では10月の湯攻め記事へ戻る。
東鳴子温泉「まるみや旅館」 に到着してしばらく経つと雨が強くなってきた。
宿の風呂にも入ったし、日も落ちてる。
このままこの日の湯巡りは終了してもいいかと思いつつ、この時間から立寄れる湯はまだある。
そういうわけで、宿に傘を借りて歩いて向かったのが、「いさぜん旅館」。
こちらも自家源泉を持つ宿だ。
東鳴子温泉「いさぜん旅館」
こちらは立寄り料500円だが、湯めぐりチケット2枚(400円)で入れる。
ちなみにこのときの鳴子攻めで湯めぐりチケット、3冊18枚分使ったなぁ。
玄関上がると噂通りの黄と黒の縞模様がちかちかする![]()
ぼくは関西生まれだが、タイガーズにはそれほどに思い入れがないため、ご主人を目の前にあえてスルー(^^ゞ
早速浴場へ。
こちらの宿は自家源泉を2種類もっており、さらに供給の湯もあるので3種類の源泉に入ることができる。
まずは「炭酸泉」。
ラジウム炭酸泉と呼ばれているが、泉質では炭酸泉と呼ばれる数値はないようである。
とは言え敷地内で自噴している貴重な自家源泉「いさぜんの湯1号、2号」だ。
ナトリウム-炭酸水素塩泉で源泉温度は42.9度。
浴槽は小さめだが少ない湧出量の上にこの温度で完全かけ流しにすると、やはり少しぬる目になる。
浴室が暗めだったため湯の色はあまりよくわからなかったが、モール泉のような茶褐色透明。
明確なアブラ臭があり、淡い硫化水素風味もある。
炭酸泉となっているが、炭酸の風味はなく泡も付くことはなかった。
とは言えかなり特徴的な湯である。
これまた鳴子の奥深さを感じる。
浴槽の奥に目をやると、ご覧のような看板が(またボケてて失礼)。
そう、もう一つの自家源泉「鉄鉱泉」とは浴室内で行き来ができる。
でも入口写真から![]()
敷地内の北西部に湧く「いさぜんの湯3号」源泉だ。
「炭酸泉」とはこの壁を境に向かい合っている位置関係。
泉質名も同じナトリウム-炭酸水素塩泉。
源泉温度は少し高く45.1度。
このため浴槽内の温度も高く、ちょい熱めぐらいだった。
成分総計も「炭酸泉」より0.3g近く多い。
色は風味は「炭酸泉」とほとんど印象に変わりはないように思えた。
これも日によって感じ方が違ってくるんだろうなぁ。
最後に訪れたのが「東鳴子地区共同源泉」。
「まるみや旅館 」の混浴浴槽と同じ源泉である。
こちらではごく僅かにささ濁ってみえたがほぼ無色。
淡い甘塩味があり、しっかりとしたスベスベ感はこちらも同じ。
一応泉質を再度表記すると、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉。
こちらでは源泉温度は71.5度になっていた。
夏季のみ加水しているとのこと。
と言うことは、このときは完全かけ流しであったと思われる。
二食付きも受けているが、素泊まりなら4000円弱。
そして3種類の源泉に入れるこちらの宿は、やはり素晴らしい。
特にタイガーズファンの湯マニアは、ぜひ逗留していただきたい![]()
東鳴子温泉「いさぜん旅館」
宮城県大崎市鳴子字赤湯11
0229-83-3448
立ち寄り500円(湯めぐりチケット2枚)
<炭酸泉:いさぜん1号泉&2号泉>
ナトリウム-炭酸水素塩温泉(低張性・中性・高温泉)
42.9度(浴槽でぬるめ)
pH7.0
溶存物質 1.0022g/kg
自噴
茶褐色透明
アブラ臭・淡硫化水素臭あり
アブラ味・淡タマゴ味あり
完全かけ流し
<鉄鉱泉:いさぜん3号泉>
ナトリウム-炭酸水素塩温泉(低張性・中性・高温泉)
45.1度(浴槽で熱め)
溶存物質 1.2988g/kg
茶褐色透明
アブラ臭・淡硫化水素臭あり
アブラ味・淡タマゴ味あり
完全かけ流し
<東鳴子共同源泉:新井第2号と5号、唐竹沢源泉、動力揚湯源泉の混合泉>
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
71.5度
pH7.7
ほぼ無色透明(ややささ濁り)
淡甘塩味味あり
しっかりしたスベスベ感あり
完全かけ流し(夏季は加水)














