アベノミクスのウソ検証 保守政治家らが勉強会
http://tanakaryusaku.jp/2017/06/00016072
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アベ様の前に議会手続きなんて必要ない。
委員会をすっ飛ばした共謀罪の「いきなり本会議採決」があったきょうの午後、安倍政権とは一線を画する保守政治家たちが、国会内で勉強会を開いた。
額賀福志郎・元防衛相、石破茂・前地方創生担当相ら派閥やグループを率いる大物政治家が顔を揃えた。
代理の秘書も含めると約50人が出席した。
「完全に政権狂っちゃったね。
民主主義のプロセスを壊した。
あそこまでやり出すと戦前の大政翼賛会だ…
間違っていることは間違っていると言わないと民主主義が終わりになっちゃう」。
「前川(前文科次官)さんも詩織さんも命賭けで言ってるのになぜ(安倍政権に異論を唱えないのか?)…
21世紀になってこんなファシズム的な世の中になっちゃうなんてね」…
勉強会に出席した議員たちは口々に語った。
勉強会の基調はアベノミクスの検証だ。
きょうは元日銀理事の早川英男氏が講師を務めた。
・安倍政権下での名目GDP成長率は年+1.3%、民主党政権下では年+1.6%だった。
・雇用の改善はアベノミクス開始前からあった。
・雇用の改善はアベノミクス開始前からあった。
失業率の改善と有効求人倍率の増加はアベノミクスとは関係ない。
・安倍政権になって潜在成長率が上がったのではない。
企業は儲かったが、設備投資も賃金も上がらなかった。
(内部留保を貯め株価が上がっただけ)
株高・企業の高収益から安倍政権を支持する保守層や、高い求人倍率を理由に支持する若者も、アベノミクスのウソを知ったら態度を変えるだろう。
勉強会会場にあったテレビ局の台本には「反アベノミクス」「その行方は安倍政権の根幹も揺るがしかねない」の文字が。=15日、衆院会館 撮影:筆者=
だが、アベノミクス成功のプロパガンダが効いているせいで、安倍独裁政権下にあっては「王様は裸だ」とは言えない。
けさの共謀罪採決とて「狂っている」と表立って言える自民党議員はほとんどいない。
9月の組閣で「あわよくば」もあり、力のある議員がおし黙っている状況だ。
永田町関係者によれば自民党の3分の2が安倍首相に面従腹背という。
勉強会で「腹背」の本音を聞こうと、マスコミが集まった。
総裁選への出馬に意欲を示したことのある議員にテレビ局のクルーがマイクを向けると、議員は「特段、ないんですけど」と後ずさりした。
官邸に にらまれ たくないのだろうか。
「読売新聞を熟読したけど(安倍首相の改憲意図は)よく分からなかった」と言って はばからない 石破・前地方創生担当相は、記者団の囲み取材に応じた。
田中は「安倍さんの政策に異を唱えにくい雰囲気もありますよね? 9月の内閣改造もあって」と質問した。
石破氏は「内閣改造が近いから自分のポストがそれによって影響されてはイヤなので言うべきことを言わない、というのは少なくとも自分(石破)のとるべきやり方ではない」と淡々と答えた。
政治家も官僚もポストで一元支配するのが安倍独裁の力の源泉だ。
だが安倍政権が持たないとなれば面従腹背の3分の2が蜂起する。
国会に幕は引かれても、疑惑に幕は引かれていない。
穏健な古参議員が目立った。衛藤征士郎・元衆院副議長(前列右端)の姿も。=15日、衆院会館 撮影:筆者=
~終わり~

