40人に一人 | 両角 和人(生殖医療専門医)のブログ

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生殖医療専門医の立場から不妊治療、体外受精、腹腔鏡手術について説明します。また最新の生殖医療の話題や情報を、文献を元に提供します。銀座のレストランやハワイ情報も書いてます。

体外受精の出生児


前回の続きになります。

今日も2009年のデータ から抜粋します。


今回は体外受精で生まれた子供の割合をお示しします。


2009年の体外受精胚移植の治療周期総数は213,800周期であり、その結果出生児数は26,680人と報告されています。(表11)


一方2009年の日本の出生総数は1,070,035人です。


計算すると出生総数の約2.5%が体外受精で生まれている事になります。

これは「40人に1人が体外受精から生まれた」ということになります。

以前の記事で2008年度は50人に一人 でした。


2008年は体外受精で生まれた児は21,704人のため、この1年間で約5000人(26680人-21704人=4976人)も増加しています。


その間に総出生数は約22000人減少しています。

つまりこの1年間で急激に体外受精児が増加した事になります。


現在も更に増加しているので、たぶん「35人に一人程度」まで増えているのではないかと思われます。


恐らく来年あたりには「30人に一人程度」になるのではないかと思われます。