昨日は、兵庫芸術文化センター管弦f楽団PACの第137回定期演奏会に行ってきました。

指揮はお気に入りのカーチュン・ウォンくん、ソリストは初見の三浦憲司くん、プログラムは、伊福部昭の舞踊曲「サロメ」より7つのヴェールの踊り、ラフマニノフのピアノコンチェルト第3番とバルトークの管弦楽のための協奏曲でした。

今シーズンのPAC定期演奏会は9回通し券を購入しなかったのですが、好きな指揮者だったのと、前プロの伊福部作品が聴きたくて、単発購入していました。

  出演

指揮:カーチュン・ウォン
ピアノ:三浦謙司
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団

 コンサートマスター:田野倉雅秋

  プログラム

前半
伊福部昭:舞踊曲「サロメ」より 7つのヴェールの踊り
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 op.30

 第1楽章 Allegro ma non tanto
 第2楽章 Intermezzo:Adagio
 第3楽章 Finale:Alla breve

後半
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 BB123

 第1楽章 Introduzione Andante non troppo - Allegro vivace
 第2楽章 Giuoco delle coppie: Allegro scherzando
 第3楽章 Elegia:Andante non troppo
 第4楽章 Intermezzo interrotto:Allegretto
 第5楽章 Finale: Pesante - Presto

 

アンコール曲

【ソリストアンコール】ドビュッシー:ベルガマスク組曲より「月の光」

【PACアンコール】外山雄三:管弦楽のためのラプソディより「八木節」

最初は伊福部昭さんの「サロメ」から、7つのヴェールの踊り。井上ミッキーがコンサートで伊福部作品を取り上げてくれた(★)のを聴いてすっかり気に入っていたところ、藤岡幸夫さんが著書(★)で、自身が指揮をして東京シティフィルと演奏したこの「サロメ」の収録CD(★)を薦められていたので迷うことなく購入し、好んで聴いていました。また、少し前のBSテレ東の「エンター・ザ・ミュージック」でも、この時の演奏が映像で紹介されたのを見て楽みました。演奏もさることながら曲がいいので、いつか生で聴いてみたいと思っていたら、今回、なんとびっくり、カーチュン・ウォンくんがPACと演奏してくれると知り、すごく楽しみにしていたのです。

ウォンくん指揮の演奏を聴くのは、6月の日本センチュリー響の定演(★)以来。この時の「シェヘラザード」も凄く良かったびっくりマーク

弦5部は16-14-12-10-8。コントラバスが最背面、打楽器が上手側、ウォンくんが指揮をする時によく見かける配置です。フルートとハープの静かな演奏で始まりますが、途中からはドンドン盛り上がっていって、やっぱり、伊福部節が随所に現れ、最後はなんとオケのメンバーが全員立ち上がってフィニッシュ!!

 

1曲目からウォンくんが若いPACのエネルギーを爆発メラメラさせました。やっぱり、伊福部作品は生で聴くと楽しさが増し増し。是非、機会があったら、この舞踊曲「サロメ」全曲演奏を聴いてみたいです。藤岡さん、関西フィルともやってくれへんかなぁ~。

 

続いて、三浦謙司くんのラフコン3。この曲は、9月の京都の秋 音楽祭 開館記念コンサートで原田慶太楼さん指揮の京響と、急遽、ピンチヒッターとして亀井聖矢くんが登場して演奏(★)したのを聴いて以来です。

亀井くんが先週の13日「ロン・ティボー・クレスパン国際コンクール」のピアノ部門で優勝したことが大きく報じられましたが、

今回のソリスト三浦くんは、そのコンクールの2019年優勝者ビックリマーク。偶然ですが、この二人のコンクール優勝者が演奏するラフコン3を続けて聴くことになったのですびっくり。また、三浦くんは、今年の2月、京響の定期演奏会(★)に出演予定でしたが、在独の本人がコロナウィルスに感染し出国できなくなって小林海都くんに変更となっていたので、今回が初見となりました。

オケは14型に縮小。演奏は、やっぱり優勝者だけあって上手いグッ落ち着いた雰囲気で流れるように演奏されている印象、ものすごく力強い感じはしないけど、強弱緩急のメリハリもあって音もクリアルンルン
急遽、ピンチヒッターで数日で仕上げた亀井くんと比較するのは酷ですが、三浦くんのほうが余裕も感じられたように思います。三日間公演で毎日アンコール曲を替えていたようですが、昨日は、ドビュッシーの「月の光」。すごく美しい演奏でしたキラキラ
失礼ながら、コンクール優勝で益々人気急上昇間違いなしのイケメン亀井くんほどチケットが取り難くなることはなさそうに思える三浦くん、リサイタルがあれば、行ってみようかなと考えていますニヤリ

 

後半は、バルトークの管弦楽のための協奏曲。弦5部は16型に戻りました。この曲を聴くのは6月の阪哲朗さん指揮・山響のさくらんぼコンサート大阪公演(★)以来、2度目。実は、この時、ブログに「綺麗なメロディに聴こえるところもあったけど、ちょっとわかりにくいところもあったので、そこそこ楽しめたという感じに留まってしまった」と記載していましたが、今回も残念ながら、やっぱりそうでしたえーん。どうも、僕にはこの曲は難解、メロディを口ずさむことが出来ないのがちょっと辛いです…

嫌なことはなかったけど、どんな曲だったか思い出して言い表すことが出来ないです。

 

で、アンコールは、外山雄三さんの、管弦楽のためのラプソディより「八木節」。

これは文句なく楽しかった爆  笑チョキ

僕は初めて聴きましたが、打楽器奏者の「よぉっ」という掛け声から拍子木が打たれ、もうその後はノリノリのお祭りモード!!

ウォンくんも派手な動きでオケを煽りまくり、コンマスの田野倉さんを筆頭にオケも全力の演奏音譜

アンコールにピッタリの演奏で大いに盛り上がりました。

最初の伊福部作品や、こういう曲をウォンくんが選んでくれるのが面白いです。

 

開演15時、休憩20分を挟み、終演17時20分。相変わらず、PAC定演の客入りはホントに良く、95%くらいは入っていました。

日曜なので多めとは思いますが、3日間公演でこれだけの集客は、関西圏では驚異びっくりです。

 

 

終演後のPACのtweet、貼っておきます。

https://twitter.com/hpac_orchestra/status/1594257691400015872?t=JKP7jF_9swjIU7mP_BSXEg&s=19 

 

外山さん指揮・N響による1982年演奏の管弦楽のためのラプソディー、の動画も貼っておきます。

昨日のアンコールで演奏された八木節は、4分55秒以降です。