釈然としない宝湯 を後にして能登半島を再び横断。
七尾市に入り、開湯より1200年の歴史を誇る、全国的にも有名な和倉温泉に立寄った。
和倉温泉エリアには源泉公園がある。
弁天崎源泉公園という名で、飲泉ができるような源泉が溢れている場所がいくつもある。
温泉玉子が作れるようになっていたりして、何とも楽しい。
ただしそれぞれの源泉は弁天崎源泉槽で集中管理されている。
ぼくが訪れたところはすべて和倉温泉の5,8,10,13号源泉の混合泉。
他の源泉がどう使われているかはちゃんと調べてないが、1号源泉は大正12年に掘削されている。
和倉の歴史の中で、源泉は谷から出たり海中から出たりと、色々変遷があったようだ。
現在は掘削源泉のようである。
源泉温度は82.7度と高く、そして顕著なアブラ臭が漂っている![]()
高張性のナトリウム・カルシウム-塩化物泉。
詳しくは、後ほどの総湯で。
その前に。
天下の加賀屋さんを下から拝んでおいた![]()
そして加賀屋さんからも歩いて行ける、総湯へ。
和倉温泉「総湯」
総湯とは共同湯と思っていたが、この和倉の総湯を共同湯と呼んでよいのか。
最近(平成23年4月)になって抜本的にリニューアルされたのだが、それほど大きく豪華な建築であった。
全体写真は最後に載せる。
道路から建物まで、駐車場でもないのに広大なスペースがある。
何かイベントでもやるのであろうか。
足湯があり、また飲泉所があった。
このタマゴ型のゆるキャラ的な石像は和倉の最近のシンボルなのだろうか![]()
それはさておき、ここでももちろん飲泉。
同じくアブラ風味に苦味を帯びた塩味がする。
では建物に入ろう。
この立派でカッコよい暖簾をくぐると…
広いし天井も高い。
そして何とも贅沢な造り。
ため息がでそうだ。
このイメージ作り、世間的には成功しているのであろう。
源泉・温泉配湯タンクなどのマニアックな(?)模型もあった。
一般観光客で目に留める人がどれだけいるのだろうか。
ぼくも温泉タンクの模型までは興味が湧かない(^^ゞ
入浴料金は銭湯料金420円。
やはり共同湯扱いである。
まあとにかくそういう名所なので、浴場も人が結構いて写真はほとんど無理。
よってサイトから拝借。
こちらもやはり公園の源泉と同じく、5,8,10,13号源泉の混合泉。
990リットル/分の湧出量があり、浴槽もどれも広い。
温度によって分けてあったりする。
ただし湯使いは残念ながらすべて循環。
こちらもサイトからの写真だが、露天も広めだが塩素臭はさらに強く、一瞬浸かってすぐ出てしまった。
唯一評価できるのは、湯涌温泉の総湯 と同じく、湯口からは源泉がそのまま投じられていたこと。
これだけ撮影できた。
アブラ臭に苦塩味は同じく感じられた。
温度も熱めながらさすがに80度以上はない。
そして浴槽での浴感はややスベ感といった感じ。
源泉そのものはアブラ臭もある濃い目で高温の塩化物泉だけに、うまく湯使いをしているところとか、自家源泉を持つところとか、再訪の際は調べて挑みたい。
和倉温泉「総湯」
石川県七尾市和倉町ワ5-1
0767-62-2221
入浴料 420円
<源泉:和倉温泉5,8,10,13号源泉の混合泉>
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性・弱アルカリ性・高温泉)
82.7度
pH7.6
成分総計 18.82g/kg
990リットル/分
無色透明
アブラ臭
苦味を帯びた強塩味あり
ややスベ感あり
循環
2013年6月入湯
※数値はH22の分析表より













