敦賀駅の近くで何でループになってるの? 【JR北陸本線 鳩原ループ線】 | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

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トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

FBで話が出て、驚いていた方が何人かいたのがこちら。
 
 

敦賀駅(福井)の南にあるこの濃い青のループ。

これ、JRの北陸本線がループになっている場所があるんです。

 

ある程度、鉄道に詳しい方なら有名な場所ですが、これを見ると驚く方が多いんです。

 

鉄道って、実は急傾斜には弱いのです。

 

敦賀駅の南側の山を見てもらうと結構急勾配です。

ここを真っ直ぐ突っ切るのは、昔の技術では列車が走りきれないのです。

 

だから、ループにして走行距離を稼いで、徐々に緩やかに高度を上げていく必要がある訳です。

 

となると、南側の山を登る必要のある、京都・大阪・米原方面に向かう上り方面の列車だけがこのループ線を通ります。

敦賀から関西に向かうサンダーバード・しらさぎ・新快速はここを通ります。

 

逆に言うと関西方面から敦賀に向かう列車はこのループは通りません。


こういうループ線は、山中の昔から線路のあるような場所であれば、見かけることはあります。

 

例えば、海外で有名なのは、スイスのベルニナ特急のこちらですね。

 

 

日本でも、群馬と新潟を結ぶ上越線や、

熊本と鹿児島の山中を行く肥薩線の大畑駅(おこばえき・熊本)などで見かけます。

 

 

これ以外にも、山中を乗り切る工夫は色々あって、その一端は、こちらの記事を見てもらえればと思います。

 

一旦、線路を折り返して高さを稼ぐ

スイッチバック:木次線(きすきせん・島根)

 

歯車を噛ませて急勾配を確実に登る

アプト式:旧信越本線(群馬・長野)

 

 

今であれば、橋を架けたり、トンネルを掘って済ますことができるようになりましたが、

昔の人たちが、何とかして鉄道で山越えしようとした工夫の跡が、このループ線にはあるのです。

 

 

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