こんにちは。
今日は場面緘黙についてお話ししようと思います。
我が家の真ん中っ子は中度の場面緘黙だと言えます。
いつから…と言われると
答えは「生まれたときから」です。
母親以外の人が近くに居ると、泣かない。
サイレントベイビーでした。
泣かないだけではなく
ミルクも飲まない
笑わない
寝ない
フリーズがずっと続きます。
真ん中っ子はなんだかよく感染症に罹る子で突発性発疹は3度罹りました。
腸重積は2度罹患しましたが…
これがなんとも言い難く、
病院の先生をも困らせたお話です。
1歳半の頃。
保育所に迎えに行きいつもながらミルクは小さじ数回程度で泣きもせず保育士さんにおんぶをされていた真ん中っ子。
授乳を済ませ、帰路につく。
帰り道、真ん中っ子の好きなあやし方をしてもこの日は笑わない。
あれっ?もう一度…
いつもの笑顔がない…
だからと言って機嫌が悪いわけでもない…
なんだろう?
(↑このいつもとちょっと違う。を感じられるのはたぶん母親だからなんだと思います。)
帰宅して、夕ご飯を作っていると
真ん中っ子が突然フリーズしたまま倒れた。
ぬいぐるみがパタンと倒れるように静かに横にパタンと倒れた。
んん?
なんだこの動き?
と思いましたが起こすとまた手に持っていたおもちゃで遊びはじめました。
10分後、またパタンと静かに倒れ
起こすとまた遊びはじれる。
コレを何度か繰り返すのです。
おかしい!!!
ココは検索!スマホに
「繰り返し倒れる」
「フリーズする赤ちゃん」
「10分おき」
思い当たるものを手当たり次第検索すると…
ヒットしたのは【腸重積】なんです…
怖いことに24時間以内に処置をしないと腸が腸に締め付けられて壊死してしまうため手術が必要になるって…出てきたんです。
腸が腸に吸い込まれるときに痛みを感じて大泣きすることから、繰り返し大泣きやお腹をすごく痛がるのが見つけるポイントになっていました。
でもこの子は…
泣かない。
痛がらない。
苦しそうじゃない。
本当にこれなのか不安になってきたので、とりあえずここは素人が考えても仕方がないので夜間救急病院へ行くことにしました。
症状を伝え…触診を終えエコーを見た医師はすぐさま
「今日この後の小児科は受け付けないで!」と指示が飛びそのまま処置室へ。
その間も真ん中っ子はフリーズ。
処置中(高圧浣腸)は流石に叫び声があったもののほぼ泣かず。
この病院では処置しきれず小児外科のある病院まで救急車で転院し明け方まで処置を繰り返すこととなりました。
手のかからない子と言えば聞こえが良いのですが、自分自身の身に起きていることですら声を発することができないのは辛いことだなと感じました。
一度目はすぐ発見してくださるベテランの医師でしたが、二度目に腸重積になった時は夜間ではなかったためかかりつけ医に行きましたが、前回の様子と同じだったため問診時から腸重積の疑いがあると伝えましたが
「腸重積なのに泣かない赤ちゃんなんているわけがない!夏風邪だ!僕の診断が信じられないなら他所へ行ってくれ!」と医師を怒らせることとなりました。
なので夜間救急の病院へそのまま向かい
診断はやはり腸重積で入院することになりました。
場面緘黙は時に常識には当てはまらないことが起きます。
この出来事は私が真ん中っ子を理解するためにとても重要な出来事でもありました。
母親の言葉だけでは信じてもらえない時もある。
だから知ることが大切で、親の自分が感じる違和感を【なんでだろう】と思いそれに私なりの【答え】を見つけ、【伝えられる言葉】を学ぶきっかけになったように思います。
今は中学生になったのでこの頃ほどではないもののまだまだ場面緘黙は残っています。
周りの方に知ってもらって、一緒にできる事を考えてもらって、話せなくても動けなくても大丈夫だよ。と理解してくれる人に囲まれるように『分かってもらうためにやる事』を続けています。
そして、少しずつその輪が真ん中っ子を包んでくれているように思います。
できない、やらない。ではなくて
なにならできる?どうやったら伝わる?の繰り返しですが、今は本当に場面緘黙を勉強しようとしてくださる支援の方が増えてきたので嬉しい限りです。
もっともっとその輪が広がればいいなぁ!と思う今日この頃です。
