一昨日の日曜日、連日でシンフォニーホールに聴きに行った、「井上道義 ザ・ファイナル・カウントダウン Vol.4 ~道義×大ブルックナー特別展×大阪フィル~〈ブルックナー生誕200年記念〉」というコンサートのことを書きます。

井上ミッキーが今年の年末に引退されるまでに、大フィルとのコンサートを5回開催しようと昨年から始まった、このシリーズもいよいよ今回で4回目となりました。僕は第2回の第九は見送ったので、Vol.1(★)、Vol.3(★)に続き、3回目の参戦です。

今回のプログラムは、モーツァルトの交響曲第25番とブルックナーの交響曲第7番の予定でした。

 

 出演

指揮:井上道義

管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

コンサートマスター:崔文洙

 

 プログラム

前半

モーツァルト:交響曲 第25番 ト短調 K.183

 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ

後半

ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調(ノヴァーク版)

 第1楽章 アレグロ・モデラート
 第2楽章 アダージョ
 第3楽章 スケルツォ
 第4楽章 フィナーレ

 

最初の曲、モーツァルトの交響曲第25番を生で聴くのは、19年11月の広上淳一さん指揮・京響スーパーコンサート「スウェーデン放送合唱団×京都市交響楽団」(★)以来。超久しぶりですが、映画「アマデウス」で主に使われていた曲なので、馴染みはありました。

オケの編成は8-8-6-4-2で、ミッキーの大きなアクションによる指揮で快活に演奏が始まりました。

ところが第1楽章が終わったところで、ミッキーがマイクを握ったのですびっくり

僕の座席からは見えませんでしたが、マイクは演奏前から置いてあったとのこと。

客席のほうを向き「3日前から持病の腎臓結石が再発した。じじいの体力では最後まで持つかわからない。ブルックナーを聴きに来たのでしょうから、そちらに集中させてほしい。そこで、この曲は終わりにして、これから休憩20分をください。」との話をされました。

 

ミッキーは昨年5月の京響定期演奏会(★)の際にも、この結石を患い、ロキソニンを服用して我慢しながら演奏活動を続けておられたけど、腎臓に負荷がかかり続けて結石性腎盂腎炎となって入院加療が必要(★)となられました。その結果、ダンサー森山開次さん演出・出演に迎え兵庫芸文センター管PACの定期演奏会(★)で「火の鳥」を演奏する予定が指揮者交代となったり、このザ・ファイナルカウントダウンの第1回(★)が23年7月から24年3月に変更となったりしています。

 

今回も多分、相当な痛みがあって、様子を見ながら、全部やるのは無理かもと判断したら、会場に話をしようと、大フィルや主催者と相談して、事前にマイクを準備されていたのだと思います。

 

痛みを堪えて、ブル7に集中するとの、ミッキーの言葉に、会場は大きな拍手を贈り、休憩となりました。

 

そして、ブル7でのオケの編成は16-14-12-10-8。

この曲を聴くのは版の異なる22年9月のラトル指揮LSOの京都公演(★)以来で3度目。

LSOが、どんな演奏だったか、もう余り覚えていないので、比較も出来ないですが、今回のミッキー渾身の指揮による演奏、凄く良かったです。感動しました!!!

 
第1楽章はゆっくりと始まり、第2楽章は荘厳な重みが感じられる印象音譜
第3楽章のスケルツォは快活!!
そして、第4楽章は躍動的で盛り上がって、見事なフィナーレグッ
大フィルが得意な金管も鳴りまくって、休止もビシッと決まり、メリハリのある演奏を導く渾身の指揮でしたOK
会場からはブラボーの嵐で、大喝采で、スタオベも多数拍手
何度もカーテンコールに応えながら、最後は少し腰を抑えて、ミッキーが退場。
凄い演奏に大いに感動したけど、身体が大丈夫か少し心配です。
 
開演14時、休憩20分を挟み、終演15時50分。当日券の販売もなく完売の満席。
引退まで無理せず完遂されることを祈ります。
関西では、下に貼ったXに記載されているザ・ファイナルカウントダウンVol.5が多分最後。
チケットなんとか確保しようと思います。