昨夕は、井上道義 指揮・ヴァイオリン:服部百音 NHK交響楽団演奏会を聴きにフェスティバルホールに行ってきました。年末で引退される井上ミッキーのN響とのラスト共演、また、フェスティバルホールのラスト出演(関西ではまだ、大フィルとのシンフォニーホール、京響との京都コンサートホールの出演は残っています)になります。

演目は、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲の第1番・第2番とロッシーニの歌劇「ブルスキーノ氏」序曲でした。

 

  出演

指揮:井上道義

ヴァイオリン:服部百音

管弦楽:NHK交響楽団

コンサートマスター:篠崎史紀

 

  プログラム

前半

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 作品77

 第1楽章 Nocturne:Moderato

 第2楽章 Scherzo:Allegro

 第3楽章 Passacaglia:Andante

 第4楽章 Burlesque:Allegro con brio 

後半

ロッシーニ:歌劇「ブルスキーノ氏」序曲

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第2番 嬰ハ短調 作品129

 第1楽章 Moderato
 第2楽章 Adagio
 第3楽章 Adagio-Allegro

 

配布されたプログラム冊子によると、このショスタコのヴァイオリン協奏曲の第1番と第2番を同日に演奏するという企画は服部百音さんが井上ミッキーとN響に働きかけて実現したとのこと。

また、後半1曲目のロッシーニは、ショスタコが最も憧れた作曲家で、2番の協奏曲のテーマに似ていることから、次に演奏される第2番を楽しんでもらいたいとの想いからミッキーが選曲したそうです。

 
オケの編成は前後半共14-12-10-8-6.

服部百音さんの演奏を聴くのは、22年4月の兵庫芸術文化センター管の定期演奏会(★)でプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲を聴いて以来で、この時も指揮は井上ミッキーでした。

前半の百音さんは下の方に貼り付けたミッキーとN響Xで投稿されている画像の何枚かに写っている鮮やかな水色のスパンコールのドレス姿。この曲は1月の飯森範親さん指揮・日本センチュリー響の定期演奏会(★)で三浦文彰くんの演奏を聴いて以来で生演奏では今回で4度目。

4度目になるとかなり慣れてきていることもあって、出だしの暗い低弦の音も、緊張感を持って聴くことができました。

そして、第2楽章のスケルツォでは、百音さんもステップを踏んでノリノリOK
で、やっぱり圧巻は第3楽章の超長いカデンツァルンルン

気合の入った演奏を会場中が集中し固唾をのんで聴き入っていたので超弱音もしっかり聴こえましたニコニコ
アタッカで突入する第4楽章はオケも一気に盛り上がってフィナーレメラメラ
前半だけでもブラボーが飛びまくり、大喝采拍手

後半1曲目のロッシーニの歌劇「ブルスキーノ氏」序曲は、弦の弓で譜面台を叩いたり爆  笑する面白い曲。

ミッキーもノリノリでした。

最後はいよいよ、協奏曲第2番。後半の百音さんは黒のドレス。

演奏機会もあまりないとのことで、僕も初めて聴きました。

いろんな方が昨日の演奏会についてブログやXに投稿されているのを拝見すると、後半の第2番が良かった、凄かったの声多数!
でも、僕は、聴き馴れてないんためか感性が鈍いからなのかわからないけど、ショスタコらしい暗い低弦で始まりオケと共に盛り上った後に長いカデンツァがあって、最後はもう一度盛り上がってフィナーレというなんか第1番と似たような曲に聴こえていました…

で、第3楽章フィナーレの手前でハプニングが発生びっくりマーク

百音さんのヴァイオリンの弦が切れたのです。

実は、前述したミッキーと百音さんによる22年4月の兵庫芸術文化センター管の定期演奏会でも弦が切れ、この時はコンマスの豊嶋靖嗣さんからヴァイオリンを奪い取り演奏が続けられました。

僕はこのコンビで弦が切れるというハプニングが目の前で再現されて、ビックリびっくり

今回も、すかさず、コンマスのマロさんのヴァイオリンを奪い取り、ミッキーと意思疎通を図って、少し戻ったところから再開。

途切れたという感じなく、上手くフィナーレに繫がりました。

 

カーテンコールで百音さんは弦が切れたことを凄く悔しがっていたけど、兎に角、こんな曲を同日で2曲も演奏するというのは凄い偉業だと僕は思いますウインク
会場からも前半以上にブラボーが飛び交い、拍手喝采拍手
カーテンコールのみ、撮影可だったので、以下に撮影した画像を貼っておきます。

開演16時、休憩20分を挟み、終演17時55分。満席。
僕はオケがはける時に、帰路につきましたが、その後も会場では百音さんのソロカーテンコール、ミッキーが再登場してDUOカーテンコールと続いたようです。

 

ミッキーのショスタコを聴くのも今回がラストでした。後、チケットを抑えているのは、大フィルとのブルックナー7番と京響との8番。まだ、発売されていなくて本当にやるのかわからないけど、大フィルとのベートーヴェン「田園」が関西ラストになるはずです。いよいよ、カウントダウンになってきたので、しっかり聴こうと思います。

 
 
 
ミッキー、N響、KAJIMOTOの関連Xを貼っておきます。