昨日は、大阪4オケ2025 大阪・関西万博開催記念/第63回大阪国際フェスティバル2025を聴きにフェスティバルホールに行ってきました。

時期は微妙にズレたりしますが、大阪4オケが一堂に会する春恒例のコンサートです。
昨年は京響、兵庫芸術文化センター管を交え、関西6オケ(★)での開催でしたが、今年は従来の4オケに戻りました。今回で11回目の開催とのことですが、僕も昨年の6オケと過去2回(★、★)の4オケを聴きに来ています。
今年は、大阪・関西万博開催記念とのことで、各オケが邦人作曲家の作品と世界で生まれた様々な物語の音楽(アメリカのミュージカル、イギリスのオペラ、ドイツの交響詩、ロシアのバレエ)がプログラムされました。

 

出演者とプログラム 

①大阪フィルハーモニー交響楽団

指揮:尾高忠明(音楽監督)、コンサートマスター:崔文洙  

プログラム

武満徹:「波の盆」組曲

ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」より「4つの海の間奏曲」

 

②関西フィルハーモニー管弦楽団

指揮:鈴木優人(首席客演指揮者)、コンサートミストレス:木村悦子

プログラム

萩森英明:東京夜想曲

バーンスタイン:「ウェスト・サイド・ストーリー」より「シンフォニック・ダンス」

 

③大阪交響楽団

指揮:山下一史(常任指揮者)、コンサートマスター:森下幸路

プログラム

R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」

外山雄三:管弦楽のためのラプソディ

    

④日本センチュリー交響楽団

指揮:久石譲(音楽監督)、コンサートマスター:近藤薫(客演)

プログラム

久石譲:Adagio for 2 Harps and Strings

ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1945年版)

 

司会進行:堀江政生(朝日放送テレビアナウンサー)

関西フィルと大響の間に休憩が設けられていますが、前後半ともオケの入れ替わりで舞台転換があるため、場繋ぎの目的も兼ねて、朝日放送アナウンサーの堀江さんが司会進行。

各オケの演奏が終わったら、カーテンコールでの写真撮影可とし、更に指揮者にインタビューと各オケ定期演奏会のペア招待券2組の抽選が行われました。

 

今回のトップバッターは大フィル。

最初の曲は武満の「波の盆」組曲。
1983年に放送された2時間ドラマのために書かれた曲を演奏会用組曲にしたものです。
僕は23/10に太田弦くん指揮・京響の定演(★)で聴いたことがあります。
変な曲が多くて苦手な武満ですが、これはとても綺麗な好きな曲です。
オケの編成は、12-10-8-6-5。
とても美しい演奏でしたキラキラ
続いて、ブリテンの歌劇「ピーター・グライムズ」より「4つの海の間奏曲」。
オケは16-14-12-10-8に拡大し、「波の盆」とは打って変わって、迫力のある力強い演奏!!
大フィルらしい豪快さが感じられましたグッ
大阪4オケの中でも、やっぱり最も貫禄を感じる大フィルといったところです。
 
続いて、関西フィル。
首席客演指揮者の鈴木さんは大阪4オケ初登場。
オケの編成は14-12-10-8-7。
最初の曲は萩森英明さんの「東京夜想曲」。
藤岡幸夫、山田和樹、鈴木優人、原田慶太楼が協力して、オーケストラの新作を生み出す場を創る画期的プロジェクト「ニュークラシックプロジェクト」で応募し、採用された楽曲で、2023年5月に鈴木さん指揮で東京シティ・フィルと愛知室内オーケストラの合同演奏で初演されたものです。この模様はCDでリリースされていて僕はamazonミュージック(★)で聴いたり、BSテレ東の「エンター・ザ・ミュージック」で視聴したりしていたので、それ以来の再演を生で聴けることを楽しみにしていました。
賑やかで華やかで、なおかつ美しい曲でしたルンルン
萩森さんも会場に来ておられて演奏後、客席でスポットライトがあてられて拍手が贈られました。また、関西フィルの演奏後のカーテンコールではステージに登壇され、鈴木さんと共にインタビィーにも応じておられました。
関西フィルの2曲目は、バーンスタインの「ウェスト・サイド・ストーリー」より「シンフォニック・ダンス」。映画は何度も観たので、音楽は勿論しっていますが、演奏会用組曲は初めて。

これが無茶苦茶楽しかった爆  笑

途中「マンボ」のところでは、客席に向かって鈴木さんが手拍子とともに「マンボ」の掛け声を促したり「チャチャ」のとことではオケの全メンバー、チェロもチューバも立ち上がって踊りながらの演奏でしたびっくり
演出面でも楽しく、明るい関西フィルにピッタリのステージでした音譜
 
休憩後は、大響。
オケの編成は14-12-10-8-6。
1曲目はR.シュトラウスの交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」。
この曲を聴くのは昨年8月、飯森範親さん指揮・日本センチュリー響の定期演奏会(★)以来。
ちょっとユーモアが感じられるような曲を楽しめました。
昨年の「ばらの騎士」、今年の「「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」とも、山下さんのR.シュトラウスはメリハリがあって心地よく響くように感じましたチョキ
そひて、2曲目が外山雄三さん作曲の「管弦楽のためのラプソディ」。
僕はアンコールなどで一部を聴いたことはありますが全曲は初めて。
2016年から大響のミュージックアドバイザー、2020年からは名誉指揮者を務められ、2023年に逝去された外山さんの楽曲を、このオケが演奏するということですごく楽しみにしていました。
「あんたがたどこさ」で始まり「ソーラン節」「炭坑節」「信濃追分」と続き、ラストの「八木節」まで怒涛の演奏。
打楽器炸裂、圧巻の演奏でした!!
勿論、団員には、この曲を外山さんと演奏された方もおられたとのこと。外山さんへの感謝の気持ちはこもった演奏が素晴らしかったです拍手
 
最後は、日本センチュリー響。
オケの編成は12-10-8-6-5。
最初の曲は、本年度から音楽監督に就任された久石さんの自らの曲で「Adagio for 2 Harps and Strings」。
2023年、新日本フィルから委嘱され作曲。同年9月の定期演奏会で初演されたそうです。
この演奏会のプログラムでマラ5と共に演奏されることになっていたので、第4楽章のアダージェットの久石版と思って書いたとのこと。
弦5部とパープのみの楽曲で確かに綺麗キラキラでした。
だけどちょっと退屈な感じの曲に思え、僕としてはマラ5のアダージェットほうが好きです。
最後は、ストラヴィンスキーのバレエ組曲「火の鳥」(1945年版)。
僕が「火の鳥」を聴くのは23/6の井上ミッキーの代役で横山奏さんが指揮をされた兵庫芸文センターの定演(★)で森山開次さん演出の新解釈バレエと共に演奏されて以来。
この時は、1910年原典版でしたが、昨日の1945年版の演奏というのは珍しいらしく、小振りな編成が得意な日本センチュリー響に向いているとのこと。
それなりに盛り上がってフィナーレとなる演奏だったし、会場からはブラボーも多数でていたけど、正直、僕としてはなんとなく普通といった印象でした。
多分、久石譲さんという方を穿った見方してしまうからかもしれません。
昨日も終演後のインタビューで、音楽監督の就任について問われ「音楽監督になるということは首席客演指揮者とは違い、オケを育てなければいけない役割がある」と言った後、「共に成長しなければいけないっと思っています。」と、とってつけたように付け加えていたけど、なんとなく「俺が育ててやる」みたいな上から目線に僕には思えて好意がもてないのです。
 
全般的には、4オケが一堂に会するのを聴くのはやっぱり楽しいので、来年も予定があえば、長丁場のコンサートですが行きたいと思います。、
 
開演14時、休憩20分を挟み、終演18時。完売の満席でした。
 

関連Xのリンク貼っておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今日はこの後、こちら。モネ展。

いつもの地元の幼馴染みと夕方なら空いているはずと信じて行ってきます。

こちら。