広田鉱泉「中山館」を後にして向かったのは魚沼市。
2013年の12月30日でクローズするという中子沢温泉「羽川荘」を目指した。
ちなみに「中子沢」と書いて「ちゅうしざわ」と読む。
中子沢温泉 「羽川荘」
羽川荘というぐらいだからなんとなく木造の鄙びた一軒宿を想像していたら全然違った(^o^;)
新しくはないが鉄筋の白いビルで、玄関がアーチ状の設計になってたり、モダンといえばモダンだ。
これがクローズしてしまうというのは、湯に入る以前にやはり残念である。
立寄り入浴料は500円だが、温泉博士の手形で入湯税100円のみ負担とのこと。
ロビーには年配の方が何人かいたが、浴場は貸切状態。
ここの使用源泉は木ノ葉石の湯源泉というのだが、源泉温度13.2度の冷鉱泉でありながらなかなか興味深い泉質名なのである。
含二酸化炭素・弱放射能-カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉。
遊離二酸化炭素はジャスト1000mg、ラドンは10.5マッヘ。
炭酸泉で放射能泉というのはなかなか珍しいのでは。
総計は2.882g。
ただし浴槽は一つのみ。
当然加温はしているが、湯使いも循環ろ過だ。
そしてかなりキツイ塩素臭
浴槽で淡褐色透明。
湧出量は38リットル/分(掘削自噴)なので、加水もしている。
とにかく塩素が強くて源泉の風味は全く感じ取れず。
炭酸も全く感じない。
炭酸水素イオンが945.2mgもあるのでスベスベ感を期待したがなく、どちらかといえばキシキシ感があった。
浴槽の端に蛇口を発見!
広田鉱泉では2つとも浴槽の蛇口は源泉の冷鉱泉!
ただし文章を読むと「水」とかいてあり、…捻ったらやはり「水」でした!(´Д`;)
というわけで、惜別入湯とは言えど、源泉の輪郭さえつかめない状態。
もちろん文句を言える筋合いではないのだが、せっかくだからどうしても源泉のままを知りたい。
含二酸化炭素・弱放射能-カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉ですよ、どんなもんかテイスティングぐらいはしたいでしょう
…はい、源泉探索をいたしました。
場所は言えないのですが、こんな感じです。
真ん中を横切るオレンジの流れ!
その左の赤茶色の物体!
これがあのややこしい泉質名の源泉でした。
よく見ると、円筒の上にコップが置いてある
その下には正真正銘、源泉の蛇口が
源泉状態では無色透明。
金気臭があり、鉄味と炭酸の苦酸味がある。
シュワシュワは1000mg分もあるかわからなかったけど、感じられた。
そしてあちこちのオレンジの沈着が、もう見事
やはり源泉は素晴らしかった!
もちろんコップでいただいただけで、浴びたりはしません。
はっきりとは言えないけど、シチュエーション的に許可を得ない限り、無理な状況!
夏に再訪することがあれば、流れと準備によってはそういうことも検討しないとは言い切れませんが(^_^;)
中子沢温泉 「羽川荘」(2013年12月30日で閉館)








