川上用語の基礎知識①
「ストーリーブランディング」
(※川上が生み出した言葉を改めて解説するシリーズ)
「ストーリーブランディング」とは‥
会社・商品・個人の「ストーリー(物語性)」を
社内外に発信していくことで行う
ブランディング手法のことです。
2008年、デビュー作の
『仕事はストーリーで動かそう』の中で
生み出して発表しました。
一般的なブランディングとは
考え方が違います。
一般的なブランディング
=デザインやロゴ等を替えて
見かけを一新する。
(よそいきの服に着替えるイメージ)
ストーリーブランディング
=ストーリーの原石を発掘。
それを磨いて輝かせる。
(普段着でも魅力的にみせるイメージ)
ストーリーブランディングには、
階層の違う3つのストーリーが
リンクしていることが重要です。
これを
「ストーリーブランディング3本の矢」
と呼んでいます。
①志(旗印・大義)
②独自化のポイント
③魅力的なエピソード
これらが同じ方向に向いていると
ちょっとやそっとでは折れない
最強のストーリーになります。
企業などで具体的に
ストーリーブランディングを進める際、
変えるべきイメージが
川上・川中・川下かによって、
考え方が少し変わってきます。
※狭義のストーリーブランディングは
経営レベルのことをいいますが、
広義では商品をストーリーで輝かせて
販売することも含みます。
★経営レベル(川上)では
企業(個人)を「物語の主人公」に位置づけ、
「志」にむかって立ち向かっていくことで
ファンをうみだしていく。
★ブランドレベル(川中)では
生活者を「物語の主人公」に位置づけ、
その商品やサービスを使うことで
自分のストーリーが輝くことを知ってもらう。
★販売レベル(川下)では
その商品が本来持っている価値を、
わかりやすく「見える化」することで
ストーリーをうみだし市場で輝かせる。
※詳しくは、川上徹也の書籍
『物を売るバカ』(角川新書)
『売らない売り方』(日経ビジネス人文庫)
『あなたの「弱み」を売りなさい』(ディスカヴァー21)
‥などを参照にしてください。