4/29の前日祭に続き、4/30・5/1と近江の春クラシック音楽祭に行って6公演聴いてきました。

二日分をまとめて書こうと思いましたが、中身の薄い僕のblogでも量が多くなってしまうので、2回に分けて投稿します。

 

公演番号30-2 オープニング・コンサート

出演
京都市交響楽団(オーケストラ)

コンサートマスター:豊嶋靖嗣 

沼尻竜典(指揮)

砂川涼子(ソプラノ) 

小山実稚恵(ピアノ

プログラム    

開会宣言 滋賀県知事 三日月大造

沼尻竜典:トゥーランドットのファンファーレ
カタラーニ:『ワリー』より“さようなら、故郷の家よ”
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調

 第1楽章 モデラート
 第2楽章 アダージョ・ソステヌート
 第3楽章 アレグロ・スケルツァンド

先ず、オープニングコンサート。

冒頭、滋賀県の三日月大造知事がステージに登場し、開会宣言。

そして、沼尻芸術監督が2008年のジルベスターコンサートで書きおろしたという「トゥーランドットのファンファーレ」を2階席サイドバルコニー最前方両側に配置された各2名のバンダとステージ正面5~6名の京響金管部隊と大太鼓・スネアドラムで華々しく鳴らしてスタート音譜。

その後、舞台転換の間、今年はもうすぐ知事選もあるし、知事がアピールも兼ねて挨拶を継続。ありったけの笑顔で音楽祭が開催出来ることを嬉しく思うみたいな当たり障りのない内容の話でした。

舞台転換が終わり、京響は弦5部12-10-8-6-4となって砂川涼子さんが登場。砂川さんを観るのは1月の竹取物語以来。相変わらずお美しいキラキラ

歌われたカタラーニの『ワリー』より“さようなら、故郷の家よ”と言うのは、今年の音楽祭のテーマ。

この『ワリー』をいうオペラは、日本でまだ正式な初演がないという作品なので、“さようなら、故郷の家よ”という曲も当然初めて聴きました。歌詞の内容はよくわからないけど、砂川さは表情も豊かに歌われましたルンルン。

続いて、ピアノを中央に配置するための舞台転換があり、その間、沼尻さん・砂川さん・三日月知事による繋ぎのMC。

三日月知事は声がいいから、砂川さんに歌のレッスンをしてもらったらというような他愛もない流れのところで舞台が整い、沼尻さんも一旦、舞台袖に入り、小山実稚恵さんと共に再登場。

僕が小山さんの演奏を聴くのは20年11月の下野竜也指揮・広島交響楽団の大阪公演でベートーヴェンのコンチェルト『皇帝』(★)を聴いて以来。そして、プログラムのラフコン2を聴くのは、2月の三ツ橋敬子指揮・日本センチュリー響との熱狂コンチェルト2022で上原さんの演奏(★)聴いて以来になります。

冒頭の鐘のところは2段でなくて同時。段々、力強くなっていくところが、やっぱりゾクゾクニコニコ

僕は小山さんは力強く弾かれるところがカッコいいと前から思っていましたが、今回の演奏はむしろ強い打鍵で早弾きになるところよりも、静かに流れるようなメロディーのところの美しさが丸みもあって際立っていたように感じましたニヤリビックリマーク
なので、特に第2楽章が良かったように思います。
総じて言うと、上原さんの力強さが際立つ演奏とは、また違った良さがあったように思います星
演奏後にインタビューを受けられている動画がホールのYouTubeチャンネルにアップされたのでリンクを貼っておきます。

公演のTwitterリンクも貼ります。

 

公演番号30-5 大阪フィルハーモニー交響楽団・鈴木優人(指揮)

出演
大阪フィルハーモニー交響楽団(オーケストラ) 

コンサートマスター:須山暢大

鈴木優人(指揮)

プログラム

シューベルト:交響曲 第7番  ロ短調「未完成」

 第1楽章 アレグロ・モデラート 

 第2楽章 アンダンテ・コン・モート
ベートーヴェン:交響曲 第5番  ハ短調「運命」

 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ
 第2楽章 アンダンテ・コン・モート
 第3楽章 アレグロ
 第4楽章 アレグロ・プレスト

この公演は当初予定では、桂冠指揮者の大植英次さんが振られる予定でしたが、体調不良とのことで、鈴木優人さんに交替。プログラム名曲の「未完成」と「運命」。

「未完成」は演奏機会があまりないと思われ、昨年8月のコバケン指揮・大フィルによる夏の風物詩「3大交響曲の夕べ」(★)以来で「運命」は昨年10月、秋山和慶指揮・大フィルのソワレ・シンフォニー(★)以来なので、共に、指揮者は違うけど、大フィルの演奏を続けて聴くことになりましたびっくり。

オケの編成は、弦5部14-12-10-8-6。「未完成」は綺麗な曲なので、聴く度にもっと演奏機会があってもいいように思います。

今回の演奏も良かった照れ。次の運命は、冒頭のジャジャジャジャーンのジャーンはコバケンと比べ、鈴木さんのは少し短め。僕としてはもうちょっと伸ばしてもらう方が好みでした。でも、代役にも拘らず、まだ2回目の共演と言う大フィルの指揮をそつなくこなし、いい演奏を導いておられたように思います。大フィルの演奏は、得意の金管が良く鳴っていましたグッ

下の写真は、近江の春のTwitterページからお借りしたもので、砂川さん・沼尻さん・小山さんと鈴木さんです。

更に下の写真は、鈴木さんのTwitterからお借りしたもので、一緒に写っておられるのは、今回の近江の春の演奏で大フィルを定年退団される首席クラリネット奏者の金井信之さん。在籍26年、大フィルの朝比奈時代を知る大ベテラン。お疲れ様でしたのツーショット。
 
公演のTwitterです。
 
公演番号01-3 京都市交響楽団・高関 健(指揮)・牛田智大(ピアノ)

出演
京都市交響楽団(オーケストラ) 

コンサートマスター:豊嶋靖嗣

高関 健(指揮) 

牛田智大(ピアノ)

プログラム    
ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調

 第1楽章 マエストーソ

 第2楽章 ラルゲット

 第3楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
ビゼー:アルルの女 第2組曲

 第1曲 パストラール

 第2曲 間奏曲

 第3曲 メヌエット

 第4曲 ファランドール

5/1は、僕はこの公演からスタート。
ソリストの牛田くんを生で聴くのは初めて。大人気で大ホールの公演で最初に完売、客層も女性ファン多かったですびっくり
プログラムはショパンの第1番より演奏機会の少ないコンチェルト第2番。この曲を聴くのは、一昨年10月の秋山和慶指揮・日本センチュリー響のびわ湖定期公演で北村朋幹さんの演奏(★)以来です。
指揮の高関健さんは、2014年から2019年まで常任首席客演指揮者をされていたので京響との相性はバッチリ。僕は、退任後の、一昨年9月に京都の秋・音楽祭の開会記念コンサート(★)で振られたのを見て以来でした。
 
オケは前日と同じく12-10-8-6-4。コンマスも2日とも特別名誉友情コンサートマスターの豊嶋さん。
まず、牛田くんのコンチェルト。音もクリアで上手いなぁと思いました照れグッ。
でも、曲調にもよると思いますが、力強さは少し弱い気がしました…
 
後半のアルルの女。第1曲第2曲はあまり聴いたことがなかったように思いますが、第3曲のメヌエットはお馴染みの曲。
首席走者・上野博昭さんのフルートが秀逸音譜演奏後、真っ先に高関さんが称えたのも上野さんびっくりマーク
そして、メヌエットでは、勿論、ハープの松村衣里さんの演奏も良かったことは言うまでもありません照れ
沁みるようなメヌエットの後は、これもお馴染みファランドールビックリマーク
凄まじい迫力で盛り上がって弾けるようなフィナーレとなりましたメラメラ
高関さんの緻密な指揮で京響の良さが引き出されていたように思います。
 
下の写真はTwitterからお借りした沼尻さんと終演後の牛田くんと高関さん。

 

この公演のTwitterも貼っておきます。