12/2の湯巡り、続き。
霊泉寺温泉 を後にして大塩温泉にフラれ 、鹿教湯温泉は以前訪れたので今回はパス。
では青木村の湯を攻めることにした。
まずは平安時代に開湯されたという「沓掛温泉」へ。
旅館が3軒のこじんまりした温泉街だ。
田山花袋が愛したらしい。
沓掛温泉 「小倉乃湯」
この「小倉乃湯」は共同湯だが、なかなか新しい施設である。
母屋の横には源泉を利用した足湯や洗い場がある。
まずは足湯。
洗い場は主に野沢菜の採れる季節に、野沢菜洗いのために活用される。
野沢温泉のように野沢菜を茹でるのではなく、ここでは洗うのみ。
源泉温度が40度を下回るため、気持ちよく洗え、また温泉成分が微妙に菜っ葉に沁み込むとなんとも美味しそうだ。
洗い場はちゃんと料金をとることにしてあった。
微妙な値段の差が面白い。
さて、母屋に戻りいざ浴場へ。
入浴料金は200円。
そこそこ賑わっている。
しかもぬる湯系のため皆さん開放的に長湯をしており
、残念ながら写真は撮れなかった。
浴場は近代的であり共同湯っぽい風情はないが、とはいえザンザンかけ流しである。
大小2つの浴槽が並んでおり、手前の大きな浴槽が源泉をそのまま投入したぬる目の浴槽。
ほぼ体温の不感温度でいつまでも入ってられそう。
とは言え成分ゆえか、身体にしっかり訴えてくるものがある。
奥の小さな浴槽は加温している。
繰り返すが、共にザンザンかけ流し。
無色透明のアルカリ性単純温泉。
仄かに硫化水素臭が漂う程度の香りだが、微苦味と微硫黄味がある。
白い綿状の湯の花が舞っているのは心地よい。
pHが9.53と高く、しっかりとしたツルスベ感がある。
3つの源泉を混合しているのだが、沓掛温泉1号泉は自然湧出でしかも約224リットル/分ある。
2号泉は300m、3号泉は700mそれぞれ掘削しているが自噴であり、湧出量も補助的なレベル。
こじんまりとした3軒の旅館と共同湯には十分な湯量なのだろう。
霊泉寺温泉などのようにパッと見は地味な湯だが、やはりそれぞれの特徴がある。
このあたりをもっとしっかり味わえるような温泉力をつけたい。
沓掛温泉「小倉乃湯」
長野県小県郡青木村沓掛
0268-49-1126
入浴料 200円
アルカリ性単純温泉(アルカリ性・低張性・温泉)
39.5℃
pH9.53
蒸発残留物 0.305g/kg
無色透明
ごく僅かに硫化水素臭あり
微硫黄味・微苦味あり
ツルスベ感しっかり
白い綿状の湯の花あり
加温浴槽もあり
完全かけ流し




