前回の物理学コラムでは、実は我々は物理的に何も存在していない、というテーマで解説をしました。結構反響もありましたし、楽しんでいただけたと思います。
本日のテーマは2回目?かな。宇宙です。
宇宙ってロマンありますよね。
私の幼い頃の夢は、宇宙へ行くこと、でした。
その後変わりましたけど(笑)
宇宙のことを本当にイメージするのはとても難しく、理解するにはとてもハードルの高い物理学を理解しなければなりません。
でも物理学は解らなくとも、少し宇宙の実態についてイメージとして共通理解を持っておきたいと思います。
職場は去りましたが、大先輩に毎年ノーベル物理学賞の候補者になられる方がいるということは以前から触れている通りです。
その佐藤先生が提唱しておられる理論がビッグバン、インフレーション宇宙論。

(イラストは背景放射なので全く今回の話には関係しません)
御身体が不自由だったホーキング博士も佐藤先生のところへ通っておられました。
佐藤先生の末端の理論で既に梶田さんや小柴さんらがノーベル物理学賞受賞で周辺を固めつつあり、本丸の受賞はいつか、と思っている所ですが、私の予想では人類の未熟さからあと10~20年は厳しいのではないか、と思ってます。
このビッグバンを説明する時、私もいけなかったのですが、つい大きさの無い1次元の点からインフレーションして拡がって来たのが今の宇宙、と説明してきました。
当然3次元的に点が球状に膨らんでいく姿をヒトは想像してしまいます。
ニュートンの雑誌絵も皆そうなってます。これダメです。嘘です。間違えです。
点が球状に膨らんでいくのであれば、例えば風船の内側空間を宇宙として考えるのであれば、当然果て(風船と外側の境界)があり、必ず
「宇宙の果てってどうなっているのか、また宇宙の果ての外側はどうなっているのか」
という質問が出てきてしまいます。
この質問を毎年聴くのが疲・・・いやなんでもありません。
実証物理学で佐藤先生のビッグバン理論が証明されれば今までのノーベル物理学賞とは次元の異なる歴史的な受賞になり、アインシュタインを超えることは確実でしょう。今現在あとは観測でその証拠がデータとして揃えば、という段階です。人類は今そのデータをデータベース化している段階です。
だから微妙に断定的な表現はできませんが確実として捉えてください。
宇宙の実態を説明すると、
●宇宙に果てはありません。
●宇宙の外側はありません。
●宇宙人と接触することもありません。
●お隣の星系へ移動することはほぼ不可能です。
●お隣の星系へ移動して帰ってくることはありません。
となります。
もし理解をされたい場合は、物理学を勉強してください、としか言えないのですが、人間は知らないことに対して恐怖を感じ、見えないものを見てしまう、期待してしまう心理学的な特徴があります。心霊現象とか。超能力とか。
いやそれは違う!と都市伝説を信じる人たちは、お気の毒ですが非科学的な世界でどうぞご勝手に。
この内、お隣の星系へ移動して帰ってくることは無い、ということは以前取り上げた記事で解説した通りです。どんなに科学技術が発展しても不可能なものは不可能です。
科学者の中に期待持たせるようなアホがいるから惑わされているとご理解いただければと思います。
本日は宇宙に果ては無いということを簡潔に述べてみます。
まず2次元を理解してみます。
X軸、Y軸という2本の軸に挟まれた部分は平面であり、これを2次元と言います。

3次元はどうでしょう。
X軸、Y軸に、Z軸を足してみるとそれぞれの軸に囲まれた場所に空間ができます。これを3次元と言います。

では4次元はどうでしょう。
X,Y,Z軸に、t軸という時間軸を加えると、1秒、2秒と、XYZ軸に囲まれた空間に時間が付加されていきます。これを4次元空間と言って、我々が一番馴染みやすい空間になります。

望遠鏡で夜空を見ると、一番遠い天体は、約135憶光年と言って、光の速さで135憶年かけて到達できるところとなります。これは宇宙が始まったのが135憶年前ですから必然です。夜空に見える巨大で赤い★星★は、見えるけど既に存在しない星かも知れません。
しかし、我々の存在している空間をよく観察することで、物理学者は、他の軸(パラメータ)を次々に発見してしまいます。
例えば、空間の歪み、重力、などなど。

我々の存在する世の中はいったい何次元なのでしょうか。
それはさておき、3次元で考えがちな風船で宇宙をイメージすることは大変不適切です。これはブラックホールをまるでファンネル(漏斗)の様にイメージすることと同じです。


では、我々はどう宇宙をイメージすればよいでしょう?
実際は全然違いますが、たとえ話として適切と考えたのは、風船の表面、いや球体の表面です。風船に息を吹き込めば、風船、球体の表面は広がりますので、これがビッグバンと考えましょう。風船の表面の1点に蟻を載せてみます。この蟻から見て、果てってどこでしょうか?

一番遠い所は裏側ですが、果てではなく、球体の表面としては連続していますので果てではありません。
宇宙空間は球体の表面のようなもの、と理解していただければ宇宙に果てが無いことを御理解いただけると思います。多分これが一番解り易い説明だと思います。
唐突に終わりですが、本日は宇宙の果ては無いよ、ということを御理解いただくコラムでした。
ワープとか夢を見たいけど残念ながら現実的にはありませんし、宇宙戦争も他文明との接触もありません。
でも宇宙には我々地球人類以上に発展した文明も数億では済まない数として存在するのは確実(存在して当然)とも言われています。
仮に長旅をして地球に来ているUFOさんがいたとしても、彼らが基の位置に帰ることはありません。
物理学は唯一神であり、逆らうことはできません(笑)
今回のお話は以上です![]()
ご理解加減の反応を伺えれば幸いです(笑)