熊本県宇城市不知火町で自然栽培の柑橘づくりや加工を手がける「la Nui.(ラ・ヌイ)」の髙岡辰也さんのもとへ、お見舞いに行ってまいりました。

 

実は、事前に髙岡さんへお電話を入れさせていただいた際、開口一番に返ってきたのはこのような言葉でした。

「うちは大丈夫なので、もっと大変なところへ回してあげてください」

 

ご自身も被災されているはずなのに、まず周りを気遣うお返事。ですが、実際の被害状況をこの目で確認し、直接励ましをお伝えしたいという思いから、不知火町へと向かいました。

 

 

待ち合わせ場所となった不知火町の大見神社の前に到着すると、目の前にある倉庫で多くのお困りごとや物資の集積にご尽力されているご家族のお姿がありました。そこがまさに髙岡さんのご実家であり、その奥にジュースやアロマを製造されている加工場がありました。

 

実際に拝見した加工場は、今回の震災による被害を少なからず受けておられました。しかし、髙岡さんは「周りの被害と比べたら、うちはまだましな方ですよ」と、少し苦笑いを浮かべながらも気丈にお話ししてくださいました。

 

 

 

自分たちの被害を小さく捉え、まずは地域の復興や周りの方々への手助けを優先される姿には、胸が熱くなる思いでした。

 

厳しい状況の中にあっても、地域を想い前を向く髙岡さん。そんな髙岡さんが心を込めて育てる自然栽培の柑橘やこだわりの加工品を、これからも応援し続けていきたいと思います。

 

 

また、皆様からお預かりした「きくち村義援金」につきましても、第一弾の配分を無事に終えることができました。ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

 

今回現地を巡り改めて感じたのは、被災地が日常の生活を取り戻すまでには、本当に長い時間がかかるだろうということです。

そうした中でも、毎日皆様から温かい義援金が寄せられており、皆様の思いの深さに胸が熱くなります。これから一歩ずつ復旧へと向かっていくにあたり、微力ではありますが、私たちが少しでも力になれればと思う次第です。

 

現在、義援金お届けの「第2弾」の準備を進めております。準備が整い次第ご報告いたしますので、いましばらくお待ちいただけますと幸いです。

皆様の温かいご支援とご協力に、重ねてお礼申し上げます。

 

代表取締役 渡邉義文