2日の「富士乃湯 」の続き。
今年1月に放映された「タモリ倶楽部」で綱島温泉の思い出みたいな回があった。
昭和3~40年代には最大70軒ほどあった綱島温泉の旅館。
現在は日帰り施設「東京園」と、先の温泉銭湯「富士乃湯 」以外は1軒もない。
ならばぼくも元・綱島温泉関連を軽く当たってみようと思い立ち、たかだか30分ぐらいだったがあれこれ訪ねてみた。
ちなみに参考にしたのは「街の温泉めぐり 」という、信頼のおける温泉系サイトである。
まず向かったのは「浜京」という保養所跡。
綱島最後の宿泊できる温泉施設だったが、平成20年に廃業してしまった。
商業施設に囲まれた土地だったこともあり、すでに広めの駐車場に変わっていた。
それらしき痕跡がまったくといっていいほど見つからなかったので、写真に撮れず。
次に訪れたのが「綱島鉱区1号泉(綱島R1井)」。
駐車場の真ん中にあり、金網で囲まれていた。
針金で固定されていたが、コックをひねると今も湯は出るのだろうか。
その源泉は702m掘削されたナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉で、源泉温度は33.3度と言う。
せっかく生きているはずの源泉なのに、使われず放置されている。
最近になって取り付けられたのだろうか、下の写真のような掲示が痛々しかった。
こうなってしまったらもう入浴施設はおろか、温泉スタンドを作るのも難しいかもしれない。
次は現在も営業している「東京園」の並びにかつてあった「入船」という旅館の後。
ここも敷地の一部が駐車場となっていたが、門がまだ残っていた。
黒湯の冷鉱泉を沸かして使用していたようだが、源泉の跡を見つけることは残念ながらできなかった。
最後に、その「東京園」の隣にかつてあった「新水」という旅館の跡。
こちらは大々的な駐車場になって久しいらしい。
源泉はまだ残っており、奥のオーナー宅では沸かして使用しているらしいが、入らせてもらえるスベもない。
どこもかしこも温泉より駐車場。
時の流れとはそういうことなんですねぇ…。
そして綱島温泉街最後の砦、「東京園」に続く。



