本日もストック記事からの放出。
ちょうど3週前でしょうか。
スタジオにおられた(というか大抵いらっしゃいますね)著名なプロモデラーの某H氏と最近の模型トレンドについて雑談できました(トレッサタミヤスタジオね)。
どうしても同世代的模型愛好男性のトレンドの話になってしまいます。
現在のこの層のトレンドは、単なる「遊び」ではなく、「工芸品としての完成度」と「歴史・技術へのリスペクト」を追求する傾向が強くなっているようですね。
なるほど。
「上手い人の作品をSNSで眺める」だけでなく、自分だけの「納得のいく1mm」を追求する、非常にストイックで文化的な楽しみ方に進化しているのが特徴とのこと。
どういうこと?
と思ってましたが、ここで出てくるのがやはり3Dプリンターの話。
お話を伺うまで存じませんでしたが、今では1/700の手すり迄印刷するのだそうです。
一方で、プラモデルというジャンルで一番元気なカテゴリーが、航空機じゃないかな、とのことでした。
どこでそんな感覚をキャッチできるのか伺ってみると、各模型メーカーのサイトから公表される新商品情報のトレースをしていれば雰囲気掴めるよ、とのことです。
Hさん気さくな人格者ですね。
歳は10以上も大先輩のようです・・・
ここのところの航空機の新商品のお話を伺いましたが、簡単に作れるものではなく高くて精密なものにシフトしているのは理解できました。3Dプリンターで印刷したパーツが含まれる商品も発売されているそうです。
そこで、日産とホンダの話になりました。
自分が最近行った国で、エジプトとモロッコの話をしたのです。
安全基準や最新機能が揃った国内法律基準に則った車の技術革新は凄いですね、とも。
でもですよ、新車で軽自動車300万円とかこの価格上昇って流石に消費者から見ればドン引き価格です。
メーカー側と消費者側の乖離が著しい。
リースや惨(残)クレという手段も流行っているそうですが、流行っているのではなく買えないという裏返しだと個人的に思います(それほど消費者と乖離した価格の高騰という意味です)。
ホンダ車なんか買えませんよ。高すぎて。
エジプトでは、高機能で高い日本車は売れないそうで、8年前まで50%以上あったシェアは20%以下に落ち込み、窓も開け閉めできず、エアコンも利きが悪く、直ぐ壊れる機能的に割り切った車である起亜や、現代の半額で買える動けば十分な車が売れるのです。

モロッコでは、ブルガリアのダチアというメーカーの大変安い車が売れるのです。

だから日産もホンダも最悪な決算(大出血大赤字)になるんです。そう思ってます。
セレナ/STPWGN 500万円、フィット/ノート 250万円、NBOX/SAKURA 300万円 とか値上がり幅の限界超え過ぎていて、消費者心理との乖離が大きすぎます。
これは模型業界全体の流れにも全く同じことが言えて、模型初心者が楽しめる模型って、見渡す限りでは少ないですよね。
どんどん価格は上昇し、それに見合う付加価値をメーカーは付けようとする。
売れます?
儲かります?
各プラモデルメーカーのマーケティングはどういう状況か判りませんが、新商品の情報を伺い、疑問に思ってしまいました。
だからハセガワの安い飛行機やタミヤのパンツァー・ツヴァイという商品がある意義を見出せた次第です。

マイクロエースの1/32オーナーズクラブもそうかな。
アオシマの楽プラとかね。
フジミのスナップフィットはアイデアと価格の乖離がデカすぎだと思う。
失敗して作れないかも知れないレベルの我々初心者が5,000円以上出してフジミを買うか、500円出してハセガワ買うかは、「損失か、笑ってできる失敗か」という意味になる恐れがあります。
バンダイのガンプラ自体のマーケットシェア急減少も、高額な完成品に販売シフトしたことがあります。過去最高収益の中ガンプラ一人負けという実態は、完全に消費者置いてきぼりです。
車と同じなんです。
だから日本の道路では、今後新車台数が激減していくんだろうな・・・・
今日は感想ちっくですがここまで。
他にも色々話したけどそれはまた今度機会があれば。
あるのか?(笑)
