米国の圧力で原発ゼロの閣議決定を取り止めた動かぬ証拠
http://www.amakiblog.com/archives/2012/10/20/#002412
きょう10月20日の東京新聞が一面トップでメガトン級のスクープ記事を掲載した。
原発ゼロの閣議決定を野田政権が直前になって止めた背景には、やはり米国の圧力があったのだ。
あのとき多くの報道が教えてくれていた。米国の圧力があったと。
しかしその事をここまで詳しく教えてくれる記事はなかった。
見事な調査報道記事である。
東京新聞のスクープ記事の詳細をここで紹介する余裕はない。
是非とも東京新聞を購入して読んでいただきたい。その価値は十分ある。
私がここで特に強調しておきたい事は次の諸点だ。
このスクープ記事でもっとも注目すべき点は、なんといっても米国が日本国民の反発をおそれているということを証明してくれたところだ。
すなわち米国は日本に原発ゼロを要求した際に、この事は米国の外圧と見られないように日本政府関係者に口止めしていたというのだ。
二つは米国の圧力が、米国の副長官や次官補といった官僚レベルから藤崎駐米大使や長島首相補佐官に対して伝わり、それがそのままこの国の政策決定になるという驚くべき従属ぶりである。
この国には首脳や閣僚レベルの対米交渉などというものは存在しないのだ。
三番目には日本はみすみす対米交渉における優位性を放棄しているということである。
なぜ米国は日本の原発ゼロに圧力をかけてきたのか。それは日本が撤退すれば米国の原子力産業に悪影響をもたらし、世界の原子力の安全水準を低下させるからだ。
言い換えれば日本の協力なしではもはや米国も世界も原子力政策を正しくすすめられないということだ。
日本はこの優位性を正しく使えば長期的には世界の原子力政策に大きな影響力を発揮できる。 世界の原子力政策を正しく導くことに貢献できる。
その優位性をみずから放棄し、米国の都合に従属して間違った方向に進むことに加担しようとしているのだ。
これほど残念なことはない・・・