4月の大阪温泉攻め続き。
松葉温泉 からさらに峠を2kmほど上ると奥水間温泉の一軒宿にたどり着く。
今回の大阪湯攻めで一番楽しみにしていた温泉である。
こちらも松葉温泉と同様、大阪府内と思えぬほど山間の佇まい。
奥水間温泉
駐車場に車を停めると、よく手入れのされた庭が見渡せる。
意外と広く、落ち着いた高級感のある宿だ。
受付で入浴料1050円を支払う。
和装の女性は可愛らしく接客もさすがで、非常に感じがよい![]()
庭が眺められるシックなロビーを横切って浴室に向かった。
お、完全に貸切である![]()
メインの大浴場はかなりの広さだ。
ナトリウム-炭酸水素塩泉で源泉温度は19.3度。
そのため浴用加温だが、湧出量が16リットル/分と少ないため加水・循環もしている。
これはこの規模なら仕方ないであろう。
ただしここの魅力はその少ない源泉をそのまま2つの湯口から浴槽に注いでいるところ。
奥の湯口からの投入量はとても少ないが、色素の沈着を見て欲しい。
しっかりと源泉の性質が刻印されている。
それが顕著なのがもう一つの湯口だ。
この紫色に及ぼうとする赤茶色の沈着。
源泉で無色透明。
淡い金気臭と、仄かな硫化水素臭がある。
淡い鉄味と仄かな塩味・卵味がある。
ちなみに加温した浴用状態だとほぼ無味無臭となる。
塩素消毒しているが気になるレベルではない。
ただし浴用加温状態でささ濁っている。
そして最も顕著な特徴が、そのニュルスベ感だ。
旧泉質名で純重曹泉。
この源泉の硫化水素風味とニュルスベ感の強さ、浴用ささ濁り具合は、もう少し南にある大阪の名湯、犬鳴山温泉「山乃湯」 に通じるところがある。
どちらか選べと言えば犬鳴山温泉の方だが、奥水間温泉の源泉も素晴らしい。
露天風呂もある。
浴用加温でクリーム色の析出物ができるようで、露天の湯口付近でもよく観察できる。
やはり加温循環だが、横を流れる近木川のせせらぎを楽しみながら浸かれるのはやはり楽しい。
思わず内湯の湯口にあったコップに源泉を入れて露天で飲むことにした。
これは気持ちよい、美味しい~![]()
さらに。
源泉浴槽が望める湯量ではないので、このコップに源泉を何度も汲み、しっかり浴びましたとさ![]()
奥水間温泉
大阪府貝塚市大積3159
072-478-8511
立寄り入浴料 1050円
ナトリウム-炭酸水素塩泉(低張性・中性・冷鉱泉)
19.3度
pH7.2
2.210g/kg
源泉で無色透明
淡い金気臭と微硫化水素臭あり
淡い鉄味と微塩味・微卵味あり
赤茶色の沈着あり
加水・加温浴用でささ濁り
ほぼ無味無臭
クリーム色の析出物あり
加温・循環
強いニュルスベ感あり









