自然派きくち村のオリジナルの醤油を作りたい!!

 

これまで、お酒や味噌、酢、など作ってきましたが、やっぱり日本を代表する調味料「醤油」に挑戦したい。

 

そんな思をずっと持っていましたが、なかなか挑戦できずにいました。

 

なぜ挑戦できなかったかというと醤油は時間がかかる、です。

 

天然醸造醤の原料は大豆と小麦と塩だけです。

 

生産者に大豆と小麦を作って表と裏で1年かけて作ってもらいます。

 

その原料を蔵元に送って造ってもらうのですが、仕込んだ後はもろ味を約2年間熟成させなければなりません。

 

 

 

 

その間も、生産者に大豆と小麦を自然栽培で作ってもらい、せっせと蔵元に送り、仕込んでもらい熟成させます。

 

醤油造りはこれの繰り返しです。

 

当然、生産者には先払い、費用はかかるのに醤油を製品にして販売するまで、無収益になります。こんなに時間がかかるなら、ほとんどの醤油屋さんが速醸方式になるのもしょうがないですね。

 

あと、一番大事な問題が、味。

 

挑戦るのは良いのですが、どんな味になるのか全くわかりません。

そこが蔵元の方もなかなか首を縦に振ってもらえないところでした。

 

だからあとは「覚悟」だけです。

 

その覚悟を決め、小豆島にわたり蔵元である正金醤油に向かいました。

 

 

 

 

正金醤油の藤井社長に自然栽培の大豆と小麦で醤油を作りたいこと、その覚悟を熱く語りました。

 

正金醤油さんでは、単独の木桶だけでは出されたことが無いと言われましたが、責任はすべてこちらが持つということで了解をもらいました。

 

 

 

あと小豆島の正金さんに頼んだ理由は木桶です。

 

 

 

現在、日本では木桶で造っている蔵元なくなていて、木桶職人もいなくなっています。

このままでは、日本を代表する調味料、昔ながらの醤油がなくなってしまうかもしれません。

 

日本が世界に誇れる、醸造と発酵の文化を継承していくのも、我々の役目だと思っています。

 

 

2年間熟成した、もろ味を絞る前に伺い、味を見させてもらい、確信しました。

 

「間違いない」

 

こうして完成したきくち村オリジナルなま醤油、おかげさまで品切れでご迷惑おかけするぐらいの大ヒット商品に育ってくれました。

 

しかし、この天候で今年は大豆が取れず、もしかしたら作れない?

かもと思いましたが、どうにかこうにか仕込むことができ一安心。

 

今年はお米が問題になりましたが、これからは、お米以外も大豆や小麦、小豆なども問題視していかなければなりません。

 

なんか、オヤジブログなのに、たまには真面目なともアピールしたいと思っています。(笑)