浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。
「あなたには気持ちはない」、「一緒に居たくない!」、「出てけ」、「あなたが出ていかないなら俺が出て行く」、「どうせ金だろう」などと言う。
「死ね!」とまで吐く。
どうしてそんなに酷いことを妻に言えるのかと耳を疑ってしまいます。
女が言わせているわけでもなく、妻が暴言を吐かれるほど図星でもありません。
他者の痛みも他者の心の中も理解できない、自分の感情すら正しく伝えられない愚かな人たちだなと感じてなりません。
が、言い返さないほうがいいです。
お互い感情的になり、相手への批判の嵐。怒鳴り合いモードに入ったりする。何ら解決に至りません。
外で非現実的な世界に浸り、刺激、快楽を享受し続け、脳内は恋愛モード、本能モード(不貞行為の欲求)。
妻では満たされない、おもしろくない、居場所がないと感じていくわけです。
そのようなとき、妻が何かしら口走ったことにかちんとくる。妻の言葉は非難、攻撃に感じてしまう。妻を黙らせる(これ以上言わせない)ために、このような酷い暴言を吐く。
当然です、そんな浮気夫を見てたら、仏頂面にもなりますし、ちくりと余計な言葉も出てきます。
もちろん、浮気夫を優しくお迎え、居心地よく接していれば、またぜんぜん違うかもしれませんが。
現実に引き戻されれば戻されるほど、家で妻との険悪な空気が蔓延すればするほど、不倫相手とのひとときが、不倫女のことが、もっと大切なものに感じてくる。
相手が既婚でも、どうこうすることもできない関係でも関係ありません。
もはや夫の頭の中は、家はつまらない居たくない場所。女とのひとときは最高に癒されるずっと居たい場所なのですから。
でも自信をなくすことはありません。
その暴言の数々は本気ではありません。
そういう暴言を吐く夫は、自分の気持ちをきちんと伝えることのできない、ある意味、そういう部分が劣っている人たちです。
どうでしょう。昔から口が悪く、暴言を吐いてばかりの夫は別ですが、多くの相談者様の夫を見ると、不倫する前も、そもそも自分の感情をわかりやすく伝えてくる人ではなかった。
それに他者と向き合って話し合う。気持ちを伝えあうことが不得意。
そのような人がそんな自分でも肯定され、満たされた世界に入り込むと、さぞかし居心地はいいでしょう。だから現実に引き戻そうとする妻に責められている、攻撃されていると感じ、防衛戦略として、数々の暴言を吐くだけのこと。
結局、キレても暴言に逃げているわけですから、妻からも自分からも逃げているも同然です。
自分のことを理解してくれ、わかってくれている女がいる。
そんな女と無意識に比べ、目の前の妻を見れば見るほど、あっちがよくなる。
実は、それはすべて勘違い。
不倫者の錯覚なだけ。
夫はわかっていません。
実際、不倫の二人が求めていることは、日頃の生活に疲れた心が癒され、下半身の欲求を満たせる相手であって欲しい。
であれば、今は、今はです。
妻は邪魔。会いに行くのも、妻が弊害。もっと女のところに居たいが、妻が弊害。
女と連絡もとっていたいけど、妻が邪魔。
自由が奪われて苦しいと子供みたいな心理も働く。
女のいいところばかりを思い出し妻と比べている。
同じ屋根の下で暮していないから、女のいいところしか見れない。
実際に一緒に生活して、すぐに解消した不倫者たちの事例もほんと多く見てきました。
「それだけ」で一緒に暮らしても無理なのです。
妻に暴言を吐くのは、女が言わせているとかは考え過ぎ。
そこまでの暴言を吐ける夫は、そもそも夫の心に問題がある人が多い。
不倫のお花畑に浸っていると、言葉の使い方も酷くなるのも事実。それに顔つきもです。鬼に見えますよね、あの表情は。
「ほんとどうしてこんな人になってしまったのか。気の毒に」
「ほんと、可愛そうに」
そう捉えてください。
暴言は鵜呑みにしないでください。
そんな暴言を吐いたことさえ、いずれ忘れます。
またそれも腹立たしいことなのですが。
深く考えられない、自分の感情にも向き合えない、気の毒な人たちです。

