トレドのヨハネという修道者が
『風の星座に惑星が集合するとき
風の災害でヨーロッパが滅びるだろう』
そう予言してこれが広がり
大騒ぎになったことがあった
風の星座とは占星術の言葉で
双子・天秤・水瓶座のこと
少しでも天国に行きやすいようにと
木に登るものが殺到した
しかし世界終末が予言されたその日
何も起こらなかった
トレドのヨハネの沽券は地に落ちた
けれどこの予言
全く外れでもないことが分かる
この日この時だったかどうかは分からないが
その時代外モンゴルの砂漠で
バアトル・ イェスゲイという族長に
ひとりの息子が生まれていた
彼はテムジンと名付けられた
成長してチンギス・ハンを名乗る人物
諸説あるが彼は
天秤座の生まれだったことになっている
そして長じて後
ヨーロッパに重大な災いを
もたらすことになった
疾風怒濤のごとく押し寄せて
風の災いというのはある意味
当たりだったんで
ちょっとずれた予言の代表格だよね
マエストロみたいな人もいて
そういうことが起こらないのもいる
本当にその通りになるやつ
『チコ・ブラーエ』の法則で知られる
天文観測家にして占星術師チコ
16世紀後半ヨーロッパで
超新星爆発が観測された
ヨーロッパじゃなくたって
観測できただろうけどね
チコはデンマーク王から
フヴェン島という島をまるまる
プレゼントされていて
税収入までまるごと全部
デンマークの王様は
何でそんなことをさせたかと言うと
彼の才能を見込んで
そこに立派な天文台を建てさせ
きちんとした天文歴を整備
予言精度を上げること
これを計画していた
結局この時に作られた天文暦
チコブラーエの法則に
やがてはケプラーの法則に
つながるんだけどね
その意味では大変な文化事業
間違いなく後世の人類に
貢献した仕事だからね
そして占い師として話を聞く
超新星爆発という異常事態
ヨーロッパ中の外交官が
これは外交記録に残っていることだから
事実だと思うよ
超新星爆発を受けて何が起こるのか?
チコは答えた
北ヨーロッパおそらくフィンランドに
一人の王子が生まれる
この王子は古今稀な大才ではあるが
不毛な天才である
戦争の天才だ
成長するとこの力を
ヨーロッパ中で発揮し
ヨーロッパは荒廃せられるはず
彼は特にドイツを徹底的に破壊
かつてないほど多くの人を殺す
タタールさえなしえなかったほどに
そしてこの戦いの中死ぬ
この予言が成就する頃
チコは死んでいたんだけど
占星術師としての凄腕は
徹底的に確認されたよね
スウェーデン王
グスタフ・アドルフのことだったんだ
ヨーロッパ中を荒廃させ
特にドイツを150年以上
立ち上がれなくした
『30年戦争』の一方の主役
チコは
グスタフ・アドルフ王の
死亡日時まで
正確に予言していた
生まれたのはフィンランドだ
スウェーデン領
ノストラダムスは色々あって
一概には言えない部分があるんだけど
彼がおそらく本物だったと考えられる
一つの理由
20世紀末ロシア
メルクーロフという男が
エンジニアでペンネームらしいんだけど
ロシアの占星術師
リナ・サワンスカヤに
送ってきたところによると
ノストラダムスの予言ってのは
食の周期=サロス
つまり月食とか日食の周期を
元にやっていたらしいんだね
これはマヤ人のやり方と同じやり方
おそらくノストラダムスは
天王星や海王星の存在も
知っていたと
しかし当時まだ
天王星も海王星も天文暦がない
かなり先まであてになる
正確な長周期と言うと
土星の周期
もしくは月食日食の周期しかない
あてずっぽうではやっていない
ただノストラダムスの場合
遺言相続者にあたる人物が
生きていた時代に
予言が当たったことで有名に
この人物が書き換えていた可能性もある
もう一つこの男
つまりノストラダムスだけど
さそり座のアンタレスと射手座の弓矢の
ちょうど真ん中
この辺りに我々の銀河の
中心があることを正確に知っていた
マヤ人も同じように知っていた
こればかりはね
当時の技術でどう頑張って
観測したところで
わからない話だと
その位置がとてもゆっくり動くこと
これも予言の参考にしていた
この一事とったって
ノストラダムスって人
只者ではないことがすぐにわかるよな
『ちびまる子』にも出てくる
ノストラダムス恐怖の大予言
1999年7の月
恐怖の大王空より来る
アンゴルモアの大王を甦らせるために
彼は平和の名のもとに統治する
ガキの頃大騒ぎになってたね
この頃世界が終わるって
みんな言ってた
ちょうどその頃
占星術上の不動宮グランドクロスが起きた
水瓶・牡牛・獅子・蠍
大惑星が集結だから
大地震が起こるとか
大戦争が起こるとか言われていたけど
来なかった起きなかった
五島勉さんあれ以来
全然出てこなくなったよね
あの頃現実に何が起きていた
トルコや台湾の地震とか
日食とか色々あった
『恐怖の大王』って何だ?
今にして思うと
これは私流解釈だけど
ウラジミール・プーチンのことだ
多分 いや間違いなくそうだ
『アンゴルモアの大王』は
『モンゴリアン』のアナグラム
というのはよく言われるけれど
旧ソ連の事実上の建国者
ウラジミール・レーニンは
モンゴル人だった
おそらく10カ国以上の混血だけど
血で言うとモンゴル人血統が
一番濃いよね
1453年5月
オスマントルコの皇帝
メフメト3世による攻略で
東ローマ帝国は滅亡した
コンスタンチノープルはやがて
イスタンブールになってしまうわけだ
東ローマ教会は
宿無しになってしまった
ビザンチンキリスト教を
受け入れたロシアへ
ここでイワン雷帝が大いに庇護
イワンは
悪魔のように凶暴だったけど
バカみたいに信心深い男でもあったんで
そしてこれを正式に国教会としたのは
ロシア帝国史上唯一のモンゴル人皇帝
ボリス・ゴドゥノフだったんだ
旧ソ連的権威の復活
ロシア正教会ルネサンス
どちらもプーチンが始めたこと
そしてプーチンはこの99年7月の時期
(正式就任は8月)首相に
ノストラダムス時代との
暦のズレを考えれば誤差の範囲内
エリツィンを激怒させ解任された
プリマコフの後任だ
ソ連衰弱と崩壊後
ロシアは侮られている
政治軍事文化そして経済
あらゆる部門でロシアを復活させる
明らかにプーチンはそれを考えているが
結局それをやりだすと
ロシアではイワン雷帝流に
やるしかなくなるんだ
スターリンがそうであったように
『イワン雷帝』というのは
日本語の意訳で
英語ではそうは言わないよ
“ IVAN the Terrible ”=『恐怖王イワン』
どこでも通る名前だよね
恐怖の大王の名前がついた人
昔からいたんだよ
それが99年7の月前後に復活している
と言うんだから
これはプーチンのことだよ
普通に考えればそうじゃん?
そしてこの頃からまずアフリカ
そして最終的にはニューヨーク9.11
空から来る恐怖=terror
そういう時代になってるじゃん?
どうしてこの事
誰も言わないんだろうかと思うよ
指定時刻や故事来歴からも
これはプーチンのことだよ
ノストラダムスはプーチンの出現を
人類史の重大な曲がり角と
考えているみたいだね
大きな役割を担っていると
よきにつけ悪しきにつけ
まあアメリカの大統領は
せいぜい2期8年の雇われマダムだけど
プーチンはそうではないからね
その気になれば終身大統領でいられるし
全世界を何度も滅ぼせるだけの
核ミサイルを現実に持っている
スターリンは恐ろしい男だったが
あの頃のソ連の国力は
大したことはなかった
しかし現在のロシアは違う
困ったことに
プーチンはとても利口な人物
おそらく現在の地球上の政治指導者の
誰よりもそうだろう
この人物の登場を透視していた
ノストラダムスとしては
どう考えたかね
私なんか予言者と言われて
最初に思い出す人の一人に
ジーン・ディクソンがいるんだけど
(1904~1998)
10代の頃から
ホワイトハウスに出入りしていた
フランクリン・ルーズベルトの時代だけど
とても異常なことだよね
当時の大統領の権威
今とは比べ物にならなかったからね
大変なことですよ
能力が本物視されていた
ということ以外何もないよね
しかもルーズベルトは
大戦争を指導している大統領だよ
1945年1月
ジーン・ディクソンは
ホワイトハウスに呼ばれた
当時まだ21歳になったばかり
車椅子のルーズベルトは衰弱していた
第二次世界大戦は帰趨が見えていて
戦後の世界支配体制を決める
ヤルタ会談に臨む直前だった
ルーズベルトは
最大の関心事を切り出した
『 こんな身体でも
片付けるべき残務があるんですが? 』
ディクソン は答えた
『 私が大統領ならば
なるべく早く済ませようとするでしょう 』
ルーズベルトは重ねて尋ねた
『 なるべく早くと言われるが いつまで?』
『 今年の前半までに 』
( ルーズベルトはこの年4月12日に死亡)
ルーズベルトは長嘆息した
『 そうですか
私はもう少し長く生きられるか?
と思ったんだが 』
ジーン・ディクソンには
ルーズベルトの関心事が見えた
『 スターリンのソ連は信用できるか?』
『 大統領 スターリンのソ連と合衆国が
交戦することはこの後もありません
この先紆余曲折はあるでしょうけれど 』
その時ディクソンとルーズベルト
脳裏に浮かんだのは将来の敵:中国だった
東西冷戦:コールドウォーは
何度もヒートアップした
キューバ危機もあったけど
結局ディクソンの予言は正しかったね
ルーズベルト後の大統領にも
ディクソン信者は存在した
第37代リチャード・ニクソン
在任中にミュンヘンオリンピック
選手村でイスラエル選手団が
パレスチナ人ゲリラに襲われ殺される
という大事件が起きた
ニクソンにとっては他人事ではなかった
アメリカではもっと起こり得る話
ディクソンとニクソン
何度も会っていたが
いつも行き来があるわけじゃなかった
しかしニクソンが信頼する女性秘書
ジーン・ディクソンの友人だった
ニクソン『 彼女は何て言っているかな?』
秘書 『 イスラエルの 大使が
アメリカ国内で暗殺される と 』
ニクソン 『 なんだって!
アメリカ国内で! 暗殺!? 』
このイツハク・ラビン:イスラエル大使
後にイスラエル首相となり
PLO との和解協議に臨むことになる
人なんだけど
もちろんアメリカで
暗殺はされなかったけど
後に暗殺されてるんですよ
このテの話は時期がずれることがあるわけ
だから外れたからといって
安心もできないんだ
ジーン・ディクソンと女性秘書の話を
ニクソンはキッシンジャーに打ち明けた
キッシンジャーは声も出ないくらい
驚いたと言う
この20世紀後半
1970年代アメリカにおいて
最高指導者がそんな話を
真に受けているのか?
ともかくキッシンジャーはそう思ったらしい
キッシンジャーは若い頃
彼はドイツからの亡命者ですからね
ナチスのオカルト組織
アーネンエルベの尋問にあたっていた
ことがわかっている
だからこっち向きの話も
詳しかったはずだけどね
ジーン・ディクソンの
大ハズレ予言ってのはたくさん
あるんだけど
私も判断を留保してるんだ
見てきたように
これから当たるかもしれないからだ
1962年2月5日早朝中近東のどこかで
聖書に預言された
反キリストが生まれているという話
昔から有名だけどね
生きていればもう56歳のはずだけどね
あと今気になっているのはこいつ
1980年代の半ばに
彗星が大西洋に衝突
大津波が発生して
人類史上最悪の災害になるという話
それによってソ連の世界征服計画が
頓挫することになるとも言っていた
もちろん起きなかったけど
80年代半ばに別の災害は起きたよね
チェルノブイリ原発事故
あれで旧ソ連は再起不能に
旧ソビエトの世界征服計画を
妨げる大災害は起きたわけ
小惑星や彗星が衝突しなくても
巨大津波は起こるよ
現在ハワイで海に流れ出して
へばりついている溶岩
スペイン領西インド諸島の火山島
パルマ島だっけ?
新大陸方向に切れ目が入っていて
今度火山活動が起きた時落下して
大西洋に大津波を起こす
可能性が高いと言われている
ディクソンはそういうものを
見ていたのかもしれないでしょ?
私はこういう話
ムゲに馬鹿にしたりはしないよ