5/14に駆け足で巡った久しぶりの四万温泉(詳しくは後日アップします)。
現地入りする前、中之条町まで車で着いたら、やぱりこれまた久しぶりに沢渡温泉にも寄り道がしたくなった。
昔、草津温泉で湯治した人が強い酸性の湯にさらされた肌をまろやかに仕上げるために寄ったのが、アルカリ性の湯の沢渡温泉だったそうな。
湯治の伝統を語るべく大きな温泉病院があり、観光客に混じってお医者さんや患者さんが温泉街を歩いている。
そんな沢渡温泉では内湯が有名な「まるほん旅館」が気に入って今まで2回、宿泊したことがある…2回目は秘湯を守る会のスタンプ特典だったけど![]()
最初に泊まった頃、それまで温泉といえば露天風呂じゃなきゃと思っていたのが、ここの内湯に魅了され、じっくり泉質と向き合うことを覚え、本格的な温泉好きに目覚めたと言っても過言ではない、思い出の宿であり湯なのだ。
懐かしい「まるほん旅館」のすぐ隣、その名物内湯のすぐ前にあるのがこの共同浴場。
こちらももちろん久しぶり。
温泉街から言うと坂の途中、源泉のすぐそばにある。
沢渡温泉共同浴場
温泉宿の宿泊客は無料だが、外来は300円。
土曜のAMとあって、すでに先客が数人居たが大半が旅行客のようだ。
浴槽はほぼ同じサイズのものが2つ。
奥の浴槽の湯は少しささ濁っており、適温である。
白い湯の花もたくさん舞っていた。
もちろんかけ流しで、白い析出物が付いた湯口にはコップが置いてある。
淡く硫黄の卵風味があり、軽く塩味で何とも飲みやすく美味しい。
泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉。
ちなみに四万温泉はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉なので、この成分の順番の違いが風味の違いとなってはっきり現れている。
そして手前の浴槽の湯は無色透明で、こちらは非常に熱かった。
源泉温度は55度だが、おそらくそのまま注いでいるのだろう。
50度近くはあったと思われる。
東京の温泉銭湯で熱湯は鍛えているつもりだが、そんなぼくでも肩までは浸かれなかった…ああ、修行が足りない!
他の旅行客も何とか水でうめないで入ろうと、源泉を十分にかぶってから入ろうとしたり、また逆に水をかぶってから入ろうとしたり…。
ぼくは全身「浴び式」にて入ったことにしてもらった(?)。
温度の違いでこちらは綺麗に透明で、人が入ってないためか湯の花は沈んでいたかも?
味わいに違いは感じられなかった。
いずれにせよ、パリっとした硫酸塩泉系の浴感は、山の湯に来たって感じがして嬉しい。
沢渡温泉共同浴場
群馬県吾妻郡中之条町大字上沢渡
TEL 0279(66)2841
入湯料300円(宿泊客は無料)
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
55度
pH8.5
成分総計1.128g/kg
淡硫黄臭と淡卵味、微塩味あり
温度の低い浴槽でわずかに白くささ濁り
温度の高い浴槽で無色透明
共に白い湯の花あり
完全かけ流し
オマケ
浴場の裏にある源泉井あたり




