田沢温泉 を後にし、上田界隈の湯に未練を残しつつもとりあえず渋温泉方面の中野の方へ向かうことに。
だが途中、温泉博士の手形で入れる松代温泉「松代荘」は未湯なのでもちろん立寄り。
城下町、松代の温泉は以前に加賀井温泉に立ち寄ったことがある。
強烈なオレンジ色の濃厚温泉はインパクト大だった。
松代温泉もかなり期待できる。
松代温泉 「松代荘」
12月ともなると日が落ちるのが早い。
松代荘に到着した頃はまだ日が残っていたが、駐車場に停めてウロウロしているうちにあっという間に日がくれた。
まずは日が落ちる前に撮った、ちょうど浴場の裏にあたるところにあったオレンジ色の物体。
こういう析出物がいっぱいできるのであろう。
清掃や配管維持が大変だろうなと思った。
松代荘は国民宿舎とあって、なかなか大きな建物だ。
訪れている人も多く、館内は賑わっている。
案の定、浴場に入ると人は一杯。
また日が落ちてしまってかなり照明が暗い。
内湯での撮影は断念。
内湯の浴槽はかなり広いが、黄茶橙色に濃く濁った湯がザンザンにかけ流されている。
湧出量は740リットル/分と相当な量だ。
含鉄(Ⅱ)ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉は源泉温度が45.2度と理想的。
明確な鉄臭があり、苦くて強烈に塩辛い。
この苦味は炭酸由来か。
入っていると肌がつっぱってくるようなキシキシ感がある。
見た目通りの堂々たる濃厚な湯だ。
加賀井温泉ともちろん似ているが、若干の違いもあり面白い。
露天風呂を見ると空いているではないか。
ベンチに腰掛ける先客が一人いるだけ。
暗いがこれなら写真が撮れそうだと思い、ひっさげていざ露天風呂へ。
メガネをかけベンチに腰掛けている先客は携帯で何かメールを打っている。
ん?…サワサキさんだ!
この後に渋温泉「音泉温楽 」で一緒にパフォーマンスをする相方の、お馴染みサワサキさんと、何の打ち合わせや待ち合わせもなく偶然ばったり遭遇したのであった!
お互い湯の道を行く同士として、まあ考えることが同じだったというわけだ。
と言うわけで、まずは2ショット。
露天風呂の湯は内湯よりいくぶん緑色がかっていた。
源泉はおそらく同じだと思うのだが、微妙な温度の差なのだろうか。
湯口はこんな感じ。
注がれる時点では完全に透明であるのはこの手の湯として常識である。
析出物はその造形美にしばし目を奪われるほど。
床の千枚畳も素晴らしかった。
肌寒い夜にこの食塩泉系の湯は実に温まる。
先の田沢温泉「有乳湯」 とはまるで正反対のような湯だがどちらも長野の名湯である。
成分で身体をパキパキさせながら、二人連なって渋温泉を目指した。
長野市松代町東条3541
026-278-2596
入浴料 500円のところ、温泉博士の手形で無料
源泉名 新3号泉
含鉄(Ⅱ)ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(高張性・中性・高温泉)
45.2℃
pH6.52
成分総計 14.41g/kg
740リットル/分
源泉状態で無色透明・浴槽で黄茶橙色(露天では+緑色)に強く濁り
鉄臭あり
鉄味・苦味・強烈な塩味あり
身体に膜が張りそうなキシキシ感あり
完全かけ流し







