成田空港【B滑走路】へ着陸する際、視界ゼロであっても可能なのだそうです。

しかも、通常2,000m以上の滑走距離が必要なところ、僅か1,400mという驚異的な短い距離でそれを可能とします。

 

主として国際線の着陸に使用されるB滑走路。

 

~~関係ない話ではありますが、B滑走路着陸から接岸する迄には、誘導路のど真ん中に空港建設反対派が造った要塞も見ることが出来ますびっくり~~

 

先日の日本帰国時に、エミレーツ航空のiCEシステムから飛行機の機外オンボードカメラにつなげて貴重な着陸シーンを撮影しました。当時の情報をまとめると、北東からの風速約7~9mという強風。機首を斜め右側約7°に傾けてランディングと同時に正面を向くという大変高度なテクニックが必要な操縦です。

 

 

このランディングを簡単にできるよう可能にしたILS(インスツルメント・ランディング・システム) CATIIIbシステムという着陸制御装置について、知っている人はほとんどいないでしょう。

 

2023年から実用運用が始まり、私も今回大変楽しみにしていた制御システムの実体験でした。

 

ILS CATIIIbシステムは、視界不良時に滑走路が見えない状況でも、決心高度を0フィート(最低着陸可能高度)に設定し、航空機の自動着陸を可能にする、計器着陸装置(ILS)の最高レベルの運用基準です。

 

このシステムは、空港側で高度に精密な誘導設備と滑走路視程(RVR)測定装置、航空機側で高精度な自動着陸装置を備えることが必要です。視界が50メートル以上の条件下で、完全に自動操縦(オートパイロット)による着陸を可能にし、悪天候時の運航継続性を向上させます。

 

CATIIIbが利用できる条件

 

YouTubeにも簡易解説動画あります。

が、日本だけが使えるというのは間違えで比較的多くの飛行場で運用されているシステムです。

 

CAT3bのランディングが如何に短いか実感していただくためにも、今回他の空港でも撮影しているので比較してみてください。

 

●成田空港 離陸シーン

 

●モロッコ王国 ムハンマド5世 カサブランカ国際空港