一昨日の金曜日7日に聴きに行った、兵庫芸術文化センター管弦楽団 第164回 定期演奏会のことを書きます。指揮はサッシャ・ゲッツェルで、プログラムは前プロがモーツァルトの交響曲第1番と、ソリストに河村尚子さんを迎えてのベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番、メインプロがブラームスの交響曲第1番でした。

 

出演 

指揮:サッシャ・ゲッツェル

ピアノ:河村尚子

管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団

コンサートマスター:豊嶋靖嗣

 

プログラム 

前半

モーツァルト:交響曲 第1番 変ホ長調 K.16

 第1楽章 モルト・アレグロ 

 第2楽章 アンダンテ 

 第3楽章 プレスト 

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 op.58

 第1楽章 アレグロ・モデラート 

 第2楽章 アンダンテ・コン・モート 

 第3楽章 ロンド: ヴィヴァーチェ 

後半

ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 op.68

 第1楽章 ウン・ポコ・ソステヌート - アレグロ 

 第2楽章 アンダンテ・ソステヌート 

 第3楽章 ウン・ポコ・アレグレット・エ・グラツィオーソ

 第4楽章 アダージオービゥ・アンダンテ - アレグロ・ノン・トロッポ、マ・コン・ブリオ 

 

アンコール

【ソリスト】ラヴェル:クープランの墓 第5曲「メヌエット」

【オーケストラ】ブラームス:ハンガリー舞曲 第1番

 

ゲイツェルの指揮は、昨年1月の京響ニューイヤーコンサート(★)以来で今回2度目。
この時はウイーンからゲイツェルを迎え「これぞ、本家本元のニューイヤープログラム」というコンセプトだったので、華やかなウィナーワルツ・ポルカを溌剌と指揮していたとの印象でした。で、今回もウィーンで活躍した大作曲家3人の作品が取り上げられています。
 
先ず、最初の曲はモーツァルトの交響曲 第1番。
オケの編成は8-8-6-4-3だったと思います。
この曲は先月末、高関健さん指揮で京響の演奏(★)を聴いたばかり。
今回は、京響の時よりもコンパクトな編成で、よくまとまっていたように思います。
オーボエ・コアメンバーの井上慎介君という方の演奏が美音でしたグッ
 
続いて、地元、西宮市出身の河村尚子さんによるベートーヴェンの:ピアノ協奏曲 第4番。
オケの編成は12-10-8-6-5。
河村さんの演奏を聴くのは、今年6月の山田和樹さん指揮・バーミンガム市響とのラフコン2(★)以来。また、ベートーヴェンの:ピアノ協奏曲 第4番を聴くのは、昨年5月、ヤン・ヴィレム・デ・フリーント指揮・京響の定期演奏会でのデヤン・ラツィックの演奏以来でした。
河村さんの演奏は、6月に聴いた時同様、テンポの揺らし・強弱の変化が大きく、強音はダイナミック、弱音は繊細で美しかったですキラキラ
テンポの揺らしが大きかったけど、ゲッツェルと河村さんはお互い、しっかりアイコンタクトを取っておられたので、上手く協奏できていたように思いますチョキ
ここでの演奏では、チェロのゲスト・トップ・プレーヤーの読響首席・富岡廉太郎さんと、またしてもオーボエ井上君の演奏が素晴らしく感じられました!!
 
アンコールのラヴェルのクープランの墓 第5曲「メヌエット」も綺麗でしたOK
 
後半、ブラームスの交響曲 第1番。
オケの編成は14-12-10-8-6となり、前半はコントラバスが下手側にいた配置から上手側に入れ替わり。
この曲を聴くのは、22/12のクリスティアン・ティーレマン指揮・ベルリン国立歌劇場管弦楽団の 大阪公演(★)以来とちょっと久しぶり。数年前に、海外オケの来日公演で、この曲の演奏頻度がとても高いことがあったんですが、最近は機会が少なくなっていて不思議な感じです。
 
久しぶりに重厚なブラ1を聴けて良かったというのが率直な感想ニコニコ
弦楽器は、コンマス豊嶋さんが1stヴァイオリンをまとめ、また、2ndヴァイオリンを元東フィル首席の戸上さん、ヴィオラを読響ソロ・ヴィオラの柳瀬さん、チェロを富岡さん、コントラバスをN響首席の吉田さんがゲスト・トップ・プレーヤーとして各パートを率いておられ、締まりのある演奏を聴くことが出来ました。
また、ティンパニは、京響首席の中山航介さんがゲスト・トップ・プレーヤーとして務められ、しっかりとテンポを刻んでおられましたルンルン
ゲッツェルの指揮は、勿論、演奏曲の違いによるところが大きいと思いますが、昨年の京響ニューイヤーの時よりも全然激しく、全身を使って、若いオケを煽り、素晴らしい演奏を導いていました音譜
 
アンコールのブラームス・ハンガリー舞曲も盛り上がってフィナーレ拍手
 
開演15時、休憩20分を挟み、終演17時20分。
客入りは2階サイドバルコニー後方に若干の空きがあって90%程度。
それでも平日のマチネにしては、いつもながらの驚異の集客力ですびっくり
 
カーテンコールは毎度、撮影可。
 
 
リハから本番初日までの楽団Xのリンクを貼っておきます。