Apecが終わり日本は約260億円という税金を使っただけの国際会議だったようだ。 何の収穫もなくただ流されるだけ流され、最終的には米国に「お行儀が良く言うことをよく聞く日本犬だね」と頭をなでられただけでエサすら貰えなかった。 菅直人が胡錦濤との短い会談の時に終始こわばった顔をしていたが、開催国のトップがそんな態度で迎えれば相手の中国だけでなく他国もそのような雰囲気にさせられてしまう。
ましてや尖閣諸島の問題などでお互いがピリピリしているのである。 外交とは表向きと水面下の挨拶や交渉があり、重要なことは水面下で行われる。 表向きは大人の態度で笑顔とまではいかなくとも、少なくとも中国と同等もしくは有利な立場に立っているよう振舞うべきであろう。 そしてトップ会談をようやく取ってもらったというのに、胡錦濤に対して自分の言葉ではなく官僚に書いてもらったメモを読みながら、相手の目も見ずに「朗読」していたというもはや小学生並みの首相にこの日本の舵取りを任せるわけにはいかない。
要するに、外務省では長年米国留学帰りの北米課が仕切ってきたために、チャイナスクールと呼ばれる中国班の力が弱く、大国になった中国への対処の仕方が分からないのだ。 それだけ中国からの情報が少なく水面下の交渉も行いにくいということであり、今の菅政権及び親米官僚が仕切る霞が関だけが力を持っているだけでは日本は完全に世界に置いて行かれるであろう。
オバマ政権もFTAやTPPが成功しているように見えるが、もはやオバマ政権も終わりに近づいている。
米中間選挙で下院はボロ負け、上院はやっとのことで過半数を取ったが、今後は日本同様ねじれとなり、これからやろうとする米民主党の法案をことごとく共和党が反対して阻止してオバマ政権が行き詰るであろう。
この共和党が優勢になった現在、リバータリアンであり反ワシントン政治、反ロックフェラーなどの国際金融資本、反FRBのロン・ポールが今後、米下院国内金融政策小委員会の委員長になる。
今までやりたい放題だったFRBの動きを監視し、さらには米議会でことごとくFRBのやろうとすることに反対してくるだろう。 そして米国の財政危機により今まで以上に支出削減(米軍維持費なども含まれる)の額を大きくしてくるはずだ。 FRBが米国破綻を先延ばしにするために、現在とてつもない量(額)のドルを刷りまくってようやく誤魔化せているが、今後はそれもできなくなる可能性が高くなってきた。 となれば米国の財政が悪化して今以上のドル安(円高ではない)になるが、共和党の中にもロックフェラーと繋がりがある議員らによってFRBなどがやることに賛成するかも知れない。 しかし結局はドルを刷りまくろうが、財政支出を削減しようが行きつく所は超ドル安である。
副島氏によれば米国はデリヴァティブという金融派生商品を使い世界のギャンブル場で作った8京円の負債がある。 そのうちの少なくとも負債4000兆円という金額は絶対に処理しなければならない、できるわけがない米国の末路は「破綻」である。 そのうち日本で大量にその金融派生商品を大量に買わされているのが東京三菱UFJ、農林中金などのようだ。 だから三菱系や農林中金にお金を預けている人は早目に解約して生活費以外は金(ゴールド)などの貴金属もしくは土地などの腐らなくて売買できる実物資産に変えておくべきだ。
なぜ貴金属を買ったほうがいいのかといえば、それはこれから貴金属の値段が更に上がる可能性が高くなるのとは別の理由の1つに、貴金属は紙幣や金融商品ではなくただの「物」だから安全なのである。 世界的な恐慌がきてドルも円も使いものにならなくなる可能性がある。 その時に紙幣や硬貨であれば国家(官僚組織)が簡単に通貨単位を変えることもできる。 そうなれば仮に10億円持っていたとしても新円に変えられたら現在の10億円が5億円、3億円にしかならない、1000万円が500万、300万になる(それでしか交換してもらえない)こともありうるが、貴金属であればそれは「物」であり国家が紙幣同様勝手に回収することもできないし、価格は市場で決まるからだ。 そして通貨の代わりにもなる(今よりも価値が上がる)。
副島氏は2年前からオバマは任期の途中で辞任すると予測してきた。 それは体調悪化を理由にして遅くとも2011年中である。 数々の予測(予言)を言い当ててきた副島氏のこの予測も当たるであろう。
そこで私なりの予測(笑)は、12月まではドル:円は適当に乱降下して年末には一時的に落ち着くだろう。 為替はドル安でも80円割るか割らないかくらいで、ドル高だったら82~83円。
そして年が明けて2月~3月にかけて80円を必ず割り4月~5月中には70円突破する。 そして世界が恐慌に気付き始めた5月にオバマが辞任し、副島氏が言うように最初から仕組まれた大統領選(サラ・ペイリンVSヒラリー・クリントン)でヒラリーが大統領になっていくのであろう。
その後には中東や北東アジアで米国が戦争を始めるかも知れない。 その戦争で日本を再度地獄に導く役目が前原誠司と外務省、マスゴミである。 しかし頭が少し賢くなった今の日本人は第二次世界大戦時のように「マンセー」にはならないのではないだろうか。 なんたって「マンセー」するものがない。 2011年は国家・国民の存亡が試される年である。

