大戦中期から末期の圧倒的な米軍制空下でも成果を出しながら激戦を潜り抜け、終戦まで満身創痍で戦い抜いた奇跡のハイブリッド駆逐艦「涼月」天号作戦時の工作です。

 

アオシマ製のキット「涼月」を使用して「涼月」を製作するという無謀なチャレンジ。

 

涼月5回目の制作記です。

涼月の最新考察を採り入れて工作しています。

 

日中あれだ、所謂空腹時の飯テロにあってしまい、職場のダスキンお昼に直行。

アルマカさん美味しそうに実況するもんですから凄く影響されてしまいました。

巷では170円台に突入したミスド。高いねぇ。

3時のおやつに喰おうと思っていて忘れてこのままお持ち帰りで帰宅。これから意地でも食べてやる!

 

 

 

『涼月』です。
自分で申すのもアレですが、全受器が装備された最終時の『涼月』のシルエットを見るのが初めてだった為、見慣れず違和感がとてもあるのですが、以前申していたミッキーマウスのように張り出して「変」です。

写真が現存している以上その通りに製作せざるを得ず、仕方ありませんが慣れませんが。


哨信儀の発哨器と赤外線探照灯が未だ取り付けられていないので、本日はそこから。


発哨器も小さく、コンマゼロmmの世界だけど回転椅子のモールド判ります?0.05mmくらいですよ。回転椅子の軸迄あるのお判りいただけると思いますが、もう0.005mmの世界じゃないかしら。どーでも良いけど。

 

赤外線収束ビーム発信口も凄いモールドで再現されてます。

 

これを羅針盤艦橋の露天部分の切欠きに設置します。

切り口雑ですね。

この切欠きの下辺りに赤外線探照灯架台がつき、20cm赤外線探照灯がつきます。

実艦に比べると、全受器はもう少し外側へ張り出した方が良いみたい。高射装置のミラーも実艦は細いですね。赤外線探照灯架台はブルワークの前側についている様な感じです。

 

どうもこれ以上横に張り出すの違和感有りすぎですが。

更に20cm赤外線探照灯架台が張り出しますからねぇ。

 

あとは、その20cm赤外線探照灯架台と20cm赤外線探照灯、そして測距儀、手旗信号台を取り付ければ艦橋は終わりです。旗旒甲板には探照灯管制装置も取り付けています。

う~む、本気で見慣れない形状なのですが、実艦の写真がある以上仕方ありません。帝國海軍の艦船も末期は電子戦装備が取り付けられ、別の意味でハリネズミに見えますね。

 

ドイツ軍ケーニヒスティーガーやヤークトパンター、そしてヘッツァーに取り付けられた赤外線暗視装置。どれだけ役に立ったか判りませんが、戦闘で有効な成果として記録に残るのは帝國海軍

前回3つの壁に行き当たりました。
①1つ目は露天防空指揮所の2m測距儀設置の信憑性。
②2つ目はファンネル前方の蒸気捨て管の経路。
③3つ目は揚貨機の設置場所とワイヤー経路。

①については、どうやら参考にした資料の誤植ではないかと考えられ、冬月の防空指揮所と同じく96式66cm測距儀と判断しています。

②は、当方の想定した図解の通りでこれもまた問題なかろうかと考えられます。

③は難題です。
もう少し調査に時間をかけますので、スクラッチはしておくにしても設置は後回しにしたいと思います。
(一昨日の日中にsidennkai様よりまたご教示いただき、揚貨機は『冬月』と同じく右舷とのことです:情けなくもいつも扶けていただき本当に感謝いたしております)


本日の工作箇所は、これまた『涼月』の作例でも一切見たことが無い箇所になります。

甲板室上の左舷ブルワークになります。
図面にも残っちゃっており、当然天一号作戦時の『涼月』にも設置されていた証拠写真が現存してしまっております。

問題は図面の位置と写真の位置に微妙なズレと形状に差異があること。

『涼月』の天一号作戦時の甲板室上の単装機銃ブルワークの写真については権利処理の問題から載せられませんが、手製の図の様に、判断します。

今回も図面との差異があるのですが、写真優先で作りたいと思います。

上の図示は図面上
下の図示は写真から判断できる形状


いずれも張り出していることが特筆事項です。

秋月型の駆逐艦でこの箇所に25mm単装機銃が取り付けられたのは、『涼月』のみではないでしょうか。

3連装機銃ブルワークの形状も秋月型であるところに注意が必要です。

『涼月』の写真を見ながら、若干修正しつつ現物合わせでブルワークと増設部分を作りました。ブルワークは、かなり高さが有り、手摺よりも高い位置に上端がきます。

今回もこのような感じで進めていきたいと思いますが、全ての部分についてリサーチしていくのは時間的に困難。

ある程度の信頼と再現度を誇る中華五星模型の解釈も参考にしつつ進めたいと思います。

引き続き宜しくお願いします🙇

 

では。

お休みなさい😴💤



今後の工作課程
・底板の取り付け
・艦尾甲板延長と三角支持架の自作
・後部リノリウム甲板におけるリノリウム範囲の確定

・爆雷投下軌条のエッチング取り付け
・揚貨機の自作(冬月型の逆側なはずだが…)
・蒸気捨て管と給気管の取り付け
・艦橋素体の仮着と前檣の仮着、調整
・艦橋素体の接着と前檣の接着

・スキットビームと後檣の取り付け

・後部甲板室周りの再現、ブルワークも

・哨信儀(発哨器、全受器)、双眼望遠鏡、射撃指揮装置、20cm赤外線通信集束光灯の取り付け

・手摺の取り付け(対空戦闘用意時)
・プライマーサーフェイサー
・第1次塗装

 

 

 

涼月の考証続けてます。

判った事(些末なことまでは諦めます)
皆さまのお陰で主要なところは判明しつつあります。特にshidenkai様には、様々ご教示ご指摘いただいており、あらためて厚く感謝申し上げます。

 

●損傷修理により前後は最終形清月型で真ん中のみオリジナルの涼月

●艦首は冬月型と同じ清月型だが艦首フェアリーダの形状が清月型

●3番砲塔前方三連装機銃ブルワークは秋月型
●後部甲板室上の単装機銃ブルワーク内側設置は25mm単装機銃で13mmではない

●13mm単装機銃は合計4基は全て1944年12月に撤去

●後檣の13号電探基部が左前方側に斜め(死角無くすため)

●艦首部分近くのハルに新型大型調音機の収納の為護衛艦のように膨らんでいる

(艦首清月型の為:これを表現しているキットは無い)

●各種ブルワークは、高さはあっても1m:煙突脇の機銃ブルワークは40~50cm

●艦尾清月型フェアリーダが取り付けられている

●スタン後部煙幕発煙噴出管は撤去
●清月型はスタン形状の下部張り出しは無く、垂直に簡易化
●パラベーン有り

 

 

とこんな感じで「涼月」の考証をゆるりと進めています。