一昨日の日曜日12日に地元の幼馴染みと、住友生命いずみホールに聴きに行った、辻井伸行 プレミアム・リサイタル2026 のことを書きます。

今回のリサイタルツアーは6/25・横浜、6/27・函館、7/1・川口、7/4・豊田、7/7&10・東京を経て、この日の大阪が千穐楽となっていました。

辻井くんの演奏を前に聴いたのは、3/28の沼尻竜典さん指揮・読響との究極の協奏曲(★)でラフコン2を、またリサイタルは3/8の「辻井伸行 日本ツアー2026《抒情と熱情》」(★)でした。

今年は彼の演奏を聴く機会に恵まれ、今回で3回目です。

 

出演 

辻井伸行:ピアノ

 

プログラム 

前半

シューマン 

子供の情景 Op.15 

 第1曲 見知らぬ国と人々について

 第2曲 不思議なお話

 第3曲 鬼ごっこ

 第4曲 おねだり 

 第5曲 満足 

 第6曲 重大な出来事

 第7曲トロイメライ

 第8曲 暖炉のそばで

 第9曲 木馬の騎士

 第10曲 むきになって

 第11曲 怖がらせ 

 第12曲 眠りに入る子供

 第13曲 詩人は語る

ドビュッシー

子供の領分

 第1曲 グラドゥス・アド・バルナッスム博士

 第2曲 象の子守歌

 第3曲 人形のセレナード

 第4曲 雪は踊っている

 第5曲 小さな羊飼い

 第6曲 ゴリウォーグのケークウォーク

喜びの島 

後半

プーランク 

3つのノヴェレッテ

 第1曲 ハ長調

 第2曲 変口短調

 第3曲 ホ短調

ファリャ 

恋は魔術師(作曲者によるピアノ版) 

 第1曲 パントマイム 

 第2曲 情景 

 第3曲 きつね火の歌

 第4曲 恐怖の踊り No.4

 第5曲 魔法の輪

 第6曲 真夜中

 第7曲 火祭りの踊り

リスト 

スペイン狂詩曲 

 

アンコール

①ドビュッシー:月の光

②セヴラック:ロマンチックなワルツ

③リスト:超絶技巧練習曲 第10番

④リスト:リゴレット・パラフレーズ

➄ショパン:ノクターン 第8番 op27-2

 

 
前半のシューマン「子供の情景」、ドビュッシー「子供の領分」では、辻井くんの弱音の美しさが目立ち、聴いていて安らぎを感じるものでした。特にトロイメライは本当に綺麗でしたキラキラ
そして、前半最後の「喜びの島」は華やな響きが良かったですOK
 
後半、プーランク・ファリヤ・リストの曲は、カーテンコールで来場お礼の挨拶をしてくれた時に
辻井くんから「初めての挑戦でした」と紹介がありました。
今までやっていない領域に、またレパートリーを拡げて進化している彼の演奏を聴けて良かったですニコニコ
プーランクの「3つのノヴェレッテ」は、前半同様、美しい曲でしたが、ファリャの「恋は魔術師」とリストの「スペイン狂詩曲」は強い打鍵による激しさや華やかさが際立っていて、トータルで辻井くんの強弱緩急の巧みさを充分感じされるプログラムのリサイタルでした拍手
 
そして、アンコールは、お馴染みの月の光から始まり、その後、上記の挨拶と共に、当日が千穐楽でやり切った達成感があるとコメントし、その後も弾き続けてくれて、全5曲びっくり
僕としてはあまり馴染みのない曲もありましたが、素晴らしかったですグッ
 
開演14時、休憩20分を挟み、終演16時20分。満席。
先月はマツーエフ、ユジャ・ワンと強烈な個性をもつピアニストを聴きましたが、辻井くんの演奏は、また違って、やっぱり唯一無二のピュアな音色を感じられるなぁと改めて思った公演でした。