペースもあるし、食事付きの日帰りプランもある。
一般的にも広くオススメできるところだ。
これにて1月の三重・奈良の湯シリーズは終わり。
マニアックな湯は今回外したんで、次回はそういうのを中心に巡りたいものだ
榊原温泉 「湯元 榊原館」
三重県津市榊原町5970








