私は、女の子を産む、そう勝手に信じていました。
父は破天荒な人で、私が小学生の時に亡くなりました。
そのおかげで、3歳までに引っ越し8回、
両親が離婚再婚(同じ人とです)をするという、波乱万丈の家庭でした。
今思えば、母の勝手な思い込みで洗脳されていたのかもしれないですが、父さえいなければいいのにと思っていました。
厳密にいえば、大好きなお母さんが、お父さんさえいなければ、笑ってくれるのに、そう思っていました。
父のあの自由奔放さ、ゆえだったのかなと思うのですが、母が毎日
父のせいでため息をついて、仕事に出ていく姿を見るのがつらかったです。(母が勝手に全てを悲観して思いこんでただけなんですがね)
母は父の代わりに、昼は正社員、夜もパートに出かけ、丸1日のお休みは年1回でした。
その年1回の、お休みに5歳の頃、夜一緒にお風呂に入ったことを今でも覚えています。
嬉しくて嬉しくて、あーこれが毎晩だったら、
どんなに嬉しいだろうって思いながら、
母の膝の上に乗って見た、お風呂場の映像を今でも
鮮明に覚えています。
あ、現在は、両親とも亡くなっていますが、母から見た旦那さんの父ではなく、彼の人生として、彼を見れるようになったので、父には感謝してるし、尊敬してる部分が沢山あります。あんなに自由に生きてくれて感謝です。
そんな家庭で育ったものだから、小学生になり、
音楽の授業でリコーダーをクラス全員で吹くときも、
目立ちたい理由で、変な音をわざと出す男子、私がテストの答案をもらったら、取り上げて皆に見せる男子達に、
呆れて、なんで男って、
こんなに面倒で、うるさいの??って思っていました。
小学校高学年になると、下校する私たち女子にちょっかい(ってか嫌がらせ?)、ランドセルをけってきたり、突き飛ばしてきたり。
怪我することもありました。
本当に勘弁してほしい。
帰宅したら、やった!!!あの男子達から解放される!!と思ったら、
なんか家の外で音がする??
窓を開けてみると、奴らです。。。。
石を投げたり、叫んだり。。。
なんなの??あの人たち??お父さんも、男子も
私の前から消えてほしい。謎の生き物。。理解不能。。
いつもそう思っていました。
女子校に行きたい。。ずっとそう願っていました。
そんな訳で、私は小学生の時に、決めました。
私の子供は絶対女のコ(男の人がいないと、産めないことはよくわかっていなかった模様(笑)
名前は優笑(ゆえ)ちゃん。
当時愛読していたMCシスターの看板モデルの名前をヒントに考えたんです。
沢山お洒落させて、一緒にお買い物や映画、旅行に行って。。。
ルンルン♪とずっと考えていました。
20歳の時に姪っ子が誕生。
やっぱり女の子です。
騒がないし、動き回らない、言うことは基本ちゃんと聞くし、
まー可愛い
叔母バカ全開で溺愛しました。
そんな私も、あれ??気づけば30代後半。
子供がいない!!
そうだ!私、優笑ちゃんを産むんだった!
そう思って、妊娠。
小学生の時から30年培った、私の優笑ちゃんへの想いは、完璧な女の子像に仕上がっておりました。
妊娠5カ月目、検診の日に先生(外国人)が突然エコーを診ながら、
”あ、おちんちん見えたよぉ”
”え??先生、今なんて言いました?”
”おぅちぃんちぃん。見えましたぁ~”
”それって、間違いでしょ?
100パーセントじゃないですよね?”
”うーん、90%男の子よ!ほら、もう一回見ますぅかぁ?”
私、それから涙で目がかすんで、エコーの画像が見えませんでした。
旦那さんに、すぐに連絡。
”私、男の子を育てるつもりが全く人生設計になかった。
もう無理。。。。戦隊ショーとか、あんな乱暴なもの理解できないし、どうしよう。”
”あーもういいよ。そんなん僕が連れて行くから。。”
まー。こんなん、世の中の母ちゃんが見たら、憤慨するような
おバカなプレ母ちゃんでした
そんなこんなで、現在息子は3歳6か月。
まさに、私が嫌いだった男子達のように、うるさいし、じっとしていないし、私にちょっかいばっかりかけてきます(笑)
お洒落させようとしても、
”その服は、固いからやだ!”って、動き易さでしか、
服を選んでくれません。
でも可愛くて、可愛くて、仕方ありません。
毎日可愛さが増えていきます。
私にもし、女の子が生まれてきていたら、その子は
母親に支配された可愛そうな人生を送っていたに違いないです。
なんせ、私の30年分の熱い想いを背負わされますからね。
息子に対する願い、想いは
”元気で生きてくれたらあとはなんでもいい”
ただそれだけ。
顔が可愛くなくったって、つむじが2個あっても、スタイルよくなくても、
積み木が下手でもなんでもいいです。
生きてくれてるだけで、いい。
神様は、男の子を育てることで、
私に偉大なる経験をさせてくださってるなと日々感じます。
人は生きてるだけで素晴らしいってこと。
以前の私だったら、可愛くないと、スタイルよくないと、頭がよくないと、そんなことばかり望んでいたし、気にしていました。
男の子をお待ちのお母さんならわかると思いますが、
まぁ半端ではない、男子エネルギーです。
現在40代ですが、彼を追っかけまわすのに、
体力が相当必要とされます。
高齢出産の私にとっては、ありがたいですよ。
毎日がエクササイズ。
優笑ちゃんが産まれていたら、心配していたであろうこと(美人になるかな?髪がパサパサだな?足が太くなりそうだな?勉強ついていけるかな?運動神経悪かったらどうしよう)が、男の子である息子には、一切なしです。
私心配性だったんです。
息子のお陰でそれも随分解消されました。
なんとかなるやろ~。そうなった時に、対処しよ~って、
子育て以外も考えられるようになりました。
私が息子にできることは、毎日私の人生を楽しく生きている姿を見せて、大人になるって楽しいって思ってもらうこと。
そして彼が、将来やってみたいことができたときに、
経済的に、体力的に、時間的にバックアップできるように、
今から準備することだと思っています。
何が言いたかったかって??
なんでも経験しないと、わからないですよってことです。
私のこの数十年かけて構築した、頑固な前提や想定も
否応なしに現れた現実の前に、
ガラガラと音を立てて崩れていきました。
経験って素晴らしいです。
行動してみないと、経験できない。
皆さん、何か頭の中で考えていることは、
行動に移して、経験しないとわからないですよ。
ファッション、メイク、起業なんでもそうです。
人生は面白いです。
一緒に楽しみたい方募集中です!!



