昨日の昼間、兵庫芸術文化センター管弦楽団PAC 2026-27シーズン第171回定期演奏会を聴きに行ってきました。21年目のシーズン幕開け公演ということで、指揮は芸術監督の佐渡裕さん。プログラムは前プロがイギリスのヴィオラ奏者ローレンス・パワーと言う方をソリストに迎えてのリンドベルイという作曲家のヴィオラ協奏曲、メインプロがショスタコーヴィチの交響曲第10番でした。

 

出演 

指揮・芸術監督:佐渡裕

ヴィオラ:ローレンス・パワー

管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団

 コンサートマスター:豊嶋靖嗣

 

プログラム 

前半

リンドベルイ:ヴィオラ協奏曲

 第1楽章

 第2楽章

 第3楽章

後半

ショスタコーヴィチ:交響曲 第10番 ホ短調 op.93 

 第1楽章 モデラート 

 第2楽章 アレグロ 

 第3楽章 アレグレット

 第4楽章 アンダンテ アレグロ 

 

アンコール

ソリスト=ヴェストホフ:無伴奏 ヴァイオリン・ソナタ 第3番ニ短調 第3楽章 「鐘の模倣」

オーケストラ=F.デーレ(宮川彬良 編曲):すみれの花咲く頃

 

開演15分前に佐渡さんからプレトークがありました。

ざっくり言うと、今シーズンからの新規メンバーは約20名で、みなさん優秀との紹介と、プログラムの解説等々でした。

 
最初の曲はローレンス・パワーの演奏によるリンドベルイのヴィオラ協奏曲。
ローレンス・パワーは、世界を代表するヴィオラ奏者のおひとりだそうですが、僕はお名前も存じ上げない方。というか、僕は、世界を代表するヴィオラ奏者のお名前を1人も挙げられないので当たり前ですショボーン
そして、作曲家のマグヌス・リンドベルイと言う方はフィンランドを代表する現代音楽の作曲家のおひとりということですが、こちらも全く存じあげません。
この曲はリンドベルイがローレンス・パワーのために2023~2024年にかけて作曲したとのことで、今回が日本初演になるそうです。
佐渡さんがプレトークで響きが万華鏡のような、正に現代音楽と言った曲と紹介され、現代音楽が苦手な僕はすごく嫌な予感がしましたが、その通りになりました泣
オケの編成は、14-12-10-8-6。
3楽章の編成ですが切れ目なく連続で演奏されました。
途中長~~~いカデンツァがあり、ヴィオラをギターポジションに持ち替えてピチカートしたり、ハミングのような声だしまであったりと、きっとヴィオラとローレンス・パワーの魅力を存分に味わえる構成だったのだと思いますが、メロディが全くわからない…
「なんや、これ?」と思っているうちに終わりました。
シーズンが変わったので、座席もまた1年、昨年とは違う席になったんですが、今回はお隣が僕より年上を思われるお母様と30歳代くらいの息子さんで来られていて、聞こえてくるお二人の会話からクラシック好きの方のように思えましたが、お母様が「現代音楽はやっぱりもう一つね」みたいなことを言われ、息子さんも「メロディがひとつも思いだせない。」と演奏後、話されていて、「僕だけやないんや」と変に安心しましたニコニコ
 
後半は、ショスタコーヴィチ:交響曲の第10番。この曲を聴くのは、25/10 ピエール・デュムソー指揮・京響の定期演奏会(★)以来で2度目。
オケの編成は16-14-12-10-8。
京響の時のブログに「曲自体が、不協和音ではないけれどショスタコらしい不気味さや、変な陽気さみたいなメロディが沢山あって、苦手意識が減っているとは言え、僕としては大いに楽しめるものではありませんでしたショボーン」と記載していましたが、今回も全く同様。
ショスタコのドイツ式の綴りのイニシャルから取ったDSCH音型(DmitriiSCHostakowitch)が重要なモチーフとして使われているそうですが、そんなことは僕にはどうでもよくて、やっぱり曲が好きになれませんでした。
 
今回は前後半とも好きになれない曲でしたが、プレトークで佐渡さんがおっしゃったとおり、メンバーが大きく入れ替わったとは言え、弦は結構揃っていて迫力があったし、木管やホルンは上手かったようには思えましたグッ
 
そして、オーケストラアンコールは、佐渡さんとPACの定番の「すみれの花咲く頃」。
いつもように途中で佐渡さんが鍵盤ハーモニカを持ち演奏したり、佐渡さんの指揮で最後は客席も手拍子で〆となる演出も健在。
正直、僕にとって、この日の演奏で一番よかったのは、このオーケストラアンコールの「すみれの花咲く頃」でしたチョキ拍手
 
 
開演15時、休憩20分を挟み、終演17時15分。若干の空席があるように見え、80~90%程度の入りに思えました。
 
カーテンコールのみ、いつものように撮影可でした。
 
 
以下、リハから昨日・公演初日終演までの関連Xを貼っておきます。