先週の金曜日にザ・シンフォニーホールで聴いてきた「THE SACHIO FUJIOKA」というコンサートのことを書きます。タイトルの通り、指揮者の藤岡幸夫さん(通称サッチー)にフィーチャーしたザ・シンフォニーホール新企画のコンサートです。サッチーは関西フィルの首席指揮者から現在は総監督を務め、今年度で27年目のシーズンとのこと。関西フィルの定期演奏会の会場がザ・シンフォニーホールであることから、同ホールの最多出演指揮者でもあるそうです。

そんな藤岡さんに感謝を込めて、ザ・シンフォニーホールのゼネラルマネージャーが今回の公演を企画されたという経緯を冒頭、藤岡さんが説明されていました。

ということでオケは当然、関西フィル。プログラムは前プロのソリストにピアニストの阪田知樹(トモキー)さんを迎え、先ず、「サッチーとトモキーの楽しいトーク、そして、リストのピアノ協奏曲第1番、メインプロはサッチー&関西フィルの十八番、シベリウスの交響曲第2番でした。

 

出演 

指揮:藤岡幸夫

ピアノ:阪田知樹

管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団

コンサートミストレス:木村悦子

 

プログラム 

前半

サッチーとトモキーの楽しいトークあり!!(ピアノ演奏付き)

リスト:ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 S.124/R.455

1. Allegro maestoso

2. Quasi adagio

3. Allegretto vivace - Allegro animato

4. Allegro marziale animato

後半

シベリウス:交響曲 第2番 ニ長調 op.43

1.Allegrett

2. Tempo Andante, ma rubato

3. Vivacissimo

4. Finale. Allegro moderato

 

アンコール

(ソリスト)G.ガーシュウィン(E.ワイルド編曲):魅惑のリズム
(オーケストラ)エルガー:夕べの歌

 

定刻に、先ず、サッチーが登壇し、上述した今回の企画についてご説明。そして、トモキーが続いて登場。トモキーがリストみたいな髪型だとか、ちょっとした笑いを取りながら、トモキーの実演を交えながらトーク。トモキーの自作の曲とリストの愛の夢を、さわりだけ演奏されたりもしました。

 

リストのピアノ協奏曲第1番の解説で〆て、オケも出揃いました。編成は前後半とも12-108-7-6。僕がリストのピアノ協奏曲第1番を生で聴くのは、19年11月のケント・ナガノ指揮ハンブルグフィルとの辻井伸行くんの演奏(★)以来。もっと、最近聴いたような気が今もしていますが、どれだけブログを振り返っても、これ以降ないようです。

そして、トモキーを聴くのは初めて。フランツ・リスト国際ピアノコンクール第1位だし、超絶技巧で有名なので楽しみにしていました。
ピアノ協奏曲第1番は4つの部分が連なる単一楽章の曲です。

トモキーの演奏は、とても優美で軽やかで透明感のある音色音譜

第3部でのトライアングルとの協奏は音が本当にキラキラキラキラ

そして、超絶技巧も堪能できましたグッ

アンコールのガーシュインもとても軽やかチョキ

6月には京響の定演にも出演してくれるので楽しみです。

 
後半はシベ2。サッチーと関西フィルの十八番中の十八番です。
この曲は、配信では沖澤のどかさん指揮・読響(★)、ロウヴァリ指揮・エーテボリ響(★)、CDでは、サッチーと関西フィルの「シベリウス交響曲全集&ヴァイオリン協奏曲」でよく聴いていましたが、生で聴くのは19/4のパーヴォ・ヤルヴィ指揮・エストニアフェスティバル管弦楽団の大阪公演(★)以来のようです。
演奏前にサッチーからまたトークがあり、師匠の渡辺暁雄先生から、この曲は第2楽章が勝負だと教えられたとの逸話も紹介されました。
教えをしっかり実践された哀愁を帯びた第2楽章の演奏は流石びっくりマーク
全体的にも緩急・強弱のメリハリがはっきりしていて、正に藤岡節のように聴こえまhしたルンルン
 
アンコール前に最後のトーク。
既に、この企画の第2弾が来年4/11に決まっているとのこと。
「企画してくれているシンフォニーホールの期待に応えるために、今度は日曜だし、なんとしても満席にしたい。今日、お越しいただいた皆様が一人ずつお友達を連れてきてくれれば実現できるので、どうぞ宜しくお願いします。」との言葉に、客席から「まかしとき!」の声がかかり、サッチーが「ありがとうほざいます!」と大きな声で対応して、エルガーの「夕べの歌」を演奏。何故か、関西フィルとあまり演奏しなかった曲とのことですが、サッチーの英国愛が伺える美しい演奏でした拍手
 
 
開演19時、休憩20分を挟み、終演21時。
P席やサイドバルコニーは使用しておらず、客入りはホール全体の50~60%程度。
高校生が多かったのも特徴てきでした。
 
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